【加計】事実誤認健忘症?でパワハラ恫喝の櫻井充議員の4月17日のトンデモ質疑

4月17日の参議院 農林水産委員会

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自分の勝手な思い込みで切れまくる

事実誤認を元に、昨年、山本幸三大臣に「出ていけよ!」と怒鳴りつけていた民進党の櫻井充議員が、またしでかしました。

4月17日の参議院 農林水産委員会で岡本直之 内閣府地方創生推進事務局次長の答弁に対して、事実誤認の思い込みを官僚に押し付けるパワハラともいえる恫喝を繰り返しました。

「特区の提案者が総理官邸に行くということはあるんでしょうか」「承知していない」

まず、基本情報として、今回、櫻井充議員が問題視している平成29年6月8日の国会質疑を御覧ください。

参議院 内閣委員会 櫻井充と内閣府地方創生推進事務局長 佐々木基 平成29年6月8日

参議院 内閣委員会 櫻井充と内閣府地方創生推進事務局長 佐々木基 平成29年6月8日

○櫻井充君 佐々木事務局長にお伺いしたいと思いますが、特区の提案者が、特区の提案者が総理官邸に行くということはあるんでしょうか。
○政府参考人(佐々木基君) 私どもとしては承知していないところでございます。
○櫻井充君 そういうことなんですよね。内閣府の所掌事務ですから首相官邸に行く必要性がないんですが…。

「特区の提案者が総理官邸に行くということはあるんでしょうか?」という櫻井充議員の質問に対して、内閣府地方創生推進事務局長の佐々木基さんが「承知していない(わからない)」と答えています。

このやりとりは重要です。これがポイントですから、よく覚えておいてください。

「内閣府の所掌事務ですから首相官邸に行く必要性がないんです」の発言は、質問した櫻井充議員が勝手に言っているだけなのです。

ポイント

  • 佐々木基 内閣府地方創生推進事務局長の平成29年6月8日の答弁「私どもとしては承知していない(わからない)ところでございます」

 

4月17日の櫻井充議員の事実誤認により恫喝を繰り返すトンデモ質疑

櫻井充「官邸を訪れることは一般的なことではないと、こないだ前の委員会、ここでの時に答弁してくれている」「なんで答弁変わるんですか」

民進党 櫻井充参院議員

櫻井充「まず最初、事実確認からいきたいと思います。今治市の記録によればですね、4月の2日にまず内閣府を訪れて、そしてその後に、えーと内閣官房を訪れていると。これ記録に残っております。
で、藤原審議官は、そのようなことがないとおっしゃってますけれど、あらためて2015年の4月の2日、内閣府の方に今治市の職員、それから愛媛県の職員は訪れて、藤原さんのところに訪れているんでしょうか?」

岡本直之 内閣府地方創生推進事務局次長

岡本直之 内閣府地方創生推進事務局次長「お答えいたします。あのー、ご質問につきまして、当時の担当者に確認をしております。この27年、平成27年の春頃でございますが、たいへん多くの自治体の来訪がある中で、4月下旬の提案の集中受付期間の開始前か後、日付の特定はできませんけれど、このあたりで愛媛県と今治市の職員が当事務局を来訪されたと承知しておると聞いております」

櫻井充「あのー、別にここはですね、言っときますが、特区は内閣府の所掌事務なので、別にですよ、内閣府に今治市の職員が来ても愛媛県の職員が来てもおかしくないんですよ。まったくおかしくないんですよ。別にそこまでですよ、おびえながら答弁していただく必要性はないのであって、ここは当然のとこなんですよ。
問題はこっから先です、まず一般論でおうかがいしておきたいと思いますが。特区の担当者、地方の担当者が、特区の案件で官邸をこれまで訪れたことは何回あるでしょうか?」

岡本直之 事務局次長「お答え申し上げます。特区を提案しようとする自治体や民間事業者が、それぞれのご判断で正式な提案の窓口以外にも、さまざまな形でご指摘にありましたように、各方面に要請活動やお願いに行くということは一般的に考えられることでございます。で、ただ、それぞれの提案者のご判断で、さまざまな活動を行うわけでございまして、内閣府としてそのような実際のさまざまな活動を把握することは困難でありまして、地方の担当者が官邸を訪れるケースの方については内閣府としては承知をしておりません

