五輪勲章を菅総理や小池都知事がもらってネット大荒れ? 実は韓国大統領ももらっていた金章

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、IOC総会で五輪運動の発展に寄与したことをたたえる「五輪オーダー」(功労章)で最高の金章を、特例で菅義偉首相と東京都の小池百合子知事に授与すると明らかにしました。

これをスポニチ・アネックスさんが、8月8日15時31分の記事で、いつ撮影か不明の菅義偉 総理の困ったような表情の写真を使って、「日本の国民感情を無視した意味不明の“叙勲”だ」と批判記事にしています。

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「最高勲章」国民感情逆なで表彰にネット大荒れ?

バッハ会長が、日本の代表と東京都の代表に勲章をおくるということが、なにか特別なことのように記事には書かれています。

ネット上では驚きや怒りの声が続出しているのだそうです。

これに対し、ネット上では驚きや怒りの声が続出している。「IOCからしたら功労者かもしれませんが日本国民からしたらこの2人は戦犯です」「国民を売ってIOCに貢献したというご褒美かな?」「日本をめちゃめちゃにしたで章」など辛らつな声が並び、祝福する人はほぼ皆無。さらには「ついでに二人を持って帰ってくれ。どう処分してもいいから」など、五輪閉会と同時に菅首相と小池都知事の退任を願う声もあった。

(出典:スポニチ・アネックス 2021年8月8日)

個人的には、このスポニチ・アネックスさんの記事は、記者が書きたい主題にあうネットのごく一部の意見だけをことさら取り上げた偏向記事だと思っています。

この記事に、「そうかなあ。 別に何とも思わないけどなあ。 個人的には、こんな写真を使って一部の声を取り上げて印象操作する悪意あるマスコミを叩きたいと思うけど」とコメントを付けた所、短時間で約3600以上のいいねをいただいています。

大荒れということですが、私のTwitterのタイムラインはぜんぜん荒れていません。

どこで大荒れしているんでしょうか?

韓国大統領も、IOCから「五輪勲章」を授与される

ところで、2018年2月9日から2月25日まで、韓国の平昌で冬季オリンピックが開かれました。

この平昌冬季オリンピックのときにも、国際オリンピック委員会(IOC)から韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に、五輪金章勲章が授与されています。

2018年8月30日の韓国の中央日報の記事では、次のように伝えています。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が30日、国際オリンピック委員会(IOC)から平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)金章勲章を授与される。青瓦台(チョンワデ、大統領府)によると、文大統領はこの日午後2時、青瓦台本館2階接見室でトーマス・バッハIOC委員長から五輪金章勲章を授与される。
五輪勲章はIOCが1975年に作った賞で、オリンピックの発展と運動の拡散に貢献した要人を選んで金・銀・銅章を授けている。金章勲章は五輪主催国の首長に無条件で授与するものではなく、オリンピックを成功裏に開催されるか功労があるとIOCが判断した場合に贈っている。
韓国では、故・金澤壽(キム・テクス)大韓体育会長、故パク・セジク ・ソウルオリンピック組織委員長、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長、故・鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ会長、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)元大統領などが五輪勲章を授与されたことがある。

(出典:中央日報 2018年8月30日)

この金章の勲章はオリンピックが成功すると与えられるもので、前回の冬季オリンピックで韓国の大統領ももらっていたんですね。

どうして、東京オリンピックで菅総理や小池都知事がもらうときは問題視するんでしょうね。

ちょっと理解に苦しみますね。



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