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産経の偽号外「法的措置も検討」でコラとねつ造の境界について考えてみた

time 2017/08/05

産経の偽号外「法的措置も検討」でコラとねつ造の境界について考えてみた

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「安倍夫妻逮捕」のコラは何が問題か

クソコラ作りにもマナーとルールがある

8月3日未明に、ツイッターにて問題を指摘した「安倍夫妻逮捕」のコラ。

このツイートは、産経のSさんが、このコラを作った人物にブロックされたとFacebookに書いていたので、そのコラ画像をキャプチャーしてツイッターに流したものです。

ツイートは460リツイートされ、たくさんのリプライをいただきました。

リプライにあるように、皆さんが、産経新聞に通報してくださったようで、産経新聞の対応も早く、

すぐに産経新聞社は「法的措置も検討」と強い抗議をされています。

 

 

風刺コラとねつ造の境界線について

「パロディだろ、風刺だろ」などの一部の擁護もあるようですが、この産経の「安倍夫妻逮捕」の「偽号外」は、風刺コラとして成立していません。

以下略ちゃんは、政治風刺コラも製作するコラ職人です。だからこそ、この「偽号外」は問題が多いと思ったわけです。

なぜ問題だと感じたのかを、コラ職人の立場から説明してみたいと思います。

民間人の場合は、事実の指摘であっても本人が隠したいことを暴いてしまうと名誉毀損は成立します。

一方、政治家、公人の場合は、事実の指摘であれば名誉毀損は成立しません。

政治家であれば、虚偽や事実と異なることが含まれていなければ、揶揄したり風刺したりするのは許容されると考えています。

例えば、安倍首相のコラでも、こんな風刺コラは、以下略ちゃん的にはセーフだと思います。

クソコラは、何でもかんでもOKというわけではなくて、許容される範囲というものが明確にあります。

以下略ちゃんの考えるクソコラのアウトとセーフの境界線は次のようなものです。

 

以下略ちゃんの考えるクソコラ職人のマナーとルール

  1. 事実を捻じ曲げないこと。…政治家であっても事実でなければ名誉毀損が成立します。
  2. 会社のロゴやブランドを使用する場合は、会社イメージを失墜させないこと。…できれば実存する会社のロゴ、ブランドなどは使用しない。
  3. コラと本物の区別がつかないような精密なコラは作らないこと。…後々までネットに残った場合に、未来の人が混乱しないためです。
  4. ひと目でコラとわからないようなものは、「コラ」または「ギャグ」などと明記すること。

 

問題の「安倍夫妻逮捕」の「偽号外」は、「クソコラ職人のマナーとルール」から次の点が大きく逸脱しているのです。

  • 「安倍夫妻逮捕」「安倍総理逮捕」が事実ではない。…名誉毀損が成立する。
  • 産経新聞のロゴ、フォーマットを使ってしまっている。…産経新聞社に損害を与えている。業務妨害。
  • 産経新聞の「号外」と、一見区別がつかないような出来栄えのコラになっている。にもかかわらず、「コラ」と明記しておらず錯誤を誘っている。

つまり、産経の「安倍夫妻逮捕」の「偽号外」は、クソコラとしても成立していない作品。

全然、ダメダメの単なる「産経新聞のねつ造」でしかないわけです。

 

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