リテラがついにネットの切り取りデマに釣られて安倍総理をディスるデマ垂れ流す

箸が転んでも「安倍が悪い」のリテラが、ネットの切り取りデマに釣られて、デマ記事を拡散中のようです。

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「残念ながら…。」

前の記事で、悪意ある切り取り編集の動画がネットに流されていることを指摘しました。

以下略ちゃんの覚え書き

広告錯誤を目的とした切り取りフェイク? 9月16日の、NHKの日曜討論の安倍晋三 […]…

 


この切り取り編集の動画を見たのでしょう。

 

リテラが、そのまま記事にしてしまいました。


この記事の2ページ目で次のように書いています。

しかし、安倍首相はこの『日曜討論』で、さらに耳を疑うようなことを言い出した。司会者から「自衛隊の憲法明記を優先するのはなぜか」と質問された安倍首相は、こう口を開いたのである。
「これはですね、残念ながら自衛隊はたしかに国民に信頼をされている。多くの人は(自衛隊を)憲法違反とは思っていない」
「でも、残念ながら憲法違反ではないと言う憲法学者はわずか2割です。ですから自衛隊の合憲性について、その記述がどの教科書にも載っていますし、自衛隊員の子どもたちもその教科書で学んでいる」
「残念ながら」自衛隊は国民に信頼されている……? これまで何度も「自衛官が誇りをもてる環境を!」と主張して憲法改正を訴えてきたのに、なぜ、自衛隊が国民から信頼されていることを「残念」などと言うのか。これは、いまも西日本や北海道で被災地の復旧活動にあたっている自衛隊員に対する“冒涜”ではないか。(リテラ 2018.09.17)

魚拓

安倍総理の実際の発言は、次のとおりです。

司会「次、憲法についてうかがいます。憲法に自衛隊を明記すること、安倍さん、これを優先したいと考えるのは、なぜでしょう?」

安倍総理「これはですね。えー、残念ながら…。ま、自衛隊はたしかに国民に信頼されている。多くの人たちは憲法違反とは思っていない。でも、残念ながら、いまだに憲法違反ではないという憲法学者はわずか2割です。ですから、自衛隊の合憲性については、その記述がほとんどの教科書に載っていますし、自衛隊員の子どもたちも、その教科書で学んでいる。
事実、いろんな都道府県で自衛隊とともにさまざまな催しがありますが、そのたびごとに、共産党を始め、いくつかの政党がですね、反対運動を展開し、中止になったもの、催しもいくつもあるんですよ。
ですから、そういうものも論争をやめていく必要がある。自衛官たちがですね、誇りを持って任務をまっとうできる環境を作っていくことは、私は、いまを生きる政治家の、そして、ずっと憲法改正を党是として掲げてきた自由民主党の、私は、責務であろうと思います。
たしかに、これは大変な作業です。しかし、私は、この憲法改正という大事業に取り組むことが、新しい時代を切り開いていくことにつながっていくと考えています。」

 

安倍総理は「残念ながら…。」と話そうとして、いったん「ま、自衛隊はたしかに国民に信頼されている。多くの人たちは憲法違反とは思っていない。」という説明を入れて、「でも、残念ながら、いまだに憲法違反ではないという憲法学者はわずか2割です。」と話しています。

書いた文章ではなく、質問に対する話し言葉なのですから、しばしば見かけるパターンです。

この2つの「残念ながら」は同じものであることくらいわかりそうなものです。

日曜討論を実際に見ていれば、ここの文章は、リテラの解釈では話の流れがおかしくなってしまうことがわかるはずです。

 

求められるメディア・リテラシー

座談会の文字起こしなどをしたことがあれば、こうした判断はたやすいはずなのですが、

こんな小学生でもわかるようなことが、「安倍が悪い」で頭がいっぱいだと判断ができないんですね。

メディア・リテラシーとは、「送り手の悪しき意図を見抜き、流されている情報をそのまま鵜呑みにせず、その悪影響を回避する能力」のことです。

「送り手の悪しき意図を見抜く」どころか、そのまま「悪しき意図」を垂れ流すのでは、メディア・リテラシーがなさすぎます。

リテラも、少しはメディア・リテラシーを持ってほしいものです。



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