週刊新潮 2021年10月7日号に、『「町長のレイプを告発した草津女性町議 暴露された「枕営業メモ」』という記事が掲載されました。
群馬県草津町で、 黒岩信忠 町長に性的暴行を受けたと新井祥子 元町議が電子書籍『草津温泉 漆黒の闇』(飯塚玲児著)で告発。名指しされた町長は事実無根と否定、新井 元町議と電子書籍の著者、および中澤康治町議に対して名誉毀損で民事訴訟を行っています。
新井 元町議の支援者と思われる人たちによる「セカンドレイプの町・草津」請願第二弾! として、 中澤康治 町議 を紹介議員として9月草津町議会に請願が出されました。
この週刊新潮の記事は、9月6日の草津町議会での黒岩信忠 町長の反論を元に書かれています。
そこで、約5時間ある9月6日の本会議の動画を視聴してみました。
この記事は、 9月6日の草津町議会での黒岩信忠 町長の発言の重要部分について文字起こしをしたものです。
6月議会に出された請願に対する請願
9月に出された請願は、
【6月議会提出「20年12月黒岩卓 議長の不適切発言及び21年1月21日付『通知書』の誤謬を議会広報誌に掲載することに関する請願書」審議において、黒岩信忠 町長が請願者142名を恫喝するという憲法第16条違反を行ったことに対し、議会で謝罪するよう勧告していただくことを求める請願】
というもので、 「枕営業メモ」 は、その趣旨説明を中澤康治 町議が行ったことに対する反論を 黒岩信忠 町長が行った中で飛び出しました。
なお、この請願は、反対9、賛成1で不採択となっています。
週刊新潮 2021年10月7日号の記事
草津町議会9月本会議
草津町議会の中継動画はYou Tubeで公開されますが、リアルタイムではなく、公開はずっと後になります。
ようやく、You Tubeに、草津町議会 令和3年第5回 定例会が公開されましたので、9月6日の分をすべて視聴してみました。
以下、9月6日の議会から、関係する重要部分について、文字起こしをしてみます。
新井祥子元町議はレイプから 強制わいせつ罪に主張を変えた
令和3年第5回草津町議会定例会|決算総括質問、議案(人事案件)、請願・陳情書上程|群馬県草津町
動画の1時間21分04秒頃から
黒岩信忠 町長「だからあなた方が何を勘違いしているか。(請願を)出す行為そのものに差別はされないという意味で、書かれた内容については憲法は規定していない。書かれた内容を公式の場所であろうがどこであろうが言えば、それは名誉毀損になる、そういう意味です。法律論、盾に取るんなら勉強しなさいよ、あなた(中澤議員)。
それから、大変これひどい話だけど、長いからかいつまんで読みますけど。
請願書の中に、町長から性被害を訴えたら新井祥子に告訴を強要することがセカンドレイプの町、それからファーストレイプが存在した、性被害者を訴えてる人に対し、それから、ファーストレイプの存在があるか否かそれは天知る地知る当事者のみであり、おのれ、私のことですね、提訴した本件民事裁判においてレイプが虚偽事実、嘘であるか否かを明らかにしなければならい、判決文が書けないような訴状をしたためておきながら、…小馬鹿にしてる。
新井氏がその性被害について詳述した書面をすでに裁判所に提出してる。議会、町をあげてセカンドレイプの町を拡散してると。
あなた方は一貫して裁判は裁判でやればいいって言いながら、今日は裁判の中に非常に立ち入ったことをコメントしてるから、私の方からもきちんと反論をしておきたいと思います。
これほど町議会、町民をバカにする請願書を見たことがない。
以前も警告したが違法性を構成する。今後もセカンドレイプの町、草津を吹聴するのなら、しかるべき措置をとる。警告をしておきます。
中澤議員たちは新井祥子元議員が電子書籍に投稿した内容が真実であり、レイプの被害者としている、性被害を訴えてる新井祥子に告訴を強要しているとしていて、その反面、私、黒岩町長が加害者である、町長が嘘を言ってる、この組み立てを前提に、ここが問題なんですけど、法律上の立証責任まで、私、黒岩にあるとしている内容である。
そもそも論で新井 元町議は、町長と町長室で肉体関係を持ちました、反省します。また黒岩町長を本当に好きになってしまいました。町長室で二人っきりになった時、私の気持ちが通じた時は本当に嬉しかったですと、自筆で書き記している。
