朝日新聞が”noindex, nofollow, noarchive”のmetaタグを外す
朝日新聞が吉田清治の慰安婦報道訂正の英語訳記事htmlページの<head>~</head>内に、
<meta name=”robots” content=”noindex, nofollow, noarchive”></meta>
を入れて、「検索避け」をしていた問題で、新たな動きがありました。
朝日新聞が慰安婦訂正記事だけ「検索避け」していたことがわかりました。 広告吉田清 […]…
当ブログでも取り上げたこの話題がネットで炎上したところ、8月23日に朝日新聞が、この”noindex, nofollow, noarchive”の記述を外していることがわかりました。
批判を受けて、慌てて「検索避け」タグを削除したものと思われます。
しかし、古い記事ですので、まだグーグルのクローラーは巡回していないようで、23日23時30分現在、検索にはこの英文記事はあがってきていません。
またたとえ検索に表示されるようになったとしても、この訂正記事は、朝日新聞デジタルの日本語ページの中に英語で書かれているだけで、英語版は別にあるということです。英語版には同じ記事がないようですので、英語ページ指定で検索する英語圏の人たちの検索に訂正記事が表示されないことはかわりありません。
すべての謝罪訂正記事に検索避けをしている?
この一連の騒動の中で、気になったコメントがありました。
それは、「朝日新聞は、すべての謝罪訂正記事に検索避けの”noindex, nofollow, noarchive”を入れているのではないか?」というものです。
本当でしょうか?
気になるので調べてみることにしました。
「訂正・おわび」ページで確認
とはいっても、「検索避け」されている「謝罪訂正記事」を検索で見つけることは出来ません。
どうしたものかと、朝日新聞デジタルのページをあちこち開いてみました。すると「訂正・おわび」というカテゴリーページを見つけました。
1週間分しかありませんが、ここから毎日の「訂正・おわび」ページに飛べるようです。
2018年8月18日のページを見てみます。
本文は「訂正はありません。」です。
htmlページを確認してみると、ありましたありました。
同じように48行目に”noindex, nofollow, noarchive”が入っています。
この「訂正・おわび」ページも、同じように「検索避け」しているようです。
ただ、このページは「訂正はありません。」としか書かれていないページで、記事のないページですので、低品質のページに入れてグーグルの評価が下がることを防ぐ、という「検索避け」の本来の使い方に合うものです。これだけでは、なんともいえません。
2018年8月22日のページを見てみます。
こちらのページには、謝罪訂正の本文があります。
htmlページを見てみます。
やはり同じように48行目に”noindex, nofollow, noarchive”が入っています。
22日のページは、訂正記事があるのにもかかわらず「検索避け」をしていることがわかります。
2018年8月23日のページを見てみます。
23日のページにも、謝罪訂正の本文があります。
htmlページを見てみます。
やはり同じように48行目に”noindex, nofollow, noarchive”が入っています。
23日のページでも、訂正記事があるのにもかかわらず「検索避け」をしていることがわかります。
この「訂正・おわび」ページでは、記事本文があろうとなかろうと、すべての記事ページに”noindex, nofollow, noarchive”の「検索避け」を入れているようです。
どうも、朝日新聞では、「訂正・おわび」は、そのページURLを知っている人だけに見せるものであり、後から「検索」では探せないように「検索避け」のmetaタグを入れるという編集方針を採用しているようですね。
※8月25日、加筆。こちらの検索避けされている「訂正・おわび」ページは、日にちごとの「訂正・おわび」ページのようです。個別記事は、後から、タイトルに「=訂正・おわびあり」と加筆しているようです。
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