Twitter公式アカウントは、どういった行為がスパムと判定されるのか具体的な例について発表しました。
個人的に注目したのは、Twitterアカウントは10個まで作れるということを正式に明言したことです。
ただし、Twitterアカウントは10個まで作ることは可能ですが、複数アカウント作成に対して注意をすべき重要なポイントがあります。以下、詳しく解説します。
スパム行為の具体例
一部のユーザーから、どのような行動がユーザーのスパムにつながる可能性があるか、およびプラットフォーム操作のためにアカウントが強制(=凍結またはシャドウバンのことと思われる)される可能性があるかどうかが必ずしも明確ではないという声が寄せられています。避けるべき事項を次に示します。
(Google翻訳)
We’ve heard from some of you that it’s not always clear what behaviors can result in spam for users and your account potentially being enforced for platform manipulation. Here are some things to avoid:
— Twitter Safety (@TwitterSafety) January 27, 2023
(以下はこのツイートのスレッドです)
①同じ内容やリンクを何度も繰り返し投稿しないこと。特にその話題と直接関係のないスレッドへ投稿するには注意が必要です。
②特に同じ種類のコンテンツやリンクを使用して、過度に他人のアカウントにコメント(メンション)しないでください。
こうした行為はユーザーからブロックされたり、ハラスメントとして通報される可能性があります。特にヘイト嫌がらせ行為が含まれている場合。
③ツイートに注目を集めるために、ツイートに全く関係ない流行のハッシュタグを付けないでください。
④最大10個のアカウントを作成できますが、スパム目的でのアカウント作成は禁止。それぞれのアカウントには独自の内容が必要。拡散や可視性を高めるために、お互いのツイートを繰り返しいいねし合ったりリツイートするブースト行為は禁止。
⑤すでに複数アカウントを持っている場合でも、新しいTwitterルールは適用されます。複アカを利用して凍結を回避したりTwitterルールに違反しないでください。すでに10個を超えるアカウントを運用しているユーザーは、ルールに従っている限り強制されることはありません。
アカウントは10個までしか作れませんが、現在、10個以上を所有している人はスパム行為をしない限りそのまま運用していても大丈夫のようです。
複数アカウント運用方法のアドバイス
以下は、個人的に注意している複数アカウント運用方法のアドバイスです。
(これは個人的に注意していることであって、運営から正式にアナウンスされているものではありません)
①複数アカウントを運用する場合、Twitterの「アカウント名」は相互に関連性のない独自のものにする。「以下略ちゃん」「以下略ちゃんサブ」「以下略ちゃん3」というような名称の付け方は避ける。「個人」と「法人」のような「鈴木○○」「鈴木○○商店」のような組み合わせは有り。
②複数アカウントの、Twitterの「ユーザー名」も相互に関連性のない独自のものにする。Twitterの「ユーザー名」とは「@○○○○○」のように、@(アットマーク)以降に続く文字列のこと。
「ユーザー名」も特定の文字列の連番になるように付けてはいけません。
かつて、2012年に東京都がTwitterアカウントを作成した際に連番アカウントだったために、「東京都生活文化局」(@tocho_seibun)や「東京都総務局復興支援対策部」(@tocho_fukko)など「@tocho_○○」の13アカウントがAIによってスパム判定され凍結されたことがあります。
③アイコン画像は別々のものをきちんと入れる。プロフィールもそれぞれ異なった内容ですべてのアカウントに入れる。
④複数アカウントは、それぞれ独自のキャラを考えて運用する。
Twitterのスマホアプリは10アカウントまで登録して簡単に切り替えて使えます。 企業アカウントと個人アカウントを間違えて投稿してしまう誤爆には注意してください。