政治評論家の加藤清隆さんが、文化人放送局の6月13日収録の動画で、有田芳生 参院議員の民事訴訟提訴について、さらに詳しく説明をされています。
リツイートは同意したのと同じ
加藤清隆さん「立憲民主党の有田芳生 議員がですね。アメリカのトランプ大統領が来日されたときに、非常に汚い言葉で非難するような横断幕を掲げた写真があって。それを私が、(ツイートを)ご本人が書いたものだと、ツイッターに載せたものだと勘違いして、厳しく批判したところが、これは実は他の方が撮って、リツイートしたものだったということが判明して。それで有田議員が私に対して名誉毀損で訴えるということをおっしゃっていると、いうことになりました。
それで私は、もちろん勘違いしたのは私の責任ですので、その分のツイッターについては事実誤認があったので削除して、お詫びしました。それで簡単なツイートしまして、そこは事実なんですね。
しかし、その後、有田議員は、まだ私のところに訴状は来ておりませんけれども、東京スポーツなんかのインタビューに答えて、「私を名誉毀損で訴える」とおっしゃって、「訴状も行くから」みたいな話だったんですが。実は今日も、このちょっと前の時間まで訴状は来ておりません。それは何を意味するか私には、まったくわかりません。
訴状を作るのに時間がかかっているのか、あるいはリツイートといいながらその内容を有田議員が全面同意したというふうに見なせばですね、同じような責任が、同様の責任が発生するということで、ひょっとして弁護士さんと相談されてということかもしれません。これはまったくわかりません。推測ですから。
いずれにしても私は、もし名誉毀損で正式に訴えられればですね、正々堂々と裁判所で言いたいことを言って、少なくともこの「トランプ大統領を汚い言葉で非難したことが、現職の国会議員としてそういうことが正しかったのかどうか」ということを私は主張させていただいて裁判所の判断をあおぎたいというふうに私は思っております。別に逃げも隠れもいたしません。それだけ申し添えたいと思います」
高橋洋一さん「有田議員がリツイートしたことを問題とされた方がいいですね。有田議員は言ってないと、でもリツイートした。リツイートしたというのは一般的にはよっぽどことわらないと、その意見に同意したものとみなせるというのが普通の考えなんですけど。ですから、その同意したことを実は裁判でやった方がいいですよ。逆に言うと、有田議員に「同意しているんですか、同意していないんですか?」と。「同意していないでリツイートした」と言えばね、ちょっと変な話になるかもしれませんが。
だからこういうのってあれですよね、裁判というのはね、けっこう日本の裁判はフェアな手続きなんでね、そういうとこに出ていってやるというのもひとつの手ですよね。それからもしくはね、公開討論するとかね、そういうのもありですね」
そもそも有田議員がRTしなければ私が気づくことはなかった
加藤清隆さん「実はこれがリツイートされた画像、そのものなんですね。私はいま声に出して言いませんけれども非常に汚い言葉でトランプ大統領を非難しているわけです。
で、このことについて私は、リツイートっていうのは書いてあったんですけれども、私も正直申し上げてツイッター始めたばかりで、リツイートというところを見逃してしまって有田議員がこれに関与したというふうに勘違いした、これは事実なんです。しかし、それだとしても、有田議員がリツイートしなければ、私、そもそもこの記事、ツイッターそのものに気づくわけはないので、それ相応のそこに責任は(有田議員にも)あるのではないかなと。
しかも大変汚い言葉ですから、私は、公党の議員としてこういうことが許されるのかどうかということについては、私はもし裁判所でお会いすることがあったら、はっきりおうかがいしたい」
高橋洋一さん「ぜひ本人にね、この英語表現に同意しているんですかどうかということをね、聞かれたほうがいいですよ」
(怒っていいとも6月13日収録より 加藤清隆さん、高橋洋一さん)
加藤清隆さんがプリントアウトされたツイッターの画像が、ヨシフマニアのベニーちゃわわんさんのツイートだったことに、ちょっと笑ってしまいました。(ヨシフマニアとは、有田芳生議員のツイートに毎回リプライコメントを付ける人)
本当にツイッター初心者なんですね。
https://youtu.be/I6ELz_9PiBU
補足
問題の画像の投稿者C.R.A.C.(クラック)は、「レイシストをしばき隊(しばき隊)」の後継団体で、しばしば有田芳生議員との活動が目撃されています。
C.R.A.C.アカウントの中の人の別アカウントは、投稿内容がツイッターのルールに反しているとして凍結されました。5ちゃんねるで話題になっています。