1月14日、「桜を見る会」の招待者名簿が行政文書の管理簿に記載されていなかったことについて、菅官房長官は平成23年(2011年)から記載されていなかったことを明らかにし、「不正な取り扱いが前例として、漫然と引き継がれていた」と述べました。(NHKニュース)
2012年「桜を見る会」は中止だから菅官房長官の発言はデマ?
この報道に対して、日本共産党の宮本徹 衆院議員はTwitterで、「2011年、2012年は震災等で桜を見る会は中止で招待者名簿は完成してません。あまりに無理がある言い訳です。」と主張して、このツイートは8200リツイート(1月18日16時現在)も拡散されています。
突然、民主党政権のせいにしはじめました。2011年、2012年が「不正な取り扱い」で2013年以降「漫然と引き継いだ」のが公文書管理法違反の原因といいますが、2011年、2012年は震災等で桜を見る会は中止で招待者名簿は完成してません。あまりに無理がある言い訳です。 https://t.co/3ZFxnm7tn2
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2020年1月14日
#桜を見る会
平成23年、24年の桜を見る会の記録はなかったとおっしゃられる官房長官。その年は桜を見る会は開催されていないんだよね。民主党政権も記録は取ってなかったと言いたかったのだが官房長官がデマ吐いてどうする?「不正な取り扱い 漫然と引き継がれた」官房長官 https://t.co/IjD8YzOidM
— miyasuke (@miyasuke_mai) 2020年1月14日
「桜を見る会」の招待者名簿が行政文書の管理簿に記載されていなかったことについて、菅官房長官は平成23年から記載されていな… https://t.co/cdGz59YI0W
2011年、2012年の招待者名簿は震災等で桜を見る会は中止により、完成していない。説明に無理がある。— 日本共和党 The Republican Party of Japan (@RepublicanJapan) 2020年1月14日
2012年の「桜を見る会」の招待者名簿は完成していないので、菅官房長官がデマを言っていると日本共産党界隈ではツイートされています。
過去のツイートから探してみると
で、Twitterを調べてみました。
「桜を見る会」の招待状が届いている人がいないのかチェックしてみたのです。
ありました。
2012年の3月18日に「桜を見る会」の招待状が届いたとツイートされている方がいらっしゃいました。
毎年恒例の「桜を見る会」とやらの招待状が届いたのだが、すでにこんな陽気でちらほら開花もしてる中で、果たして4月に無事開催できるのだろうか。まさに花より団子状態になりそうな予感も。
— ǝʞɐʇıɥsɐʍ ɐsıɥıɹou (@wassy) 2012年3月18日
招待状が発送されているということは、招待者名簿は3月に完成していたということになります。
招待者名簿は完成して、招待状も発送していて、3月23日に北朝鮮のミサイル発射予告で中止になったようです。
この方の首相主催「桜を見る会」中止のツイートは3月23日です。
首相主催「桜を見る会」今年も中止 「衛星」発射予告で(日経) http://t.co/88PuKwUF 4月12日~16日の5日間、官邸にこもるってこと??何かあると全部中止ってのも、複数のことを並行して進められないという能力不足を露呈して…おっと誰か来たようだ
— ǝʞɐʇıɥsɐʍ ɐsıɥıɹou (@wassy) 2012年3月23日
「招待者名簿は完成していなかった」という主張の方がデマなのではないでしょうか。