朝日新聞南彰記者「新聞記者の公式サイトにサイバー攻撃、邪魔しないで」⇐それは攻撃ではありません

朝日新聞記者で新聞労連委員長の南彰さんが7月2日深夜に「「新聞記者」の公式サイトがサイバー攻撃を受けているようです。」とツイートされています。

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「新聞記者」の公式サイトが502エラー

たしかに7月2日から7月3日午前にかけて、「新聞記者」の公式サイトが、502エラー( “Bad Gateway”)になっていました。

 

内調の仕業だ。官邸の指示だ

この南彰さんのツイートには、脊髄反射的に次のようなコメントが付けられています。

「自民党から攻撃?」

「それこそ、この映画で描いている内調の暗躍なんでしょうね」

「映画の真実味がさらに増しますね。攻撃を受けるほどに。」

「ほら、全くフィクションじゃないな。」

「日本、すごい事になっていますね… これも血税使って動かされてる。」

安倍晋三 か」

「また、官邸からの圧力ですか 映画のコメント、そのままの事が起きています」

「あれはノンフィクションだと自ら証明してみせるお粗末内閣。」

「内調の仕業だ。官邸の指示だ。まるで映画と同じだ。」

要するに、映画の公開を妨害するために、安倍総理が内閣情報調査室やネトウヨ(笑)を使ってDDoS攻撃を仕掛けて、サーバーを落としていると、彼らは騒いでいるようです。



メイプルストーリーなども障害が発生

サーバーの接続障害は、「新聞記者」の公式サイトだけではありません。メイプルストーリーなども障害が発生しています。

ツイッターでタイムラインを確認すれば、世界的な障害なことがすぐにわかることなのに、なぜ確認もせずに「アベのせい」と騒いでいるのでしょうか?



DDoS攻撃が原因ではない

アメリカのCloudflare(クラウドフレア)という会社がコメントを出しています。

ネームサーバーとは、インターネットでドメイン名をIPアドレスに変換する名前解決を行うサーバーです。

Cloudflareは、エニーキャストネットワークを備えるすべてのクライアントに、ドメインネームサーバー(DNS)を無料で提供する。W3cookによれば、CloudflareのDNSサービスは現在、マネージドDNSドメインの35%以上を占める。SolveDNSによれば、CloudflareのDNS検索速度は常に世界最高クラスであり、2016年4月には8.66ミリ秒を記録している。(ウィキペディア)

 

クラウドフレアのコメント

今日の1342 UTCから、クラウドフレアでプロキシされたドメインへの訪問者が502エラー( “Bad Gateway”)と表示されるという、ネットワーク全体でのグローバルな機能停止が発生しました。この機能停止の原因は、新しいCloudflare WAF管理ルールの定期的な展開中に、Cloudflare Webアプリケーションファイアウォール(WAF)内に単一の誤った設定のルールを展開したことです。(グーグル翻訳)

今回のCloudflare(クラウドフレア)の障害はDDoS攻撃によるものではないとしています。

今日の約30分間、Cloudflareサイトへの訪問者は私達のネットワーク上のCPU使用率の急激な上昇によって引き起こされた502のエラーを受けました。このCPUの急上昇は、ロールバックされた不適切なソフトウェア展開が原因で発生しました。ロールバックするとサービスは通常の運用に戻り、Cloudflareを使用しているすべてのドメインは通常のトラフィックレベルに戻りました。

これは攻撃ではなく(一部の人が推測しているように)、この事件が起きたことを非常に残念に思います。これがどのように発生したのか、またこれが二度と発生しないように防止する方法を理解するために、私が書いたとおりに内部チームがミーティングを行っています。(グーグル翻訳)

こうやって、知識が乏しい人や、きちんと調べようとしない人が介在すると、デマやフェイクが発生して広がっていくんですね。

すでに映画館で上映中なのに、HPだけ落としても意味がないじゃないですか。少し考えればわかることなのに、どうしてすぐに「官邸の圧力」になるんでしょうか。

意味不明です。



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