難病は「癖」発言の石垣のりこ議員が謝罪も 見当違いな内容でまたもや炎上

前回に続いて、石垣のりこ議員の話題です。

難病の潰瘍性大腸炎の治療を理由に辞任表明した安倍総理について、8月28日にTwitterで「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と批判した立憲民主党の石垣のりこ参院議員に対して、

タレントの指原莉乃さんが30日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)で、

「人の痛みって分からないじゃないですか。そういう時に気づけない人は悲しい人だなって思います」

と指摘されています。

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「表現をさらに洗練させることに努め」

指原莉乃さんに「人の痛みがわからない人」と指摘されてしまった石垣のりこさんが、31日にTwitterを更新しました。

投稿されたのは謝罪文のようですが、明後日の方向の謝罪文で、ふたたび炎上しています。

 

本日、我が党の福山幹事長ならびに長浜参院会長より「口頭厳重注意処分」を頂戴しました。私の発言は疾病やそのリスクを抱える方々に向けたものでは決してありません。しかし、解釈の余地を残す拙い表現で、意図せず傷つけてしまった方たちがおられることには、改めて深く反省しお詫びを申し上げます。

今後は、表現をさらに洗練させることに努め、時代の空気に屈せず、また、権力に萎縮することなく、政治家として言うべきことは毅然と発言する姿勢を貫いてまいります

— 石垣のりこ (@norinotes) August 31, 2020

この文章、皆さんは読まれて、どう感じましたか?

 

以下略ちゃんは、

「福山幹事長ならびに長浜参院会長より『口頭厳重注意処分』を受けたんで、とりあえず謝っとくわ。 私は間違っていなかったけれど、これからはもっと上手く書きます」

というように読めました。

 

謝罪文の基本は余計なことを付け加えないこと

謝罪および炎上の沈静化を目的とする文章では、謝罪文に余計なことを付け加えてはいけません。

読み手は、いろいろな読み方をしますので、余計な文章を付け加えてしまうと、さらなる誤解を招いてしまうことがあります。

場合によっては、謝罪の心すら伝わらなくなってしまいます。危機管理の基本です。

「解釈の余地を残す拙い表現」

しかし、石垣のりこさんの謝罪文は、

「解釈の余地を残す拙い表現で、意図せず傷つけてしまった方たちがおられることには、改めて深く反省しお詫びを申し上げます。」と書きながら、

後半でまたも開き直りとも取れる「解釈の余地を残す拙い表現」の文章を付け加えていらっしゃいます。

自己矛盾の文章になっています。

 

「総理大臣には何を言っても許される」

石垣のりこさんを支える周囲の人は、今回のことは全く悪くないと考えているようです。

 

 

病気を利用して相手を攻撃しても…

総理大臣には何を言ってもいい。総理大臣の病気は揶揄してもいい。

総理大臣の難病は「癖」だけど、一般の人の難病は「癖」だとは思っていない。

そんな詭弁が通用すると考えているのでしょうか?

病気を利用して相手を攻撃しても、お仲間からは擁護されることはあっても、ぜったいに勝てませんよ。



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