有田芳生 副幹事長がオムレツマントを揶揄しているので作者の野原邦彦さんの解説をしておこうと思う

いろいろな国内産業の振興も、国会議員の重要な仕事のひとつと以下略ちゃんは考えています。

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「アホまるだしだね」

立憲民主党の有田芳生 副幹事長が河野太郎外務大臣を批判するときに何度も使っている画像、「オムレツマント」の写真が気になります。

 

有田芳生 副幹事長の河野太郎オムレツマントの画像ツイートはこの他にも数回あります。

3Dオムレツマントを河野太郎外務大臣のパフォーマンスだととらえて、揶揄しているツイートのように見えます。どうみても悪意があります。

野党ですから、外務大臣を批判するのは当然です。

しかし、この写真で揶揄するということは、この作品と作者を揶揄しているように見えてしまい、個人的にこの画像を使ったツイートが流れてくるたびに不快な気分になります。

国会議員が画像を引用するにあたり、その作品の作者について記載しないのは失礼なのではないでしょうか。

 

少なくとも、この作品がどのようなものであるのか、きちんと調べて理解していれば、まともな国会議員ならばこの画像をこのように揶揄に利用することは躊躇するはずです。



「野原邦彦 ステキな時間」

「オムレツマント」は北海道恵庭市出身の彫刻家 野原邦彦さん(37)の彫刻作品です。

2017年12月24日から2018年1月2日まで、初めての個展「野原邦彦 ステキな時間」が上野の森美術館で開催されました。

野原邦彦さんは、香港や台湾など、アジア各国でも展覧会を行っています。

 

「オムレツマント」の持っている国旗は、昭和の時代に日本橋三越のお子様ランチのオムライスに国旗が立っていて、それをきっかけにデパートの食堂を中心に大流行したことがモチーフのようです。



自分自身が「彫像アート」になれる3D動画フォトブース

「アートフェア東京2018」は2018年3月9日から3月11日まで、東京都庁の跡地に建設された東京国際フォーラムにて開催され、60,029人の来場を記録しました。

「アートフェア東京」は、日本のアート市場とアートシーンを国内外に発信する日本最大級の国際的なアートフェアです。内閣府をはじめ6省庁、並びに93カ国大使館が後援をしています。

 

「野原邦彦 ステキな時間」では、特殊カメラの前に立って撮影すると、会場内でも展示している彫刻家の野原邦彦の彫刻「オムレツマント」になれるという3D動画フォトブースが設置されました。

数台のカメラで撮影された画像は、ストップモーション動画となってSNSでシェアすることができるとされています。

 

このカワイイ作品は木彫りだそうです。

河野太郎外務大臣は「アートフェア東京2018」に実際に訪れ、自分自身が「オムレツマント彫像アート」になれる体験をして、SNSに投稿されただけのようです。

河野太郎外務大臣だけではなく、他にも何人もの方が、SNSにこの「オムレツマント」の画像を投稿されています。

いわばSNSでは、ありふれた写真なのです。

アートフェアを盛り上げようとサービスする河野太郎外務大臣と、アートフェアの写真投稿企画を揶揄に利用するだけの有田芳生副幹事長。

考えが浅いのは、どちらでしょうね。



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