橋下徹“有田芳生の人権派面は偽物だ!”
蓮舫さんの戸籍開示が差別に繋がるだって。有田、早く辞職しろ
橋下徹“有田芳生の人権派面は偽物だ!”:PRESIDENT Online – プレジデントより
参議院議員の有田芳生。こいつだけはほんと許せないね。
週刊朝日が僕の出自を差別的に連載記事にしたとき、有田は「これは面白い!」と言い放ったんだよね。そして僕が猛反撃したら、よく分からん言い訳をしていた。その一方、今回の蓮舫さんの戸籍謄本開示問題では、「人権問題の歴史的逆行」になるから開示を許してはいけないなんて言っている。
有田は自分が嫌いな相手(僕)の出自が公になることは面白く、自分の所属する党の代表の、ちょっとした戸籍情報が開示されることはプライバシー侵害になり、人権問題にもなるから許されないと言うんだ。典型的なダブルスタンダード!
こんな有田でも有権者が当選させちゃったんだから、まあ仕方がないと諦めるしかないけど、それでもこいつの給料を税金で賄っているのかと思うと、一納税者として腹が立ってしょうがないね。
戸籍の開示は差別助長に繋がる!だって?自称人権派は恥ずかしげもなくよく言うよな。俺は出自について散々報じられたけど、自称人権派は誰もその報道を批判しなかった。あの報道に比べれば蓮舫さんの戸籍開示なんてどうってことないこと。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 19, 2017
参議院議員有田芳生が僕の出自を面白がっている証拠。それが今、蓮舫さんの戸籍開示が差別に繋がるだって。有田、早く辞職しろ。自称人権派は有田を責めないのか? https://t.co/hxtQXBHFJV
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 19, 2017
佐野眞一「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」(週刊朝日)についての有田芳生氏の全ツイート
週刊朝日による橋下徹特集記事問題とは、週刊朝日が橋下徹大阪市長(当時)に関する連載記事の第1回において、橋下の父が大阪府八尾市の被差別部落出身であるという情報を掲載し、DNAや先祖を理由として人格を否定した記述を掲載したとされている問題。(ウィキペディア)
当時、民進党の有田芳生氏は雑誌が発売されるとすぐに次のようにツイートして、佐野眞一氏の記事を「すこぶる面白い」と絶賛しました。
佐野眞一「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」(週刊朝日)がすこぶる面白い。レイアウトも週刊誌界の常識を破る斬新さ。取材スタッフに今西憲之さん、村岡正浩さんと最強コンビ。橋下市長は朝日新聞の取材をさっそく拒否。佐野さんの戦術にまんまとはまってしまったのは、その性格を知らない無謀反応だ。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 17, 2012
〈本社など取材、橋下氏が拒否 週刊朝日の連載めぐり〉http://t.co/OGoOmRzD「今回の記事は、公人である橋下徹氏の人物像を描くのが目的」。佐野眞一さんだけでなくノンフィクションの古典的手法はルーツを徹底的に調べ上げること。中上健次の「路地」が作品の背景にあるように。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 17, 2012
木村正人「週刊朝日の橋下徹・大阪市長報道にモノ申す」http://t.co/gbq5ZVPA ご自身の経験に基づく迫力ある論評だ。ただ佐野眞一さんのノンフィクションに「客観性」を求めるのは次元が違う。過剰権力的に他者に対応する者は自身への批判・攻撃に対して受忍の義務がある。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 17, 2012
(※【受忍】迷惑や損害をこうむっても、耐え忍んで我慢すること。)
有田芳生氏は、知事、市長という権力者である橋下氏は被差別的な出自、先祖、DNAを明らかにされるなど、「橋下の人格のルーツは部落だ」という家族をも巻き込む非人権的攻撃であっても我慢すべきだと言っています。
この有田芳生氏のツイートに批判が集まると、「いいわけ」と思えるツイートを連続します。
(1)佐野眞一「ハシシタ」について。1・佐野ノンフィクションの手法で人物を描けば、必ずルーツをたどる。それが佐野作品の基本だ。編集部が筆者に選んだ以上、あのような内容になることは前提だったはず。2・私が「面白い」と表現したのは、維新の会のパーティーとその裏面を描いたところ。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 19, 2012
(2)佐野眞一「ハシシタ」について。3・ルーツはすでに他誌が描いている。強権力を行使する公人のどこまでを描いていいかは議論のわかれるところ。私にはルーツ暴露を「面白い」という感性はない。4・だが他者に執拗・厳格な橋下氏が佐野的手法である程度描かれても受忍の義務があると思う。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 19, 2012
(3)佐野眞一「ハシシタ」について。5・しかし、ルーツのある地域を特定し、明示したことをチェックできなかった編集部は弁解の余地がない。6・佐野さんは連載をやめるのではなく、全体像を描くことで読者に判断をあおぐべきだ。橋下氏も自己の批判を原因とする執筆中断を望んでいないだろう。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 19, 2012
要するに有田芳生氏は、「面白いと言ったのは問題とされた記事の一部の部分。橋下集会に来ていた人物ルポ部分であって、出自に関する部分ではない」と釈明しています。
有田芳生氏は、今回の蓮舫さんの戸籍謄本開示問題では、「人権問題の歴史的逆行」になるから開示を許してはいけないとしています。
公党の代表の疑惑の解明のためであっても戸籍は開示してはいけないとする有田芳生氏の立場です。
蓮舫代表に戸籍公表を求めることは、社会的・歴史的「いじめ」であり間違っている。第一に多様性ある社会を求める流れに対する攻撃であり、安倍政権になって著しい排外主義に屈することになる。第二に戸籍問題は長年にわたる被差別部落問題などの闘いへの逆行だ。日本人である代表に全く問題はない。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) July 11, 2017
権力者である橋下徹氏は人権問題でも「受忍の義務」があるとした自身のツイートとは矛盾します。
佐野眞一氏の記事では、「橋下氏の出自」を扱い「ハシシタ」などと侮蔑的なタイトルにしていますので、有田芳生氏は記事の全否定をしなければいけないはずです。それを記事の一部が面白いと言って記事を絶賛しているのです。
有田芳生氏は、自分の好きな相手には「人権問題」を持ち出しますが、敵だと判断した相手には「人権問題」でも受忍しろという。
この二重基準について、指摘されているのに、有田芳生氏はそれが理解できないようです。
橋下徹氏はすり替え、デマゴーグ
橋下徹氏「それで自称人権派だって。笑わせてくれるよ。最低な奴」 有田芳生議員を激しく批判| https://t.co/WOlvixO41f デマゴーグは最低。佐野眞一記事で「面白い」と書いたのは、橋下集会に来ていた人物ルポ部分。「出自」問題に賛同するわけがありません。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) January 30, 2017
いままで黙して来ましたが、橋下徹元市長がデマを拡散するので事実を書いておきましょう。佐野眞一さんの問題連載で橋下パーティに来た男性についてリアルな記述がありました。そこを「面白い」と書いたのは当時のツイッターでも明らかです。それを「出自」問題にすり替えるのは、デマゴーグです。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) January 30, 2017
有田芳生氏は、現在では、橋下徹氏の批判がすり替えであり「デマゴーグ」であると主張して対立しています。