自称「DMMインフォメーション」から『有料コンテンツ利用料金請求事件「最終通告書」』が届きました

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DMMモバイルなのに動画の未納料金?

以下略ちゃんに、あの「最終通告書」が届く

格安スマホに格安シムを入れて使っているのですが、最近、使用しているスマホの格安シムをワイヤレスゲートからDMMモバイルに変えました。理由は、DMMが一番安かったからです。



決済はすべてクレジットカードです。

しかしなぜか、DMMから、有料コンテンツ利用料金請求事件「最終通告書」なるメールが7月2日に届きました。

話題の「最終通告書」詐欺です。

以下が、届いた怪しいメールの全文です。このメールに返信しろ、と書いてあります。しかも未納料金は45万円と高額です。どんな動画を見たらこのような金額になるのでしょうか。

 

メール全文

通知日:2018年7月2日

【c●●●●●●●●@yahoo.co.jp】

お客さまには、『DMM有料動画サービス』の利用代金をお支払いいただく義務があります。
弊社の再三にわたる催告にもかかわらず、長期間、一向にお支払いが確認できません。

大至急、請求金額のご入金、または下記照会先へのご連絡を通告します。
今後もお支払いが確認できない場合、資産の差押、返還請求訴訟等のあらゆる法的措置等を断行します。
——————————
◆現在アカウント停止中◆
ID:【60●●●●68】
未納金:【432,000円】
遅延損害金:【21,600円】年利5%
合計ご請求額:【453,600円】
支払期限:本通知閲覧後24時間以内
(2018年05月30日現在)
——————————
お支払い希望の場合[支払希望]と本通知に記載しご連絡下さい。

■【ご請求に見覚えがない場合】■

DMM(有料動画サイト)に登録をしてない、登録した記憶がない、有料動画の視聴の記憶がない、その他間違いである場合、登録情報の照合を行い本人確認完了後、登録情報の抹消手続きが可能です。
登録情報抹消後、遅延損害金を含む未納金【453,600円】の債務が消滅し、以後ご請求等は一切ございませんのでご安心下さい。
ご請求の取消、登録情報抹消を希望する場合、本通知に【アカウント削除申請】と記載し、ご連絡下さい。

申請期限:【本通知閲覧後24時間以内】
申請方法:【アカウント削除申請】と本通知に記載し、ご連絡下さい。

申請後、24時間以内に弊社からの折り返しの連絡がない場合は、再度申請して頂けますようお願いします。
対応されない場合、資産の差押、返還請求訴訟等のあらゆる法的措置等を断行します。

【ご注意】
現在アカウントが凍結されており、サービスのご利用はできません。
お支払いの確認できない場合には、預貯金等の差押え、並びに所有されてる口座の凍結手続きを行います。
口座凍結後も、法的措置等の発する効力に変更はありません。
ご利用明細およびご利用金額は利用規約第七条六項に基づき、裁判所の開示請求並びに当社が適当と判断した場合のみ開示致します。

※本メールと行き違いに既にご相談をされている場合は、ご容赦願います。
※内容に関するご質問は、本メールへ直接ご連絡下さい。

–会社概要–

・会社名
株式会社DMMサービス
・本社所在地
東京都港区六本木三丁目2番1号
住友不動産六本木グランドタワー
・資本金
1,000万円
・設立
平成11年11月17日
・代表取締役
片桐
孝憲

商品の価格
商品ごとに表示された税込み価格に基づく。
ただし、税抜き価格で表示している商品についてはこの限りではありません。

商品代金以外の必要金額
送料、手数料、通信料、各種銀行振込手数料
※送料は、通販商品販売時、アイドルオークション商品販売時、いろいろレンタルサービス提供時、DMM.make
ROBOTS修理品配送時に限ります。
※手数料は、通販商品販売時、アイドルオークション商品販売時、DMM
mobile利用時、DMM.make
ROBOTS修理品配送時に限ります。
※サービスをご利用の際に必要となる通信料・パケット代は、お客様の負担となります。
(金額はお客様と通信会社間の契約内容によります)

