QRコード決済のPayPayは2021年10月1日以降、年商10億円以下の加盟店に対して、いままで無料だった決済手数料を有料とし、決済金額の1.6%(税別)または1.98%(税別)を徴収しています。
そんな折、11月2日、Twitterに「PayPay」と「現金」の商品価格の異なる中華メニューの画像がTwitterに投稿され話題になっています。
「PayPay」と「現金」の商品価格の異なる中華メニュー
これは、
マーボー豆腐 現金750円/ PayPay 770円
ひき肉と玉子炒め 現金850円/ PayPay 880円
レバー木耳竹の子炒め 現金850円/ PayPay 880円
タマネギと豚肉のスタミナ炒め 現金850円/ PayPay 880円
汁なしタンタン麺 現金950円/ PayPay 990円
トマト風味タンタン麺 現金900円/ PayPay 935円
カレー風味トマト麺 現金900円/ PayPay 935円
マーボータンタン麺 現金950円/ PayPay 990円
ピリ辛五目ラーメン 現金900円/ PayPay 935円
などという具体的なものです。
加盟店規約違反
これを引用リツイートしたところ、加盟店規約違反であるとのご指摘をいただきました。 クレカでもQRコード決済でも、国内事業者はもれなく他の決済手段に比べて不利にしてはいけないという加盟店規約があるそうです。
それもそうですね。
あからさまに PayPay 料金のほうが高い金額のメニューを作られてしまっては、 PayPay も困るでしょう。
https://t.co/StcGw7ZEcn
— てら💉💉 (@terachan_tera) November 2, 2021
参考
第4条3項
第16条の2 pic.twitter.com/SzY7tfk40D
PayPayのやり方は、はじめは普及を目的にして浸透させてから儲ける、でしたっけ?
— まる (@7964miiko) November 2, 2021
とにかく店側に端末を設置させて、社会的にも必要不可欠なものにする戦略と聞きました。
ソフトバンクもこんな感じだったような🤔
他の方もリプされてましたが、料金を客側に転化するのって、違う気がしますが😅
料金を値上げして、現金だけ割引にするのは?
それならば、料金を値上げして、現金だけ割引にするという方法は、どうなんでしょうか?
規約違反ですね。https://t.co/z51709VbGk pic.twitter.com/O3ffW7o5RZ
— てら💉💉 (@terachan_tera) November 2, 2021
それでも駄目なら、会員カードを100円ないし200円で発行して、有料会員だけ現金割引にするという方法はどうでしょうか。
これなら、値上げした金額を支払う現金客も PayPay 客も両方いるので、規約違反にはならないような気もしますが。
実際に、神奈川県横浜市に本社のあるスーパーマーケットの「オーケーストア」では、この方法で、食品のみ3%現金値引きを行っています。