岡山理科大獣医学部が3月17日、HPに「新型コロナウイルスへの本学の取り組み」という約750文字の記事を掲載しました。
新型コロナウイルスへの本学の取り組み
野生動物間でウイルスがどのように振る舞い、種を超えてヒトに感染するのか、というウイルスの生態を明らかにすることは獣医の役割です。そこで、獣医学部では、これまで人獣共通感染症の講義において総論・各論のほかに事例解析としてデング熱、エボラ出血熱、重症熱性血小板減少症を取り上げてきました。今般、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、WHO(世界保健機関)は2020年3月11日に深刻な現状を「パンデミック」(世界的大流行)と表明しました。ヒトと動物の共通感染症で、これまでのSARS、MERSと同様、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)もコウモリ由来のウイルスによると考えられ、ヒトへの感染に媒介動物がいる可能性がありますが、制御するのは容易ではないと思われます。2020年度の「人獣共通感染症」の講義には「新興コロナウイルス感染症」を組み入れるよう計画しています。
国際シンポジウムとして昨年3月に「越境感染症の野生動物対策」、11月には「今注目される新興ダニ媒介人獣共通感染症」を開催し、野生動物やペットからの感染の状況、患者の発生状況と予防法などを紹介しました。また、過去2年間で合計19回の市民公開講座を開催し、多くの専門家、市民に対して最新の情報発信や啓発活動に寄与しています。今般の新型コロナウイルス感染症についても、国際シンポジウムのような形で取り組んでいきたいと考えています。
現在、吉川獣医学部長のホームページ(https://www.ayyoshi.com/)で、「コロナウイルス感染症」について情報発信していますので、ご覧下さい。
新型コロナウイルスの新薬開発については、系列大学薬学部の医薬品の素材探索や製剤技術に関する専門家などとも協力して研究していきたいと考えます。(岡山理科大獣医学部)
ひとことで言うと「獣医学部長のホームページに書いてあるよ」ということです。
特に目新しいことは書いてありません。
吉川獣医学部長のホームページには、以前から動物由来の感染症について詳しく解説されていました。
このコロナウイルスの解説なんて、めちゃくちゃ詳しいですよ。
以下略ちゃんは、ときどき吉川獣医学部長のホームページを読んでいました。
それなのに、理系のことを何も知らない漫画家さんや国会議員が、きちんと調べもしないで「税金168億円も使った岡山理科大獣医学部のページに新型コロナウイルスのことが書かれていない」と大騒ぎしていただけの話です。
アホかと、思います。
「「準備中」だと指摘したところ、改善がなされました」
加計獣医学部が新型コロナ「取り組み」をHPに 国会で「活動内容」ただされる経緯も – 毎日新聞 https://t.co/tzlUHWLoo2 16日の予算委員会の質疑冒頭でHPがずっと「準備中」だと指摘したところ、改善がなされました。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2020年3月19日
お前らのために『クレーム対策』しないといけない身にもなれよ。
— mugwort (@mugwortlab) 2020年3月19日