【時系列詐欺】大雨特別警報は7月5日に出されていると1年間のずれを利用して騙そうとするケース

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 時系列詐欺にもいろいろ手口がある

「5日17時51分、気象庁は「甚大な被害の危険が差し迫っている」として、福岡県に大雨特別警報を発表した。さらに19時55分には、大分県にも大雨特別警報を発表した」などというコメントをTwitterに書き込んでいる時系列詐欺を発見しました。

これは、昨年平成29年7月5日と、今年平成30年7月5日の赤坂自民亭と混同させようとする新しい手口で、「平成何年かを書かない」「ソースを付けない」ツイートで錯覚させようとしてくるのが特徴です。

昨年7月の九州北部豪雨では、JR久大線の鉄橋が流失し、大分県日田市の光岡てるおか―日田駅間(2・4キロ)が不通となっていましたが、7月14日、約1年ぶりに全線復旧したばかりです。

この時の大雨特別警報を持ち出してきているわけです。

仮に、本当に勘違いによるものだとしても、年月日の確認を怠って、ネットに書き込んでいる時点で明らかに時系列詐欺であり、悪質な行為といえます。

うっかり、騙されないようにしてください。

7月5日とだけ書いて、去年の特別警報を引用しているアカウントは複数確認できます。

以下略ちゃんのようにすぐに調べる人ばかりではないでしょうから、騙される人はいるでしょう。

もともと自民党に良い印象を持っていない人は、安倍政権に対してさらに憎しみを募らせるでしょう。何も考えていない人にも、何となく安倍政権は頼りないという印象を残すことはできるでしょう。

時系列詐欺デマだと見破られても、彼らの印象操作は成功なのです。

 

7月5日の福岡県の特別警報は昨年平成29年のもの


参考

 

……覆水盆に返らず 。



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