都民ファ除名の木下ふみこ氏 自民党の議員が「離党」で「議員辞職」をしないことを批判していたツイート見つかる

7月4日投開票の東京都議選で当選したばかりの「都民ファーストの会」の木下ふみこ都議が都議選の期間中に車を無免許で運転して人身事故を起こしたとして、5日付で除名処分となりました。

その木下ふみこ都議が、自民党の議員が「離党」で「議員辞職」をしないことや、河井克行 氏の「辞職」が遅れたことについて批判していたツイートが見つかりました。

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公明党の遠山清彦氏が議員辞職

  • 公明党の遠山清彦 前財務副大臣は、2021年1月8日から新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されている中、1月22日深夜まで、銀座の高級クラブで知人と会合。
  • 1月27日、菅義偉総理大臣が参議院予算委員会で、遠山と自民党の松本純衆院議員が、それぞれ緊急事態宣言中に銀座のクラブを深夜に訪れていたことについて謝罪。
  • 1月29日、遠山が代表を務める資金管理団体「遠山平和政策研究所」が、キャバクラなどの飲食費を政治資金から支出していたことが判明。支出は5件約11万円分で、自身が関わっていたのは関係者とスナックに行った際の1件(2万円分)。残る4件は公設秘書が後援会関係者らとキャバクラで飲食した費用。
  • 遠山氏は事実関係を認め、公明党幹事長代理を辞任しました。
  • 2月1日、一連の問題の責任を取るかたちで、議員辞職の意向と次期衆院議員総選挙への出馬を見送る意向を示しました(辞職に伴い吉田宣弘が繰り上げ当選)。

自民党の議員が「離党」で「議員辞職」をしないことを批判

2021年2月1日、木下ふみこ都議は「公明党の遠山清彦議員が辞職を表明」したニュースを引用して、自民党の議員が「離党」で「議員辞職」をしないことを批判されています。

ご都合主義の「ウラ」があったのか

参院選広島選挙区をめぐり、公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われた元法相の河井克行被告=自民党を離党=は3月25日、衆院議員の辞職願を大島理森衆院議長宛てに提出しました。

この河井氏の辞職が遅れたことについて、木下ふみこ都議は「河井克行氏のこの時期の辞職には、こんな、ご都合主義の「ウラ」があったのか!!」などと、批判されていました。

さて、木下ふみこ都議ご自身の不祥事については、どのような態度を示されるのかが注目されます。



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