主要取引先
ビッグローブ(株)
(株)NTTドコモ
KDDI(株)
(株)出版デジタル機構
ソニー(株)
パナソニック(株)
(株)ドワンゴ
エイベックス・ピクチャーズ(株)
(株)KADOKAWA
株式会社エイジ
日本ユニシス(株)
(株)星光堂
(株)バンダイチャンネル
(株)TBSテレビ
東映(株)
東映アニメーション(株)
(順不同)

【反社会的勢力排除宣言】
株式会社DMMサービスは、反社会的経済活動により利益を追求する集団又は個人、(いわゆる反社会的勢力)による被害を防止し、組織的に反社会的勢力を排除するため、次の基本方針を宣言します。

1.私たちは、反社会的勢力とは、一切の関係を遮断します。
2.私たちは、反社会的勢力とは、商品及びサービスの提供その他一切の取引を行いません。
3.私たちは、反社会的勢力による被害を防止するために、警察・暴力追放運動推進センター・弁護士等の外部専門機関と連携し、組織的かつ適正に対応します。
4.私たちは、反社会的勢力による不当要求には一切応じず、毅然とした態度および法的対応を行います。
5.私たちは、反社会的勢力への資金提供や裏取引を行いません。

・お問い合わせ先
24時間メールにて対応
電話でのお問い合わせは、対応しかねます。

ツッコミ

  1. 「弊社の再三にわたる催告」って、通知?は今回が最初です(笑)
  2. 『DMM有料動画サービス』の利用代金とありますが、DMM動画は、クレジット決済です。後払いで視聴可能な有料動画があるのでしょうか。
  3. 「現在アカウントが凍結されており」とありますが、利用しているのはDMMモバイルの格安シムで、凍結されることなく使えています。DMMモバイル!今だけお得なキャンペーン実施中!
  4. 「登録をしてない、登録した記憶がない、有料動画の視聴の記憶がない、その他間違いである場合、登録情報の照合を行い本人確認完了後、登録情報の抹消手続きが可能です。登録情報抹消後、遅延損害金を含む未納金【453,600円】の債務が消滅し」
    って、登録をしていないのなら、未納金の債務なんて最初から存在しないはずです。何をいっているんでしょうね。

 

手口…ギフト券番号をだまし取る

消費者庁がHPで公開している「有料動画サイト等の未納料金の回収を依頼されていると称して金銭を請求してくる事業者に関する注意喚起 」には、この種の詐欺の手口が書かれています。

  1. 消費者の携帯電話やパソコンに「有料動画の未納が発生しております。本日中に連絡なき場合、法的手続きへ移行させていただきます。」などと記載したSMSやメールを送信します。
  2. 通知を読んで、不安になり、返信をしてしまった消費者に対し、「有料動画サイト(実在する有料動画サイトの名称を告げる場合もあります。)の利用に関して未納料金があります。当社はサイトの運営事業者から未納料金の回収を依頼されております。現在登録料と合わせて合計10 万円が未納になっています。」などと告げます。
  3. 「身に覚えがない。」と言って反論する消費者に対しては、「調べてみます。」と言って、消費者の氏名、生年月日を聞き出しながら調べているふりをし、「有料動画サイトに登録された履歴が残っています。携帯電話の誤作動かもしれませんが、支払が帳消しになることはありません。」などと告げて、支払をするよう説得します。
  4. 根負けした消費者に対して、支払方法を指示します。支払い方法はアマゾンなど大手通販サイトの電子ギフト券をコンビニエンスストアで購入させ、その電子ギフト券のカード番号を聞き出して、お金をだまし取る手口です。

 

6月29日には消費者庁のHPに「SMSを用いて有料動画等の未納料金の名目で金銭を支払わせようとする「アマゾンジャパン合同会社等をかたる架空請求」に関する注意喚起 」が掲載されています。

DMMについての注意喚起は、まだ掲載されていないようですが、

このDMMをかたるメールも、同じ詐欺業者の仕業と推測されます。

警察に通報すべきか、それとも消費者庁?

通報先がよくわからないので、とりあえず、だまされてギフト券番号を奪い取られる人が出ないように、ブログ記事にしてみました。

このようなメールには絶対に返信をしてはいけません。



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