フリーランスの政治ジャーナリスト 安積明子さんが、2020年9月25日の加藤勝信 官房長官記者会見で、「長官はネットで『たわし』というあだ名が付けられている」と指摘、加藤官房長官は「(たわしは)しっかり磨くための道具でありますから、自ら磨いていきたい」とシャレた返しをして、場内で笑いが起こりました。
ただし、まだまだ「たわし」があだ名だと決めつけるのには、ちょっと時期尚早で違和感があります。
あだ名はたわし?
インターネットでのあだ名というのは、主にニコニコ生放送でのコメントのことです。
【愛称たわし?】菅官房長官時代はガースーの愛称だったが、加藤官房長官はどういう愛称がネットでつけられているのか知っているかの質問に、加藤勝信官房長官「特に承知はしておりません。教えて頂ければと思います。(”たわし”と付けられてる)しっかり磨いていきたい」
んな話はじめて聞いたわ。 pic.twitter.com/cO5QG0SQsP— Mi2 (@mi2_yes) September 25, 2020
一番多い「愛称」は「カトちゃん」
加藤官房長官のこの「愛称」は、短くて硬そうな髪型から名付けられたものですが、9月25日現在、ニコニコ生放送ではまだまだ「たわし」で確定したものではありませんでした。
加藤官房長官の「愛称」には次のようなものがあります。
- カトちゃん
- かっちゃん
- カトゥーン
- トーカー
- のぶー
- たわし
- 剣山
一部の人が「たわし」と書き込んでいますが、「たわし」が容姿を揶揄しているだけなことから、「たわしゆうなし」=「たわしと言うな」という否定的なコメントも目立ちます。
加藤長官を連想しにくいこともあって「たわし」は好意的には受け入れられていないのです。
愛称で圧倒的に多いのは、「カトちゃん」、
次に「のぶー」「かっちゃん」「カトゥーン」「トーカー」が続きます。
髪型由来の「たわし」「剣山」は少数派です。
それなのに、安積さんが「たわし」だけを25日の記者会見で取り上げてしまいました。
仮に今後「たわし」が定着するとすれば、安積さんの25日の質問が原因でしょうね。