写真は、オウム真理教抗議集会(パブリック・ドメイン)
有田芳生「オウム教組の死刑執行には高いハードルがあります」
オウム教組の死刑執行には高いハードルがあります。まず「強い法相」でなければなりません。たとえば後藤田正晴さんのような存在。精神的に生涯の警備に耐えられる人物です。さらに後世の検証に耐えられる精神鑑定の実施です。2つの「耐えられる条件」は揃っていません。平成の終わりとは無関係です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年1月19日
オウム死刑囚について、執行にはいくつもの条件がある。まずは教組の執行なくしてほかの12人の執行はない。教組の執行には(1)一生SPがつくことに耐えられる強力な法務大臣、たとえば後藤田正晴氏のような存在であること。(2)精神喪失でないと後世の検証にも耐えられる精神鑑定などが必要だ。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年3月14日
中川智正死刑囚など、オウム事件の7人の死刑囚が移送されたのは、執行とは直接には関係していない。理由は、すべてのオウム裁判が終ったので裁判に出廷する可能性がなくなったこと、さらに同一事件の共犯者は分散させることが基本だからである。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年3月14日
地下鉄サリン事件から23年。すべての裁判が終わり、死刑囚7人の移送があったため、執行時期が興味本位で報じられている。ほとんどの論評は実務を知らない勘違いだ。残された時代の課題は「彼らにとってなぜオウム」だったのか。日本社会はいまにいたるも全く学んでいない。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年3月19日
オウム事件関係者は麻原彰晃=松本智津夫死刑囚の刑の執行が国会会期終了後に行われると「確言」する。そうなのだろうか。法務関係周辺を調べると、いまそんな環境は整っていないようだ。法務大臣の準備、執行時の対応、専門家の意見聴取などなどの動きが見当たらない。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年6月19日
と、まるで女性の現法務大臣では無理かのようなツイートを繰り返していた有田芳生さんですが、7月6日、オウム松本死刑囚の死刑が執行されました。
オウム松本死刑囚の刑執行 | 2018/7/6 – 共同通信 https://t.co/hrN8yu9rGf
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年7月5日
有田芳生「異様、異常な安倍政権です」
死刑執行の統計が取られはじめたのは平成10年11月から。1日に4人執行が最高です。上川陽子法相は、今日の7人をふくめ、これで10人の執行を行いました。のこり6人のオウム死刑囚も執行が近いでしょう。異様、異常な安倍政権です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年7月6日
現在の法務大臣は上川陽子氏
有田芳生さんが引用した「死刑執行の統計が取られはじめたのは平成10年11月から。1日に4人執行が最高です。上川陽子法相は、今日の7人をふくめ、これで10人の執行を行いました。」は、上川陽子法務大臣が6日の記者会見で記者の質問に答えた内容です。
有田芳生
1993年(平成5年)からオウム真理教の取材を始め、1995年(平成7年)にはオウムウォッチャーとしてテレビに出演した。 レギュラーコメンテーターを務めていた『ザ・ワイド』では、 統一教会の合同結婚式騒動およびオウム真理教による地下鉄サリン事件の際のコメンテーターとして出演していた。(ウィキペディア)
https://twitter.com/ikaryakuchan/status/1015022217539670016