「れい新」の舩後靖彦 議員は「ネトウヨ」?

ツイッターで、7月の参院選のれいわ新選組の比例代表「特定枠」で初当選した難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦参院議員が、「ネトウヨ」だというツイートが複数流れてきます。

いったい何が起こっているのでしょうか?

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舩後議員のネトウヨ的発言、大問題?



荻上チキさんが直撃インタビュー

8月14日のTBSラジオ、「荻上チキ・Session-22」の「重度障害者の「れいわ新選組」・木村英子議員、舩後靖彦議員の直撃インタビュー」での舩後靖彦議員の発言について、一部の人たちが問題視しているようです。

具体的には、舩後靖彦議員の次のような発言が「ネトウヨ的発言」らしいです。


荻上:現在の安倍政権について、舩後さんはどういう風にご覧になってますか?

舩後:消費税増税はデフレを20年以上長引かせることになっているので全くいただけません。現在 、自民党ホームページにも改革などの左傾化した言葉があるそうですがご存知ですか?総理の祖父の岸元総理は、上司にアカと言われ激怒したそうです。それを知っているはずの安倍総理があえて左傾化した言葉を使うのは勇気あることだと思いますし、その根底には安倍政権が野党に対して柔軟な態度で接するという思いがあるような気がします。もしそうならその点については評価致します。(荻上チキ・Session-22)

 

荻上:最後にこの6年間の議員生活に向けての抱負や課題について教えてください。

舩後:全ては教育にありと考えています。日本の30年前を考えれば、時代も変容し、国際障害者年や障害者自立支援法が生まれ、そして重度障害者が国会議員になった。その時代背景によって変化する事象や慣例もあると思います。全ては教育にあり。私は、10年20年後に未来を創造して、代わる障害者に対する偏見を教育で変えたいと思います。さらに子供の頃から、潜在意識の領域、さらに深く無意識の領域にまで存在する「差別意識」を除外する倫理・道徳教育は必要と考えています。重度訪問介護の不備も喪失した人々の潜在意識の領域ならびに無意識の領域に重度障害者には生産性がないという確定した思いがあるからです。かと言ってその方々を責めているわけでは全くありません。大東亜戦争の日本が弱体化するために GHQ が導入した教育や文化が要因と考えていますが、具体的には掴みきれていません。ところで明らかに研究不足の感があることは否めませんが、今現在インクルーシブ教育を礎土台とするモンテッソーリ教育の2段階以上の教育を、小学校、中学校、高校そして大学に導入すれば良いのではと考えています。モンテッソーリ教育は知的・発達障害の治療教育、弱者とも言える貧困家庭の子供達への教育から発展させてきた教育法であることから、土台とするインクルーシブ教育に好影響をもたらすものと考えています。この事を6年間でやり遂げたいと思っています。(終)(荻上チキ・Session-22)



「ネトウヨ的発言」

  1. 改革などの左傾化
  2. アカと言われ
  3. 大東亜戦争
  4. 日本が弱体化するために GHQ が導入した教育や文化が要因と考えています

が「ネトウヨ的発言」だそうです。

「大東亜戦争」

「大東亜戦争」というのは閣議決定された言葉で、侵略戦争を肯定するとされGHQに禁止されました。

「大東亜戦争」という言葉を使用する舩後靖彦議員には、日本という立場からの歴史観があることがうかがえます。

1941年に「大東亜戦争」が閣議決定された。「欧米諸国によるアジアの植民地を解放し、大東亜共栄圏を設立してアジアの自立を目指す」、という理念と構想を元に始まった大東亜戦争が、アジアの植民地の宗主国を中心に構成された連合国側にとっては都合が悪かったため、戦後GHQの占領政策で「大東亜戦争」は「太平洋戦争」へ強制的に変更させられた。(ウィキペディア)

「WGIP」

「日本が弱体化するために GHQ が導入した教育や文化」の部分については、個人主義とか資本主義のことかもしれず、いまひとつ何を指しているのかがはっきりしません。一部の人が指摘している「WGIP」という直接的な言葉を使用しているわけではないようです。

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(英語:War Guilt Information Program、略称:WGIP)とは、文芸評論家の江藤淳がその存在を主張した、太平洋戦争終結後、連合国軍最高司令官総司令部による日本占領政策の一環として行われた「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」である。ウォー・ギルトと略されることもある。 (ウィキペディア)

 



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