有田芳生参院議員の発言に幻冬舎社長が「朝日新聞珊瑚礁記事捏造事件に似ている」とツイート、国会議員としての説明責任を果たせ

「とことん現場主義」「調査なくして発言権なし」のキャッチフレーズで国会議員となった立憲民主党の有田芳生参院議員の発言が波紋を広げています。

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コピペ話題本は誤りの訂正で増刷して累計部数を増やしている?

問題の発言は、1月12日に有田芳生議員が国会議員として全世界に向けてツイートした次の内容です。

コピペ話題本の「7刷」を書店で見ました。売れ行きを店員に聞くと「もうあまり動きはないですね」。でも平積みじゃないですか。「注文しなくても増刷すると、それが新たに届くんです」。そんなシステムがあることを知りました。誤りを訂正するたびに増刷すれば累計部数は増えていくという仕組みです。

「コピペ話題本の「7刷」を書店で見ました。」→「書店で見ました」と書いていることがポイント。『日本国紀』と書いていなくても「一般論」にはなりません。

有田芳生議員の主張

  1. 『日本国紀』の売れ行きは「もうあまり動きはない」
  2. 注文しなくても『日本国紀』は本屋に届く(ので平積みにしている)
  3. 誤りを訂正するたび増刷をしていて累計部数が増えていく仕組み。



有田芳生さんが仰られている書店が何と言う書店か実名を知りたい

この有田芳生議員の主張に対して、「コピペ話題本」と揶揄された本の版元の幻冬舎の見城徹 社長が、「有田芳生さんが仰られている書店が何と言う書店か実名を知りたいです。」とツイートしています。

見城徹 社長は次のように説明しています。

  1. 『日本国紀』の増刷は売れ行きデータを元に厳しめの判断をしている。自分の首を絞めるような増刷はしない。
  2. 増刷をすれば印税や紙代、印刷代を払わねばならず、流通コストもかかる。
  3. 無闇に増刷しても、売れなければ返品として本は出版社に返って来る。
  4. 書店は届いた本が売れないと判断したら、その本を店頭に出さず、そのまま取次に返品すればよい。
  5. ネット書店では既に合計14万部強が売れている。

売れ行きデータを元に増刷している

本の印税は売れた分だけではなく、増刷した分すべてを支払います。

本は返品が多いと経営が苦しくなる

書店は返品可能

書店は届いた本を店頭に並べずにそのまま返品が可能です。

有田芳生氏の確信的発言は朝日新聞の珊瑚礁記事捏造事件や従軍慰安婦強制連行でっち上げ吉田証言と似ている

有田芳生議員が主張するように「誤りを訂正するために増刷している」のでしょうか、それとも「増刷をする時に誤りを訂正している」のでしょうか。

例えば、店員さんが「発売時は飛ぶように売れたけど、今はそれほどでもない」という意味で有田議員に話したものを、曲解してツイートしているのだとすれば、実際にはなかった発言があったものとして記録されてしまうことになります。

国会議員の発言なのですから、事実確認の取材検証が可能なように書店名を公開すべきです。

個人的な想像ですが、週明けにも有田芳生議員が「調査結果」を公開して、国会議員としての説明責任を果たしてくださるものと思われます。

有田芳生さんに選挙で投票した以下略ちゃんは期待しています。



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