「2024年からインターネット税 毎月1000円 5Gのため」は2chまとめサイトのデマ

昨日、スマホで2chまとめサイトアプリのタイトルだけ見ていたときに、気になっていたのがこれです。

モナニュースさんの「【総務省】5G敷設費用のため毎月1000円の「インターネット税」検討」という記事。

毎月1000円も取られるのなら5Gなんか、いらない、と思いました。

しかし、この「毎月1000円」「インターネット税」というのは、デマだったようです。

広告

「毎月1000円」デマタイトルは2パターン

この「毎月1000円」「インターネット税」というデマまとめは、ひとつやふたつではなく、たくさん作られていて、2通りのタイトルがあります。

 

①「日本政府、2024年からインターネット税月1000円程度を徴収か?5Gの環境整備の為」というパターンと、

 

②「総務省、5G敷設費用のため毎月1000円の「インターネット税」を検討」というパターンです。

 

この2種類のタイトルのソースは別々で、どちらのタイトルのまとめサイトも、ソースは5ちゃんねる(2ちゃんねる)のスレッドの転載です。



1月20日18時46分

5ちゃんねるの「日本政府、2024年からインターネット税月1000円程度を徴収か 5Gの環境整備のため [455830913]」というスレッドが、日本経済新聞の記事をネタ元にたてられたのが2020年1月20日18時46分です。

 

1月20日19時14分

5ちゃんねるの「総務省、5G敷設費用のため毎月1000円の「インターネット税」を検討」というスレッドが、日本経済新聞の記事をネタ元にたてられたのが2020年1月20日19時14分です。



日本経済新聞の記事の有料部分を読んでみると

昨日は忙しくてチェックしていませんでしたが、このソースとされている日本経済新聞の記事を読んでみました。

ソースとされる記事は有料記事で、5ちゃんねるにはこれだけしか書かれていません。

総務省は、次世代通信規格「5G」の基盤となる光ファイバー回線を全国的に維持する負担金制度をつくる。

どこでも高速インターネットの環境を整備するためで、2024年にも携帯電話を含むネット利用者から広く薄く徴収し始める。

不採算地域で光回線を持つ事業者に資金を交付し、回線の補修や更新に充てる。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO54599810Q0A120C2SHA000?s=4

 

全文をチェックしてみます。

日本は銅線などで音声を伝える固定電話を「国民生活に不可欠な通信サービス」(ユニバーサルサービス)と位置づけ、NTT東日本・西日本のサービスを維持するための交付金制度を02年に設けた。現在は携帯や固定電話の利用者から月2円を電話代に上乗せして徴収する。光回線も同様に、全国どこでもアクセスできる不可欠なインフラと位置づけ、維持する姿勢を打ち出す。

総務省は春に有識者会議を立ち上げ、21年夏までに制度案を固める。22年の通常国会に電気通信事業法改正案の提出をめざす。光回線に接続する携帯会社などが負担し、利用者の月額料金に上乗せされる。1契約あたり月数円の負担が見込まれる。

(5G全国整備へ新制度 光回線維持で負担金 日経1月20日18時00分)

広告

1000円はウソ、1契約あたり月数円

「1契約あたり月数円」と書かれています。

昔、月額7円くらいだったユニバーサルサービス料が現在月額2円になっているのですが、これをまた数円値上げしようという案のようです。

どこにも月額1000円などとは書かれていません。5ちゃんねるのスレッドを18時46分にたてた人が、きちんと記事を全文読まずに適当なタイトルを付けたようです。

で、それを見て、多くの2chまとめサイトが記事にしたようです。

5ちゃんねるのスレッドをたてる人も、まとめサイトの記事を作る人も、誰もソース元の日本経済新聞の有料部分をチェックしていないようです。

アホですか?

月額1000円ではなくて、数円です。

コピペで記事を量産してアクセス増やしてお金儲けすることばかりを優先しないで、元記事くらい自分でチェックしたらどうですか。

いいかげんにしてください。

広告