10月16日に神奈川県茅ケ崎市の市民文化会館で予定されているドキュメンタリー映画「沈黙-立ち上がる慰安婦」(朴壽南(パク・スナム)監督)の上映会を市と市教育委員会が後援していることに対して、「日本政府の見解と異なる政治的に偏った映画の上映を、中立・公平であるべき行政が後援することを問題視」する抗議が、市と市教委に寄せられているそうです。
クソウヨ、普通の日本人など蹴散らそう
この抗議に対して、批判的なツイートをしている人たちがいます。いわゆる「こんな人たち」が目立ちます。
どのような意見を言うのも自由です。
ですが、こうした流れを作ったのは誰かということが気になりますね。
キミたちが、なにかあると抗議して潰そうとする手法を流行らせたんやで pic.twitter.com/MwtbIQspUK
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2018年10月12日
とりあえず置いときますね。 pic.twitter.com/j6kbtXAuW3
— アデリー湯豆腐 (@mainitiyudoufu) 2018年10月12日
こういうのはダブルスタンダードでしかないと思うのですが、自分たちの主張だけは絶対的な正義で、そうでないものは「クソウヨの卑劣な抗議」「ネトウヨの動員」だと思っている人がいるようなんですよね。
新潮45の騒動も同じ
新潮45を休刊に追い込んだのも、結局は、同じような手法です。
新潮45だけでなく、新潮社の本、一切の不買運動が始まった。自主的な運動なのでこれは止められない。消費者、読者、書店、執筆者、取次、等々が、徹底して抗議の不買運動を展開することで、新潮45今月号の自主回収、小川榮太郎と杉田水脈を伴った謝罪会見、新潮45の自主廃刊にまで至ることを望む。 https://t.co/KCLXVgPyj8
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2018年9月20日
内容は見ていない?
産経新聞によると、市と市教委は「内容ではなく上映行為に関しての後援であり、基本的に承認を出すのがスタンス」とし、映像を実際に見て協議するという方法はとらなかった、と答えているそうです。
慰安婦映画を後援する茅ヶ崎市と市教育委員会に抗議「偏った上映」 #ldnews https://t.co/TZLDD2Dj3K
酷い言い訳だな。だったら新潮45も問題ないじゃないか?文章の偏った内容は、みんなで叩いても問題ないのかな。税金を使う立場の役所が、余りにも杜撰だと思うが。— 邪悪な神官 (@evpriestkz) 2018年10月11日
政治的中立性及び宗教的中立性
「茅ヶ崎市後援名義の使用承認に関する要綱 」第2条-2-(6)「市の政治的中立性及び宗教的中立性を損なうおそれがあると認められるとき。」というものがあるようです。
捏造映画『沈黙・立ち上がる慰安婦』上映を茅ヶ崎市が後援する事は、「茅ヶ崎市後援名義の使用承認に関する要綱 」第2条-2-(6)「市の政治的中立性及び宗教的中立性を損なうおそれがあると認められるとき。」
我が国を貶め、アメリカの調査を否定。中止をお願いします。
違反ですよ— 🇯🇵シンヤ@日本防衛フォロバ100%転スラ同盟No19🇯🇵 (@LUSTOYAZI) 2018年10月4日
慰安婦の問題は、日本と韓国の間で政治的に対立している問題であることは確かです。この要綱に抵触する可能性があります。
対立を煽るだけ
みなさん、こんにちは。まずはいつものひとポチを! ↓社会・経済ランキング 人気ブログランキングありがとうございます…
1 茅ヶ崎市はこうした映画を上映することで住民間に発生する無用の憎しみや誤解、これを元に発生する対立について、また住民の9割ほどを締めているであろう日本人の名誉について、どのように考えておられるのか?
辺野古抗議映画の上映の場合は内容を判断して後援拒否
茅ヶ崎市と市教育委員会は「実際に映像は見ていない」と説明しているようですが、2015年10月の東京新聞の記事によると、辺野古抗議映画の上映は、茅ケ崎市が内容を判断して後援拒否をしていたようです。
写真はきのうの午後4時半ごろの夕焼けです。なんだか、物悲しい気分でした。もう、ニポンおしまいだなあと・・・以下、東京新聞…
神奈川県茅ケ崎市の市民団体が、沖縄県名護市辺野古(へのこ)での新基地建設に反対する住民の姿を追ったドキュメンタリー映画「戦場(いくさば)ぬ止(とぅどぅ)み」の自主上映会を市に後援申請したところ、市が断っていたことが分かった。市の担当者は取材に「中立性を欠いた表現や国政を批判する内容が含まれていると考え、総合的に判断した」と説明し、後援の可否で「そのときの国政の状況をくむことはある」と答えた。
今回の、市と市教委の説明と矛盾しますね。