国民民主党の代表の玉木雄一郎さんが、7月25日、YouTubeの文化人放送局チャンネルに登場。憲法改正の議論について話されました。
モリカケ問題で時間を取り、反省
玉木雄一郎代表は、冒頭、参議院選挙の総括に触れ、「モリカケ問題、国会でかなりの時間を取りましたから。結果として国政の重要課題について議論する時間が少なくなってしまったこと、そしてそれを国民の皆さんに示すことができなかったこと。これは本当に反省しなければいけないと思います」と謝罪されました。
そして、「私、生まれ変わりました。安倍総理、たしかに総理の考えとは私違いますけど、憲法改正の議論はしっかり進めていきましょう」と、安倍総理に呼びかけました。
「憲法の改正議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」
文字起こし
6分40秒頃から
生田よしかつさん「そこで国民民主はどういうふうにしていきますか?」
玉木雄一郎代表「我々はね、オーソドックスに改革中道路線で来たんだけれども、ただやっぱりまんまるっこい状況でもダメだから、どこか尖らないといけませんからね。そこはね、本来の我々の姿なんだけれども、もっとあんまり遠慮せずにね、これからの日本にとって必要だと思うことはバシバシ、バシバシ言えと。いうことで憲法の話もね、我々としても憲法の改正議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけますよ。ね、安倍総理にも受け取ってもらいたいんですよ。あのー、秋波を送ってくれているのは、なんか新聞で見たんですけど」
生田よしかつさん「でも、下手するとさ、秋波を送ってくれていて、一本釣りされちゃうよ」
玉木雄一郎代表「ははは(笑う)、一本釣りしたって意味がないんで。細野さんみたいになっちゃうんで。だから我々としては組織としてひとつの考えをまとめてね、それをやっぱりきちんと党と党として、最終的には党首と党首として、きちんと話をさせてもらいたいですね」
生田よしかつさん「大事なことですね、下手すると草刈場にされちゃってもね」
玉木雄一郎代表「そういう報道がよくあるんですけどね」
生田よしかつさん「そうそうそう、そのためにも、もう一回呼びかけましょう。安倍総理、って」
玉木雄一郎代表「私たちはね、憲法議論しっかりやりますから。あのー、総理の4項目には必ずしも賛成ではありません。ただ憲法議論はね、国の最高法規ですから、あのー、やりましょう」(文化人放送局【緊急特番】吠えろ!玉木雄一郎!!+感想編)
https://www.youtube.com/watch?v=mOe-hPDPcFc
今回の参議院選挙によって、与党の自民、公明両党と憲法改正に前向きな日本維新の会などの「改憲勢力」が、改憲の国会発議の条件である参議院の3分の2とされる164議席を割り込んでいます。
国民民主党が「改憲勢力」となれば、ふたたび参議院の3分の2を超えることになります。
立憲・有田芳生 副幹事長も反応
これを評価する声があがっています。
外から失礼します。玉木代表良い感じでした。加藤さんも言っていましたが、Aさんの変わりにちょくちょく出演して生田さん・加藤さん・高橋さん達に揉んでもらって力強い党首になり、国民民主党をしっかりした保守の野党に成長させて欲しいです。
— ばぁば (@imS1VNZExnUNUhT) 2019年7月25日
立憲民主党の有田芳生 副幹事長もさっそく反応されています。やはり気になるようですね。
そんな水準ですよ。もともと。みんな思っていても言わない。 https://t.co/nfPXR3XY4t
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2019年7月25日