【アンケート結果】「やめろ」「帰れ」 連呼コール「ヤジではなく妨害」が80.7%、「選挙の妨害」と考える人が96%

周囲の人が、演説の内容を聞き取れなくする目的(と思われる)の、大声の「やめろ」連呼コールを朝日新聞と毎日新聞が、一生懸命に擁護しています。

これらのマスコミの報道姿勢は、対立する候補の演説会場でお互いに演説を妨害し合うような選挙に変えたいように報道しているようにしか見えません。

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「ヤジ」の定義は?

朝日新聞や毎日新聞は。大声連呼コールを「ヤジ」だと主張しますが、厳密に言えば、「ヤジ」の定義から逸脱さえしていると思います。

ウィキペディアの引用で恐縮ですが、ウィキペディアは「ヤジ」の定義を次のように書いています。

やじ(ヤジ、野次、弥次、英語: jeering ; heckling)は、ある一人が相手の話を一旦は聞いて、合間に一瞬行われる非難や冷やかしの言葉を一瞬浴びせかけること、およびその言葉である。動詞化させやじると用いられる。議会、スポーツ試合、劇場公演など様々な場で発言の合間を縫うように瞬間的に発せられるが、しばしば批判され問題とされる。行為者が一人であっても継続的に大声を出し続けることで他の聴衆が聞きに来たのに聞こえないような状況にする場合、集団で特定のフレーズを繰り返して聴衆の傾聴を阻害するような場合は「やじ」とは言わずに悪意のある妨害行為だとして強く非難される。

こうした大声連呼コールは、言論の自由の範疇と解釈し「ヤジ」だとして保護されるべきものなのでしょうか?

この判断は、一部の新聞が取り上げる自称専門家が決めるようなものではなく、世論が決めていくものだと思います。

そこで、「ヤジについてのアンケート」を実施してみました。

 

アンケート結果

質問は、

国会でも演説会場でもコンサート会場でもなんでもいいですが、 「●●やめろ」「帰れ」 など同じ単語だけを大声で、 えんえんと叫び続ける行為はヤジに該当すると思いますか?

結果は、7360票中、

「ヤジである」が、20%

「ヤジではなく妨害」が、80%

でした。

次のような、「押し間違えた」とのリプライコメントが52件ありました。

 

押し間違い申告の52件分を修正すると、

7360票中、

「ヤジである」が、19.3%

「ヤジではなく妨害」が、80.7%

になりました。



「ヤジ」だけど「妨害行為」

「ヤジ」であるけれども、「妨害行為」であるとのご意見も複数ありました。

 

「ヤジである」を、さらに「ヤジで問題なし」と「ヤジだけど妨害目的」の2つに分けて。アンケートを取ったほうがよかったのかもしれません。

 

演説を聞きたい人の迷惑よりも「ヤジ」の自由?

アンケートに寄せられたご意見には、最高裁の「聴衆がこれを聴き取ることを不可能又は困難ならしめるような所為があつた以上、これはやはり演説の妨害である」との判例をあげるもの、などがありました。

大声での連呼を「ヤジ」だとして擁護する人たちに共通しているのは、大声をあげる人の周囲にいる人たちが演説を聞き取れないという迷惑の方は無視して、「ヤジ」の自由だけを尊重しようとしている点です。

個人的には、周囲の人に聞こえないように、演説者に向けて指向性の強い発声方法を開発して、ヤジる分には、まったく問題がないと思います。 隣の人に聞こえないようにヤジってください。



「選挙の妨害」と考える人が96%

雨雲さんも、「選挙演説の会場で候補者への批判を大声で連呼し、周りの聴衆が演説を聞き取れなくする行為」について、「表現の自由」か「選挙の妨害」か、アンケートをされています。

その結果は、7255票中

「表現の自由。許されるべき。」が、2%

「選挙の妨害。制限されるべき。」が、96%

「どちらともいえない。」が、2%

でした。



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