ランサーズさんがついに「雇われランサーズ隊」デマに「刑事告訴」警告

ランサーズさんが4月8日、根拠のない いわゆるランサーズデマの風評被害に対して、「刑事告訴並びに裁判上の手続も含めた法的対応等の断固たる措置を講じていく所存」というリリースを発表しました。

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雇われランサーズ隊が一斉にあべを擁護?

ランサーズデマとは、Twitterで政府を擁護するような同一内容のツイートが行われると、政権に批判的な人たちが発する「税金でランサーズに雇われた人たちが書き込んでいる」という事実無根のツイートのことです。

例えば、このようなツイートです。

「ネット工作会社」という根拠のない中傷デマも多いです。

アフィリエイターによる記事などの外注依頼をミスリード目的で切り取ってツイートしています。


 

国会議員も

国民民主党の原口一博 国対委員長も「ランサーズデマ」を信じていらっしゃるようで、このようなツイートをリツイート拡散されています。

「政府がランサーズを雇って野党の口を封じようとしてきた」というご主張のようです。

 

「内閣府」の文字

政府が税金でランサーズに書き込み工作を依頼しているという根拠は、取引先に「内閣府」の文字があったというものです。

 

しかし、この「内閣府」の仕事とは、2015年の 【 内閣府 内閣総理大臣表彰「女性が輝く先進企業表彰」のロゴデザイン募集 】のことです。

内閣府がランサーズ経由でロゴの募集をしたというだけ。

書き込み工作とはまったく関係がありません。

 

それを意図的に依頼内容は書かずに、取引先「内閣府」の画像だけを切り取り拡散して、あたかも内閣府が書き込み工作をランサーズに依頼しているかのように風評を流しているわけです。

いくらデマだと説明をしても、繰り返し繰り返しこの種のランサーズデマが書き込まれています。

これはデマだということを知っていながら、わざと書き込んでいるものと考えられます。

 

これでは、ランサーズさんがなんの問題もない内閣府関係の「ロゴ」などのデザイン募集掲載すらできなくなってしまいます。被害は甚大です。

 

今後の法的対応等を含めてお知らせ

ランサーズの社長のツイート。

 

一部ソーシャルメディアでの発信及び事実無根の記載に対する今後の法的対応等について

 

ランサーズさんでは、

「当社は仕事をお願いしたい企業と仕事をしたい個人をマッチングするプラットフォームを運営しており、原則として当社が発注主になることはございません」

と説明をされています。

「プラットフォーム」の意味が一部の人にはどうしても理解が出来ないようです。

 

安倍政権のイメージダウンさえできればデマでもなんでもかまわないと考えているのかもしれません。

しかし、ランサーズさんにとっては風評被害による企業イメージの毀損が大問題でしょう。

「このような事実無根の記載(デマ)については当社サービスに関して誤解を与える可能性が非常に高く、ユーザーの皆様に多大なご心配をおかけし風評被害が発生していることから、今後については刑事告訴並びに裁判上の手続も含めた法的対応等の断固たる措置を講じていく所存です。」

とのことです。

 

ランサーズさんのシステムをきちんと理解すれば、「雇われランサーズ隊」というのは根拠のないデマだとすぐわかるはずです。

実在する具体的な会社名を使って事実でないことをツイートするということが、どういう結果をもたらすのかについて考えていない人が多すぎます。

いいかげんに、安倍批判のための根拠のないデマをツイートするのはやめたほうが良いと思います。

 



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