日本人の受験生でも「面接0点」の重要事実を隠していた疑い…週刊文春加計獣医学部の不正入試報道

※この画像は、無料写真素材なら【写真AC】より

 

週刊文春2020年3月12月号が、「韓国人は全員0点」加計獣医学部の不正入試証拠文書、という告発記事を掲載しました。

この記事だけで、「岡山理科大で外国人差別が行われた」「加計学園の私学助成を打ち切りにしろ」などと騒いでいる人がいます。

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週刊文春記事に複数の疑問点

週刊文春の記事には複数の疑問点があります。

それをまとめたのが前回の記事です。

 

日本人受験生にも0点がいたことをなぜ隠す?

3月10日、さらに重要な事実が明らかになりました。

毎日新聞の記事によると、韓国人受験生だけを一律に面接0点にしたのではなくて、日本人の受験生にも面接0点がいたということです。

文科省が6日に同大の担当者から聞き取った調査によると、19年11月にあった獣医学部獣医学科の推薦入試を受験した韓国人留学生の面接の得点は全員0点で、全員が不合格だった。大学側は日本人の中にも面接が0点の受験生が複数おり、一般入試などでは韓国人留学生の合格者がいたことなどを説明。入試が適正に行われたと主張した。(毎日新聞 2020年3月10日)

 

これはとても重要な内容です。

なぜなら、この獣医学部の面接試験というものは「自己紹介」や「志望動機」「勉学の熱意」「将来の夢」などを評価するものではなく、「化学あるいは生物などの知識」を日本語で問う試験だった可能性が高いことを示す証拠だからです。

面接は50点満点。週刊文春の記事を見ると、10点刻みで加点されています。つまり5つの加点ポイントがあったと推測されます。日本語での質問に対して必要な回答が得られなければ得点がもらえないというような試験だったと判断できます。

日本人でも0点になる面接試験だった。この重要な事実が週刊文春の記事には書かれていません。

週刊文春は、「内部告発によって受験結果一覧資料を入手した」と書いているわけですから、「日本人受験生にも面接0点が複数存在した」ことを知っていたはずです。

なぜ、週刊文春は「日本人受験生にも面接0点が複数存在した」ことを隠して告発記事を書いたのでしょうか?

 

 

 

おまけ

このように、韓国人「だけ」「一律ゼロ点」だと主張して、以下略ちゃんにしつこく絡んでくる大学受験の専門家の方もいらっしゃいました。

 



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