どこにも強姦、レイプされたとしていない。
それがマスコミやネット等で拡散されるにつれ、強要の性交渉をされたに変遷したのである。つまり当初はレイプでなく同意であり、言い方変えればレイプはないと言ってるのと同じになる。黒岩、私が警察に被害届けを出したとたん、新井氏は強姦罪・刑法177条の強制性交等罪でいうレイプに主張を変えたんである。
それが、7月7日に新井氏から提出された準備書面では、強制性交等罪レイプから突如、強制わいせつ罪・刑法176条にたやすく変えてしまっている。
法律上は重大な主張の変遷である。変えてるということです。
最初、嬉しかった、同意をする意味です。次は、レイプされた。そしたら今度は、わいせつ罪に変えてきたと、新井氏は主張を二転三転をしている。主張に辻褄があわなくも全く気にしない虚言癖の特徴が如実に表れている。
また当初は肉体関係を持ちましたとして性交渉が成就したことを認めていた。それが、卑猥な言葉であるが、後ろから新井氏の○○部に、町長の○○を擦りつけたに変えたのである。アポイントの問題、物理的、時間的、町長室の環境から、レイプの主張は無理として、いとも簡単にレイプから強制わいせつ罪に主張を変えたのである。
強制わいせつ罪では、これはレイプと言わない。例えば女性の胸を触っても強制わいせつ罪になる、これをレイプと言うか? 言わない。刑法では区別をはっきりしている。強制性交等罪・刑法177条と、強制わいせつ罪・刑法176条の決定的な違いは性交渉があったかなかったかの違いである。」
新井祥子 元町議の「枕営業メモ」
令和3年第5回草津町議会定例会|請願書6|群馬県草津町
動画の32分46秒頃から
黒岩信忠 町長 「それと裁判所の記録が出されたってこと、あとで因縁つけられる可能性あるけれども、これは憲法の82条と民事訴訟法の91条1項に基づき公開され、必要とするならコピーも取れるということで、何の問題もないということであります。
最後に申し上げますけど、今回の裁判上の中で、衝撃的なものが証拠として詳述が出てきました。
これは新井氏が飯塚玲児(敬称なしママ)に渡したというものでありまして、名前は消されておりますけども、新井氏が書いたもので、見ると筆跡も全く新井祥子氏のものであると判断しますけども。
名前は言いません。○○さん、2007年10月から2010年11月、B旅館で2回。あ、その前に、私は以下の人たちと男女の関係になり肉体関係を持ちました。○○さん、2007年10月から2010年11月、B旅館に2回関係を持ちました。
○○さん、2010年2月から2010年11月まで軽井沢、高崎のホテルなどで4回関係を持ちました。
○○さん、2013年9月から2014年2月、東京のホテルに行き1回関係を持ちました。
Nさん、あ、失礼、○○さん、2015年6月17日から現代楽園という高崎のホテルで1回関係を持ちました。
この次は問題ですけど、○○さん、2017年10月から2018年10月まで B さんの自宅で2回関係を持ちました。保険契約とお小遣いをいただきました。
そして次にもう一人、2018年3月から2019年の間に彼の部屋で2回関係を持ちました。保険契約とお小遣いをいただきました。
これらのことを包み隠さず告白します、って。
これは新井祥子議員が飯塚玲児氏に事前に渡してた書類ということで、飯塚玲児氏が裁判所に出してきたものであります。
否定するんであれ否定して、その嘘だっていう証拠を新井氏が見つける以外ないと、そのように訴訟上になっております。
まあ本当にこの驚くべき内容であります。これは世間一般で言われる枕営業って言われても致し方ない。それから一般市民の視点からして、売春行為まで疑われる告白である。
あなた方は買春NO!というプラカードを掲げてますけれども、言ってることとやることが全く違う。
これは新井氏あなたがたが裁判所に飯塚玲児氏を通じて出したものであって、その責任があるとするなら飯塚氏にそれを述べればいいと思います。
少し長くなりましたけど、きちんと反論をしておきます。憲法16条の議論は何の問題もない。逆にそれを盾に取って草津町民を貶めるような行為をすることは、今後するとするならばしかるべき措置をとると、それは申し上げておきたいと思います。」