7月2日に免許停止期間中にもかかわらず、無免許の状態で車を運転し事故を起こした木下ふみこ都議。
その木下ふみこ都議の、免停期間については共同通信が7月5日に配信して、日刊スポーツ、スポニチ、東京新聞、日本経済新聞など複数の新聞が記事にした次の記載がありました。
「2月ごろに免許停止になった」?
木下氏は取材に「事故を起こしたのは事実。2月ごろに免許停止になったが、事故当日は停止期間が終わったと勘違いをしていた。公人でありながら本当に申し訳ない」と話した。
日刊スポーツ
複数の新聞が「2月ごろに免許停止になった」と伝えたことにより、多くの人が2月ないしは3月上旬から免許停止と思っていました。
ところが、この共同の「2月ごろに免許停止になった」は不正確である可能性が高くなりました。
「免許停止期間は、今年4月から今月3日まで」
7月11日、日曜よる10時からの「Mr.サンデー」で、次のように説明していました。
「免許停止期間は、今年4月から今月3日まで」
参考までに、7月11日の「Mr.サンデー」での木下ふみこ都議の無免許運転についてのニュース部分を、文字にしてみます。
“無免許都議”さらに深まる疑惑
2017年東京都議会選挙で都民ファーストの会から出馬し初当選を飾った木下都議。今月4日に投開票が行われた都議選でも2万9000票余りを獲得、再選を果たした。
だが、この2日前。免許停止期間中に、無免許運転の状態で交通事故を起こし、相手にケガをさせていた。
「免許停止の期間を勘違いして乗ってしまった」
免許停止期間は、今年4月から今月3日まで。木下都議は、期間が終了する日を勘違いしていたという。
しかし、
日本維新の会から出馬の前田順一郎氏「免停の期間を間違えていたというのは、ちょっと理解ができないですね」
ミスターサンデーの取材に答えたのは、木下都議と同じ選挙区で当選を競った前田順一郎氏。
「6月の21日にちょうど木下さんと街宣車ですれ違った時に私の方から、お互いに頑張りましょう、みたいなね、ご挨拶をしたことがあって、向こうは木下さん一人で運転をされていらっしゃった」さらに、木下都議の自宅周辺を取材すると、
ディレクター「木下都議が最近、運転してる姿って…?」
近所の人A「あ、見た、見た」
ディレクター「どれくらい前ですか?」
近所の人A「つい最近、1週間以内くらい」ディレクター「車を運転している姿って見たことあります?」
近所の人B「見たことあるよ。2週間くらい前になるかなぁ」…車を運転する木下都議の姿がひんぱんに目撃されていた。
東京・板橋区の有権者(男性)「一言でもう、この野郎ふざけるな、って言いたくなるぐらいですよね」
東京・板橋区の有権者(女性)「免許停止期間って、忘れますかね、普通」
今月6日、都民ファーストの会を除名処分になった、木下都議、さらに物議を醸したのは、処分当日に新たな一人会派を立ち上げたこと。
小池百合子都知事「出処進退は自らが決めるということですけれども、新しい会派をつくるという出処進退というそういう選択肢があることに、私は大変驚いたところでございます 」
すると今日、木下都議に新たな動きが…
選挙中、無免許運転の状態で事故を起こし、党を除名処分となった木下ふみこ都議、今日、公式フェイスブックやTwitterが相次いで閲覧できなくなった。
これは何を意味するのか?
木下都議は今月8日、HPに謝罪文を掲載したものの、いまだ公の場に姿を見せていない。
(Mr.サンデー 2021.7.11)