「地元の住人から情報入手! 熊が出る山奥に建つポツンと一軒家」
朝日放送テレビの制作の『ポツンと一軒家』がレギュラー化され、テレビ朝日系列で2018年10月7日から毎週日曜日の19時58分 – 20時54分に放送されることになりました。初回10月7日は18時30分から2時間半スペシャルの放送でした。
その2時間半スペシャルでは、4軒の『ポツンと一軒家』が登場するのですが、一番目立つレギュラー化、最初の1軒目が、「アベ政治を許さない」だったことが話題になっています。
とつぜん現れた「アベ政治を許さない」
「地元の住人から情報入手! 熊が出る山奥に建つポツンと一軒家」だそうです。
「ポツンと一軒家」っていう番組を見てたら、家の中の壁に「日本の誇り 憲法9条」とか「安倍政治を許さない」っていう貼り紙をした人が最初に出てきた。あと何話かあったのだけど、そこで続けて見る気が失せた。バラエティだと思って楽しんでるのに、こういう政治色が強い人を出さないで欲しいな。 pic.twitter.com/C2mPsHFBXm
— kululucurry (@kululucurry) 2018年10月8日
今日からレギュラー化されたテレ朝の「ポツンと一軒家」がなんかアレな件…あ!察し(°▽°)! pic.twitter.com/FhyNVnz1CO
— すばる☆ (@Ciel109iLuna) 2018年10月7日
話題の「アベ政治を許さない」は、番組最初から21分頃のシーンだけではなく、27分頃のシーン、31分頃のシーンと合計3回、一瞬ではなくけっこう目立つ形で登場します。
ロケスタッフや番組制作者が「アベ政治を許さない」のポスターに気が付かないはずはなく、あえてこの位置で撮影し、モザイクもかけずに放送したものでしょう。
お願いだから、楽しめる番組に政治的要素をぶち込まないでほしいです(°▽°)
— すばる☆ (@Ciel109iLuna) 2018年10月8日
こういう政治色が強い映像ってモザイクかけたりしますわな。街の政党とか議員さんのポスターとかってかけてるじゃないですか。
— ふっくん@猫かわいい (@gibsonlpswr) 2018年10月8日
「阿倍政治を許さない!」の他にも、「憲法9条日本の誇り」というのも映り込んでましたね。
— めぐる (@9yLhMi4exKInb8k) 2018年10月7日
この番組を見ていて、見事にストーリーが立てられていて、いくら偶然を装っても気が付きます!放送作家が見事に作り上げた番組!偶然の上に偶然とを装っても直ぐにバレます!
— 中島三郎助 (@fujiyama0138) 2018年10月8日
相澤征雄さんは、東京の元小学校の図工の先生で、退職後に奥さんとふたりで岩手県に移住されたそうです。もともとは山形で生まれ、秋田で育ち、岩手の大学に進みました。
住宅は新潟の古民家を移築再生したもので、屋根と床と壁は新しいけれど、骨組みはそのままだそうです。
新潟県に建っていた築150年の古民家。解体してバラバラにして岩手県まで運び、ここでまた元通りに組み直しました。今年で築165年になります。
ブログで安倍批判
特筆すべきは、相澤征雄さんは『庵壱日記』というブログを書かれていることです。固定ファンのいるブログのようです。
古民家移住ブログとおもいきや、たびたび安倍政権批判が登場します。
国会で安保法制の審議か始まりました。 「憲法の条文のどこを見ても、集団的自衛権を認める根拠はない。 この法案が提出されたこと自体、大問題で、憲法九条と平和主義だけではなく、法治国家である国の根幹が、いま、大打撃を受けていると感じています。 安倍首相は、集団的自衛権行使の条件として、「存立危機事態」なるものを持ち出しましたが、その定義の「我が国の存立が脅かされ」「国民の権利が侵害され」る「明白な危険」とは、まさにいま安倍政権が引き起こしている事態でしょう。2015-5-31
安保法案 政府は国民の反対の声を無視して衆議院での採決を強行しました。憲法に違反し戦争をするための法案は 撤回・廃案しかありません。澤地久枝・瀬戸内寂聴さんたちの呼びかけに応え 庵にも「ポスター」-文字は金子兜太さん- を貼りました。2015-7-19
「前原ころころ どんぶりこ 小池にはまって さあ大変 枝野が出てきて こんにちは 志位さん一緒に 遊びましょ」 安倍退陣を願っています。2017-10-19
昼の弁当のあと Sさんの話で学習会 題して「安倍政治を牽引する 日本会議 -戦前・戦中回帰への情念ー」。 日本会議は 「国民主権や平和主義 さらに基本的人権の憲法三原則は日本を蝕む虚妄である」と主張するなど 詳しく現政権の危険性が語られました。 森友学園の生徒への指導内容などを考えると 末恐ろしくなります。 早期に退陣してほしいもの。 2018-4-18
「地元の住人から偶然に情報を入手した」というのはかなり怪しい
https://youtu.be/K3xLN0Z00Bs
岸内閣時代のデモも登場
さらに、3軒目の『ポツンと一軒家』では、60年安保闘争で、岸内閣時代、日米安全保障条約の改正に反対して全国で起きた大規模なデモで、国会前の警備にあたったという嶋田豊さん(81)の埼玉県の一軒家が登場します。
この構成は、現地で偶然見つけた一軒家などではなく、練りに練った番組構成なのだと思います。
「憲法改正を許さない」というメッセージを、何も考えずに番組を見ている人に刷り込もうとする地道な隠れた意図が透けて見える朝日放送の番組でした。(笑)