塩村あやか議員の開示請求にみる珍しいパターンのデマ

立憲民主党の参議院議員の塩村あやかさんが、成立したAV新法が差別的であると現役セクシー女優さんやその支持者から批判されています。

その批判の中で頻繁に取り上げられているのが、塩村議員の昔のさんまさんのテレビ番組「恋のから騒ぎ」の出演時の発言です。

「恋のから騒ぎ」ではネタなのかホントなのか、よくわからない破天荒な若い女性の発言が飛び出すのですが、塩村議員の昔のその発言エピソードが女性の人権を守るという姿からはかけ離れているようにみえてしまうことから、たびたび発言がSNSで引用されています。

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「妊娠した」はエイプリルフールでのウソ

塩村議員は、現在、Twitterでの書き込みについて複数の開示請求訴訟を起こしているようで、

You Tubeの「裁判所皆勤中、さんそんチャンネル」で、この塩村議員の「恋のから騒ぎ」開示請求訴訟について取り上げています。(記事下に動画あり)

塩村議員によれば「妊娠したとウソをついた」と「1500万円慰謝料もらった」という発言はあるが、それは別の放送回の発言だということ。

平成19年5月19日放送のテレビ番組「恋のから騒ぎ」で、

「今まで付き合った人は慰謝料くれた」、「一番すごい人でどれくらい渡さはったんや?」と問われて「1500万円」と発言したことがある。

また平成19年5月12日放送のテレビ番組「恋のから騒ぎ」で、エイプリルフールにおいて、交際相手に「妊娠した」というウソをついたことがあると発言したことがある。

つまり「妊娠した」はエイプリルフールでのウソにすぎず、この2つのエピソードをつなげて「妊娠詐欺」などとするのはデマであるということのようです。

220714塩村あやか開示請求

そうはいっても、塩村議員の「恋のから騒ぎ」での発言エピソードは、どちらもトンデモ発言に思えてしまいますので、これを聞いた少なからずの人が、発言内容の衝撃に同じ恋人とのエピソードと勘違いしてしまうのも無理からぬ事のように思えてしまいます。

デマはデマなのですが、2つの発言のつなぎ方が間違っているという、珍しい分類のデマに当たると思います。



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