福岡県吉富町の中2ピロリ菌 無料検査に思うこと

2022年8月29日付けの朝日新聞によると、人口約6500人の福岡県吉富町では中学2年生を対象に、胃がんなどの原因となるピロリ菌の早期発見に向けた無料検査を実施するそうです。

全額負担のための事業費11万6千円を9月議会に提出するとのこと。

ピロリ菌検査は自費で約1万円程度といわれ、事業費11万6千円と予算規模が小さいので、1万円の半額と見積もっても約20人が対象なのかとも思いますが、この試みは全国に広がってほしいものです。

個人的な話ですが、家族にずっと胃腸の調子が悪かった人間がいて、胃カメラを実施してピロリ菌検査をしたところ、ピロリ菌が発見されました。

1種類の「胃酸の分泌を抑える薬」と2種類の「抗菌薬」の合計3剤を同時に1日2回、7日間服用する除菌療法を受けたところ、見違えるほど胃腸の調子が良くなり、ご飯がおいしく食べられているとのこと。

その胃腸の調子が悪くなった時期を遡って考えると、小学6年生の頃だったというのです。感染経路は不明。それから、ずっと何年も無駄な悩みを抱えていたことになります。

小中学生の頃というのは、自分の健康管理に興味が無いというか、よくわかっていないところがあります。

しかし、胃腸の調子が悪いという状態を引きずっていると、受験勉強にも集中できない。将来の進学にも影響します。

そういう意味でも、中学2年生というのは、「ピロリ菌検査」にドンピシャリの時期だと思うわけです。

福岡県吉富町ふるさと納税 返礼品




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