櫻井充「すいませんけど、ダラダラ答弁しないでください。答えられない人がなんで立つんですか。答えられない人が立つことじたいが問題なんですよ。

答えられる人に答弁していただきたい。ちゃんと官邸で官房の方に来ていただいているはずですから。
おうかがいいたします。官邸を訪れることはあるんでしょうか?」

櫻井充(着席のまま不規則発言)なんで、オマエが(望月参事官)手を挙げないんだよ! 最初から(怒鳴りつける)。

おかしいじゃないか、答えられる奴がちゃんと手をあげろよ」

望月 明雄 内閣官房内閣参事官

望月 明雄 内閣官房内閣参事官「失礼しました。官邸の訪問予約につきまして、訪問予定者の入邸確認後、その使用目的を終えることに加えまして、外部からの入邸者数1日あたり300から400名となってございます。
で、これをすべて保存するのは個人情報を含んだ膨大な文書を保管するということになりますので、」

櫻井充(ヤジ)「名簿があるとしかおもえないだろ!」

望月 明雄 内閣参事官「遅滞なく廃棄させていただく取り扱いになっております。なお、委員の方から一般的な予約の流れということでいただいておりますので、(櫻井充の不規則発言あり)、よろしいですか、以上でございます」

「(内閣府は)特区の担当者が官邸を訪れることはありません」と答えた???

櫻井充「質問にちゃんと答えてください。時間の無駄です。
すいませんが、前の委員会では、一般的にはですよ、特区の担当者が官邸を訪れることはありませんと答えてますよ。違うんですか?
なんで答弁変わるんだよ(怒鳴る)

岡本直之 事務局次長「特区関係の質問でございます。(答えられない人、と怒鳴られたので)
先程申し上げましたけれども、特区を提案しようとする自治体、民間の事業者がそれぞれにさまざまな活動の中で」

櫻井充(ヤジ)「聞いてないそんなこと、ダラダラ答えんじゃないよ(怒鳴る)」

岡本直之 事務局次長「われわれにつきましては、すいません、官邸を訪れるケースのものについては内閣府としては承知してございません

徳永エリ(不規則発言)「聞こえない最後」

岡本直之 事務局次長「あの、内閣府といたしましては、自治体が官邸を訪れる…(櫻井充が遮る)」

櫻井充「あのーすいませんが、そんなこと聞いてませんよ。
前に聞いた時には、もっとちゃんと素直に答えてくれてますよ。官邸を訪れることは一般的なことではないと、こないだ前の委員会、ここでの時に答弁してくれているじゃないですか。
なんで答弁変わるんですか? そういうふうに。
そこを聞いてるんですよ」

岡本直之 事務局次長「お答え申し上げます。参議院の内閣委員会、参議院の農水委員会でこれまでもご質問がございました。
あのー、例えば平成29年6月8日、これは先生からですね、当事務局の局長、佐々木にご質問いただきました。その際も、特区の提案者が官邸に行くということはあるんでしょうかというご質問いただきました。事務局長から、私どもでは承知していないところでございますというふうに答弁させていただいております

櫻井充「まあ、いいや」(えっ、いいんかい?)

動画3分15秒から

https://youtu.be/SRgV496yBzo?t=3m15s

 

内閣府の官僚の答弁は変わっていない、おかしいのは櫻井充議員の方

櫻井充議員の国会質疑は見ていて非常に不快です。

わけのわからない自分の主張を押し付けるために怒鳴り散らして、立場上逆らうことのできない官僚を恫喝して有利に質疑を運ぼうとしているようにしか見えないからです。

立場の違いを利用して怒鳴りつけるのは、明らかにパワハラです。

しかも、怒鳴りつける原因が、櫻井充議員の思い込み、勘違いによることが多いので呆れてしまいます。

今回も、「一般的に、特区の担当者が官邸を訪れることはありません」という発言を官僚に言わせようとして切れまくって怒鳴り散らしているわけですが、最初の動画で確認できるように、過去の委員会で官僚がそのように発言したことはなく、まったくの櫻井充議員の記憶違いによるものです。

それなのに、「なんで答弁変わるんだよ」などと怒鳴りつけています。

明らかにフェイクであり、何も知らない国民を恫喝パフォーマンスで騙そうとしています。

どうして、これが懲罰にならないのか不思議です。

ニコニコ生放送では「パワハラ」「恫喝」のコメントで溢れた

櫻井充議員は、相手の発言をそのまま受け取らずに、脳内変換した自分に都合のいい内容として記憶してしまうようです。

それで、相手を恫喝して怒鳴りまくるのですから、たちが悪すぎます。

記憶能力に問題があるのではないかとすら疑ってしまいます。

ポイント

  • 櫻井充議員は相手の言葉をそのまま受け取れず、自分の中で脳内変換した(相手の言っていない)言葉として記憶している。
  • 間違った記憶を元に、相手の答弁が変わったと怒鳴り散らす。
  • 叱りつけるパフォーマンスで、官僚の答弁が変わったとのフェイクな印象を残す。⇨安倍は嘘つき



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