(アメリカ空軍のF-35A パブリックドメイン)
航空自衛隊ではF-15戦闘機を現在201機を保有・運用しています。F-15戦闘機が初めて日本に導入されたのは約40年以上前の1982年で、ファミリーコンピュータ(1983年)が発売された時代です。
F-35戦闘機105機購入
当時は現在のようなインターネットやパソコン、スマホは存在せず、この分野の進化は目覚ましいものがあります。
F-15戦闘機の運用の寿命が約40年で、補修をすれば80年くらいは使えるそうですが、初期の機体のファミコン時代の電子機器は、そっくり入れ替える必要があり、それにはかなりの費用がかかるようです。
最新の戦闘機では、電子機器の性能の勝負になっており、それならいっそのこと新型機に買い替えてしまった方がいいということで、F-15戦闘機100機程度をF-35戦闘機に買い換えるという話が民主党政権の平成23年から決まっていったようです。
訪日したドナルド・トランプ米大統領が5月27日、安倍晋三首相との日米首脳会談後の共同記者会見で、日本政府がF-35戦闘機を105機購入する意向を表明したと明らかにしました。このF-35戦闘機への買い換えが話題になっています。
F(ファントム)35戦闘機?
ツイッターにこんなツイートが流れてきました。
安倍首相がトランプにしっぽを振り爆買いさせられるF(ファントム)35戦闘機は欠陥だらけが実態。米国でも日本でも墜落した。日本では墜落機の自衛隊員の遺体すら見つかっていない。そんな事に関心を示さず、安倍氏は国会の許可も取らずに1兆円もの税金で爆買いだ。あなたはそれでも支持するのか。💢😩
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2019年5月29日
「F(ファントム)35戦闘機」と書いてあるのが気になります。
この「F」は「ファントム」なのでしょうか?
調べたところ、「ファントム」は、米軍では1991年の湾岸戦争を最後に実戦配備から退いたF-4戦闘機の愛称ですが、「F」はファントムのFではないようです。
F-4 Phantom II
がファントム
で、
F-35 Lightning II
はライトニング
かな?知らんけど。 https://t.co/AAM9gBny4M
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2019年6月2日
F-4戦闘機の愛称がファントムで、F-35戦闘機の愛称がライトニング、F-15戦闘機の愛称はイーグル(イヌワシ)(Eagle)です。
そもそもファントム(Phantom)は「P」で「F」じゃないんですね。
では、「F」は何かというと、Fighter (戦闘機)の「F」ですね。
別にミリオタでも何でもないけど、「F」はFighter(戦闘機)の事を差していて、「ファントム」「ライトニング」は機種愛称・コードネームだった筈。結構恥ずかしいかも、この間違い。
— 安藤 聡 (@satoshi048) 2019年6月2日
あってるのだ!何でファントムがでてきたのか謎なのだ…Fで始まるからなのだ?その事について真面目にフォロワーさんと会話してしまったのだ。とにかくミリタリー知らないってレベルじゃないのだw
— ミリタリー好きのアライさん (@army_araisan) 2019年6月3日
ファントムの頭文字はPだよって言う指摘はかなり笑ったw
確かにw日本語だとファってFと思うけどPhaでファって読むねw
研究者として英語がそれで大丈夫か?w— romio219 (@romio2191) 2019年6月2日
Fはファイターの頭文字ですな。戦闘機だからファイター。ついでに言うと爆撃機はB(ボンバー)。F35は新型機にしては事故は少ない方。ただ人が死んだ以上徹底的な調査は必要だとは思う。F35を批判するなら莫大な予算をかけて国産戦闘機を作ろうぜ。
— 20170501 (@NAUW0702) 2019年6月2日
その通りです。
このアルファベットの略は単純明快ですF:Fighter 戦闘機(F-4ファントム、F-15イーグルなど)
A::Attacker 攻撃機(A-6イントルーダー、A-10サンダーボルトIIなど)
T:Trainer 練習機(T-33シューティングスターなど)
ですね。— Kometron (@Kometron114) 2019年6月2日