立憲 長妻昭議員のデマ? 「外国人労働者」の死傷者数2494人を「技能実習生」だけの死傷者数とミスリード

立憲民主党の長妻昭 衆院議員が「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷しています。もはや実習ではありません。 」と主張しています。

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長妻昭議員「技能実習生が2494人も死傷、もはや実習ではありません」

「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷。劣悪な状況でさせられているということが、この数字に表れている」そうです。

しかし、長妻昭 議員と立憲民主党のこの主張には疑義があります。

長妻昭 議員が公開している資料には「過去10年間の外国人労働者の労働災害による休業4日以上の死傷者数について」と書かれています。

本当に「外国人技能実習生が昨年だけで2494人も労働災害で死傷」しているのでしょうか?



外国人労働者と外国人技能実習生の違い

資料のタイトルに「外国人労働者の労働災害」とあります。

つまり、それは外国人労働者全体の労働災害による死傷者数なのではないでしょうか。

国民はよくわからないと思って、政権批判のために騙そうとしてます?

それとも、内容を理解しないままデマを発信しています?

外国人労働者数=外国人技能実習生数 ではありません。

外国人技能実習生は全体の20.2%

「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成 29 年 10 月末現在)より

 

平成29年度の外国人労働者数127万8670人のうち、外国人技能実習生は25万7788人で全体の20.2%に過ぎません。

外国人労働者総数127万8670人のうち、死傷者数が2494人なのです。

それなのに長妻昭 議員は、2494人を外国人技能実習生の死傷者数だと主張して、国民に発表し煽っています。

意図的にデマを流しているのか、それともよくわからないままデータもきちんと読めずに追及をしているのか、どちらなのかはわかりませんが、かなり問題のある発信だと思います。



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