森ゆうこ議員のサンフランシスコ効果? で国民民主の支持率大幅下落か

時事通信が11月15日に発表した11月の月例世論調査で、安倍内閣の支持率は48.5%と、前月比で4.3ポイント増加したことがわかりました。

10月からは消費税が8%から10%に増税になりました。

しかも、2閣僚の辞任や大学入試への英語民間試験の導入見送りなど、政権の不手際が相次いだにもかかわらず、安倍政権の支持率は上昇したのです。

 

この世論調査は毎月行われているもので、今回は11月8日~11日に、全国18歳以上の男女1986人を対象に個別面接方式で実施、有効回収率は62.5%だったそうです。

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国民民主党、N国党に並ぶ

注目すべきは、国民民主党の政党支持率です。

9月、10月と0.6%だった政党支持率が、11月の調査では、0.2%と3分の1に減っています。激減です。

「NHKから国民を守る党」と同じになっています。

 

支持率低迷の原因はやはり「サンフランシスコ」では?

この期間に起こった出来事と言えば、

10月11日夜、10月15日の国民民主党の森ゆうこ議員の予算委員会での質問の質問通告が遅れてて帰宅できない、との官僚アカウントと思われる匿名ツイッターの告発。

同15日の質問で、森ゆうこ議員が、国家戦略特区ワーキンググループの原英史さんを、根拠もなく犯罪者呼ばわり。

翌16日に、森ゆうこ議員の質問要旨で公開していない情報が、第三者である嘉悦大学教授の高橋洋一さんに内閣府から漏えいしたと、緊急記者会見を開き大騒ぎ。



ところが、25日に、高橋洋一さんのツイートのタイムスタンプを、日本時間からツイッターの本社があるサンフランシスコの太平洋夏時間に自分たちで改ざんしていたことが発覚。

森ゆうこ議員たちが改ざんして16時間前になっていたツイートから、時系列を勘違いしていただけでした。

https://twi55.com/mori20191025/

 

11月1日に、高橋洋一さんのツイートのタイムスタンプ改ざんについて真相を明らかにするための、「ツイート時刻変造問題調査チーム」が開かれるも、柚木道義議員、今井雅人議員、森ゆうこ議員、原口一博議員らは、バックレて出席せず、逃亡しました。

https://twi55.com/mori20191031/

※ツイートのサンフランシスコ時間トリックについての考え方。最初は情弱によるミスの可能性がありますので「疑惑」。11月1日にツイートのタイムスタンプの変造について説明を求められても、無視をして国会議員としての説明責任を果たさず、それ以後、嘉悦大学教授の高橋洋一さんの冤罪を固定化させようとしている行為が「改ざん」。

 

11月8日、日本維新の会の足立康史 衆院議員に、森ゆうこ議員の質問通告が夜10時だったことを暴露されてしまいます。

https://twi55.com/mori20191108/

と、国民民主党の「森ゆうこ議員まつり」だったわけです。

ここ1ヶ月間での、国民民主党の低迷の原因は、これ以外に考えられません。

 

支持率0.6%も0.2%も、ほとんどゼロだから変わらない、という意見もあるようですが、玉木雄一郎代表が一生懸命、党のイメージアップをはかっても、森ゆうこ議員ひとりの活躍によって、政党支持率はこんな状態になってしまったということが推測できるでしょう。

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