【推理】「森ゆうこ議員はウソついている、22時まで通告しなかった」はデマなのか時系列を考えてみました

国民民主党の森ゆうこ参院議員が、11月8日の日本維新の会の足立康史衆院議員の国会質疑を受けて、デマだとツイートされています。

「22時通告」はデマなのでしょうか?

今回の記事では、以下略ちゃんが「質問通告遅れ疑惑」について、時系列を推理してみます。

現時点では、あくまでも、個人的な推理ですから、混同されないようおねがいします。

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恫喝体質

どう見ても、恫喝で疑問に思う人々を黙らそうとしているツイートのようにしか見えません。

この恫喝体質は、どうにかならないのでしょうか?

森ゆうこ議員が、説明責任をはたして、最初から国民にわかりやすく詳細を説明すれば、すぐに解決する話のはずです。

 

仕方がないので、いままで判明したことを元に、個人的に全体像を推理してみます。

あくまでも、11月10日時点における「個人的な推理」ですから、確定したものではないということを念頭に置いて、今回の記事はお読みください。



足立康史議員の疑問

足立康史議員の疑問は、次の項目のようです。

では、これについて推理してみます。



推理による時系列整理

森ゆうこ議員の、10月13日(日本時間)のツイートから、一連の流れを拾って時系列を推理してみました。

森ゆうこ議員はウソをついていない。もちろん官僚の答弁は正しい。の2つの条件のもと、成立する時系列です。

以下、推理結果を時間経過順に箇条書きにしてみます。

  1. 16時08分 森ゆうこ議員が、それぞれ一行の簡単な質問要旨を国対(自分の所属会派?)に提出したのは10月11日の16時08分(日本時間、以下同じ)。
  2. 国対(自分の所属会派?)が参議院委員部に提出、そのまま内閣総務官室にいくはずが、届いていなかった。(理由は不明)
  3. 17時前 参議院木下委員部長の答弁より…「森ゆうこ議員の所属会派から17時(午後5時)前に、委員長に質問要旨の書かれていない質疑通告が提出された。(要約)」
  4. 内閣総務官室の人たちが、質疑通告だけで質問通告(質問要旨)が届かないので(原英史さんを参考人として呼ぶにも要旨がわからず、困惑?)、森ゆうこ事務所に直接、来訪。
  5. 森ゆうこ議員は、総務官室の人たちに、その場で一部の詳細部分要旨を作って渡す。
  6. このとき初めて内閣総務官室は質問通告内容(一部)を確認。
  7. 20時頃 内閣総務官室から末端の内閣府特区部局に伝わり、原英史さんに連絡が届く(10月11日の20時頃)。
  8. 台風接近のなか、霞が関は全省庁待機になっていて、自宅に帰れず不安になった官僚が匿名アカウントでツイート。
  9. 官僚と思われる匿名ツイッターアカウントのツイートを見た人から、森ゆうこ事務所に抗議の電話。
  10. それまで内閣総務官室の人たちが来たので質問通告が届いていると思いこんでいた。が、抗議の電話で、実は届いていなかったことに森ゆうこ議員が気がつく。
  11. その後、全てではないが、他の項目も詳細部分要旨を作り、参議院委員部に送る。ここで質問通告が確定した。
  12. 22時 内閣官房大西内閣審議官の答弁より…「森ゆうこ議員の質問要旨を、内閣総務官室が参議院予算委員部から受け取ったのは10月11日の22時(午後10時)。(要約)」
  13. 内閣総務官室22時(午後10時)入手の質問要旨には「なお、順次、各省別に詳細の要旨を作成しているとのこと」と書かれており、各省別の詳細の要旨のあるなしが確定したのは、さらにこの後の時間にずれ込む。



関連の森ゆうこ議員のツイート

 

22時入手の質問要旨

「なお、順次、各省別に詳細の要旨を作成しているとのこと」と書かれています。

原英史さんには、この他に1枚、送られています。

「国家戦略特区について」の質問要旨(原英史さんに送られたもう1枚)は、たぶん5の時点では渡されておらず、6と7の間で森事務所から送付されたのでないか? と推測します。そういった感じで、五月雨で次々に、14項目それぞれの詳細要旨が順次送付されたのでしょう。

あくまでも、推測ですけどね。

最初に、ていねいに時系列を説明して、「行き違いがあったみたいで、届いていなかったようです。すいませんでした」と謝罪されていれば、それで済んだ話だったのでしょう。が、嘉悦大学の高橋洋一さんに「図」が漏えいしたという話にすり替えて、あげくにそれがツイッターのタイムスタンプ変造だったという話になって大炎上しているのです。

加筆



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