山手線新駅「高輪ゲートウェイ」誕生で消えゆく高さ1.5㍍の名物トンネル「高輪橋架道橋」

山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」が話題になっていますが、新駅の真下にある名物トンネルが廃止されてなくなってしまうようです。

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閉鎖が予定されている名物ゲートトンネル

前回の記事、山手線 新駅公募は8398件「高輪」を抑えて36件の「高輪ゲートウェイ」で決定って、なにそれ!に「おばけトンネル駅がいい」というコメントをいただきました。

おばけトンネルというのは、高輪から芝浦へ抜ける高さが1.5メートルしかないことで有名なガードトンネルで、ちょうど新駅の場所に存在しています。

国道15号線(第一京浜)から横道に入り、芝浦方面へ抜けるガードです。

GoogleMap

「高輪橋架道橋」

長さは約250メートルで正式名称は「高輪橋架道橋」です。「高輪トンネル」とも呼ばれています。



第一京浜側入口(西側)

ガード下(東側から西側を撮影)

東側(芝浦側)入口

いずれも撮影は@nonflamingさん

高さ制限は1.5メートルで、背の高いワンボックスタイプの車は通れません。

ストリートビュー西側

ストリートビュー東側

「提灯殺しのガード」

このガードトンネルは、通称「提灯殺しのガード」「提灯殺しのトンネル」とも呼ばれています。

提灯(ちようちん)とは、タクシーの屋根上についている行灯で、日本個人タクシー連合会(略称:日個連・NKR)に所属しているタクシーがつけているタイプです。(所属する組合により行灯の形状は異なっています。)

提灯型は他のタイプと比較して、背が高いので、通行しようとしたタクシーの提灯が激突したことから、このように呼ばれているらしいです。

個人タクシーの提灯(ちょうちん)型行灯

他の行灯タイプのタクシーは通れても、車種によっては提灯タイプの個人タクシーは激突してしまうことがあるようです。

ガード下上部に、たしかに激突したような跡が残っています。

高輪から芝浦へ抜けるこのガード「高輪橋架道橋」は、西側から順に山手線、京浜東北線、横須賀線上り線、かつての広大な車両基地、横須賀線下り線、東海道新幹線が並んでいて、長さは約250メートルもあります。

開発計画では、山手線、京浜東北線、横須賀線上り線を車両基地だった場所に移設して新駅を作り、新しくできた約6.89haの跡地に業務、商業、文化施設、住宅、ホテル、駐車場等が設けられる5棟の高層ビルを建てるとしています。

この有名なガードはこの開発計画のど真ん中の場所にあります。

そのため、いつ閉鎖されてもおかしくない状態です。

将来は、同じ場所に地下道を作る予定があるそうですが、「グローバル ゲートウェイ 品川」と呼ばれるプロジェクト再開発とともに、もうすぐこの名物ガード「高輪橋架道橋」は閉鎖される運命にあるようです。

観光に訪れることのできるチャンスはいましかありません。

高さ1.5mの高輪トンネル(高輪橋架道橋)を走ってきました。
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