複数アカウントを使用して投票日に「おのたくや」縦読みで投票呼びかける選挙運動事案発生

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北見市議選「おのたくや」候補への投票を呼びかける公選法違反が疑われるツイート

投票日当日に、「縦読み」で「おのたくや」候補への投票呼びかける

3月25日投開票の北海道の北見市議会議員選挙で、立憲民主党の有田芳生参院議員の公設秘書のおのたくやさんが当選しました。

この選挙にあたって、禁止されている投票日当日の「おのたくや」候補に投票を呼びかける選挙運動ツイートが行われていたことがわかりました。

 

本日は #北見市議選 #投票日 。#選挙に行こう!「おのたくや」

問題のツイートは複数アカウントを使用した投票日当日の選挙運動と思われ、いわゆる「縦読み」を利用して、本日は #北見市議選 #投票日 。#選挙に行こう!「おのたくや」などと読ませるものです。

「縦読み」とは、一見すると別の文章なのですが、各行の頭文字をつなげると伝えたいメッセージが表れるという文章技法です。

これは、平賀たかゆき応援団@HiragaOuendanなるツイッターアカウントが、3月25日12時23分より複数アカウント、
スナック和‏ @snack_wa 10」、
こんな人たち@憲政擁護閥族打破‏ @HakuyoRadio」 、
行政書士@資格検定ヲタ‏ @shikakukentei 10」、
行政書士佐藤正隆@網走市から平和を考える@mattaka20」を使用して、
選挙運動が禁止されている選挙当日に、複数回「おのたくや」の名前をツイートして投票を呼びかけているものです。(アカウントの所有者は不明)

これらのアカウントは24日まで「おのたくや」候補の選挙運動ツイートを続けていました。そのまま、投票日にもツイートをしたものです。

問題のツイートは6本あり、25日12時23分より14時50分にかけて複数アカウントで交互にツイート、リツイート行為を行なっています。この行為はツイッターの規約にも違反していると思われます。

まったく選挙とは違う文脈のツイートで「縦読み」にしたものならともかく、問題のツイート類は「本日は #北見市議選 #投票日 。#選挙に行こう!」「北見市の未来のために!」という上下の呼びかけ文の間を、タテに「おのたくや」と繋いでいる構造の文章です。

直接候補者名をツイートしていないように偽装したつもりでも、どう読んでも「縦読み」で「おのたくや」と書かれていて、おのたくや候補への投票を投票日当日に直接呼びかける目的であることは明らかです。

これは明らかな選挙運動と思われます。

 

1本目(新しいもの順)

2本目

3本目

4本目

5本目

6本目

どうして決められたルールを守れないのでしょう。

おのたくや候補のせっかくの当選を台無しにする行為ですね。

 

ブログでも

3月25日のブログにこの投票を呼びかけるツイートが貼られていることがわかりました。

魚拓

 

Facebookでも

 

インスタグラムでも

 

「縦読み」なら問題ないということであれば、次回から皆が真似をする

「縦読み」なら問題ないということであれば、次の選挙からそうしたツイートが大量に発生するでしょう。

それでいいのでしょうか?

ありえません。

https://twitter.com/ikaryakuchan/status/977947486932254720



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