ニューソク通信社の2021年1月23日のYouTube動画で、ジャーナリストの須田慎一郎さんがすごいことをおっしゃっていました。
なんと、須田慎一郎さんは、今までに29件、名誉毀損の民事訴訟で訴えられているのだそうです。
真実相当性の立証には4つないし5つの報道が必要
動画は1時間51分と長いですが、政策コンサルタント、元通産省・経産省職員の原英史さんを迎えて、前半は「朝日新聞の大誤報(養父農業特区関連)」、後半23分頃からは「原英史さんの篠原孝議員との名誉毀損訴訟を題材に、間違った報道・情報に惑わされないための注意点」について解説されています。
その篠原孝議員の立証すべき真実相当性について、須田慎一郎さんは動画の中で、「ひとつの新聞記事だけを信じてはいけない」、と次のように語られています。
(動画37分ころから)
須田慎一郎さん「テクニカルな話をすると一つの報道だけで真実相当性は立証できないんじゃないかなと僕は思いますよ。今日は実用講座ですから、一つのこういう報道だけに依存することなく。同じような報道を、2、3あればね。私、実を言うと名誉毀損訴訟、29件、訴えられた経験がありますんでね。その真実相当性、真実の立証についてはですね、プロ中のプロです。私、はっきり申し上げて。私の長い裁判経験から言うとですね、2、3では足りません。4つないし5つのですね、報道であるとか。そういったね、情報発信を見つけてきて、やっぱりこれ公判で示さなければ真実相当性は裁判官は認められないんじゃないかなあと思いますね。」
須田慎一郎さんもご出演の「真相深入り!虎ノ門ニュース」では、竹田恒泰さんはじめ8人の方が昨年末に津田大介さんに名誉毀損で訴えられたという報道もありましたが、そちらについての須田慎一郎さんの見解にも興味があります。
ぜひ、お話をうかがいたいものです。