立憲民主党の長妻昭 衆院議員が「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷しています。もはや実習ではありません。 」と主張しています。
長妻昭議員「技能実習生が2494人も死傷、もはや実習ではありません」
外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷しています。もはや実習ではありません。 https://t.co/aWXM9jAIfJ
— 長妻昭 (@nagatsumaakira) 2018年12月13日
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法律は成立いたしましたけれども、本当に人間らしい生活を、人間らしい働き方をしてほしいという思いで、技能実習生の実態、相当いろんな問題があります。これを明らかにするべく、今日も野党ヒアリングをいたしました。 pic.twitter.com/DHojwtOfZi— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) 2018年12月13日
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もう1つは、労災。外国人労働者の労働災害による休業4日以上の死傷者数というのも出てまいりまして、平成29年は年間2494人ということで、今までで最高でありました。2千人以上の方が、技能実習という実習に来ているのに、なんでこんなに労災に遭うのか。— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) 2018年12月13日
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あくまで名目は実習ですが、実際は単純労働、劣悪な状況でさせられているということが、この数字に表れているのではないか。日本全体の労災の率と比べても、2494人は非常に高いのではないか。これらについても厚生労働省から話がありましたので、具体的な数字も明らかにさせていきたいと思います。— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) 2018年12月13日
「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷。劣悪な状況でさせられているということが、この数字に表れている」そうです。
しかし、長妻昭 議員と立憲民主党のこの主張には疑義があります。
長妻昭 議員が公開している資料には「過去10年間の外国人労働者の労働災害による休業4日以上の死傷者数について」と書かれています。
本当に「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷」しているのでしょうか?
外国人労働者と外国人技能実習生の違い
資料のタイトルに「外国人労働者の労働災害」とあります。
つまり、それは外国人労働者全体の労働災害による死傷者数なのではないでしょうか。
国民はよくわからないと思って、政権批判のために騙そうとしてます?
それとも、内容を理解しないままデマを発信しています?
外国人労働者数=外国人技能実習生数 ではありません。
外国人技能実習生は全体の20.2%
「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成 29 年 10 月末現在)より
平成29年度の外国人労働者数127万8670人のうち、外国人技能実習生は25万7788人で全体の20.2%に過ぎません。
外国人労働者総数127万8670人のうち、死傷者数が2494人なのです。
それなのに長妻昭 議員は、2494人を外国人技能実習生の死傷者数だと主張して、国民に発表し煽っています。
意図的にデマを流しているのか、それともよくわからないままデータもきちんと読めずに追及をしているのか、どちらなのかはわかりませんが、かなり問題のある発信だと思います。
日本人は12万人も死傷しています。
とにかく、煽るのでなく、冷静に、制度を改善しましょう。問題をレイズするなら、民主党政権でも同じなんだから、まず反省を。
ナイーブに批判だけできるとしたら、政権とったことない維新の会だけだけど、意味ないから、そういう煽りはしない。 pic.twitter.com/7vgjdDGhgA
— 足立康史 (@adachiyasushi) 2018年12月13日