有田芳生参院議員の2016選挙用PR動画より
7歳違いの4学年差?
稲田朋美さんは4学年下
有田芳生参院議員が、12月30日に自身のツイッターで「稲田朋美さんは(乙訓高校の)4学年下」とツイートして話題になっています。
「12・29」に高校時代に仲のよかった友人たちと同窓会をはじめて40年。みなさん今年も元気でした。母校である乙訓高校が春の選抜高校野球に出場するようです。3月には甲子園に行こう。全国から卒業生が集まるでしょう。ちなみに稲田朋美さんは4学年下でした。 pic.twitter.com/8cSylxi6NK
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2017年12月30日
ウィキペディアによりますと、有田芳生さんは1952年(昭和27年)2月20日生まれです。
稲田朋美さんのHPのプロフィールには1959年(昭和34年)2月20日生まれとあります。早稲田大学卒業が1981年(昭和56年)ですから、高校卒業は1977年ということになります。
計算が合いません。
普通に計算すると、7歳違いですので、稲田朋美さんは7学年下のはずですが、4学年下とはどういうことでしょうか?
有田芳生さんは3年間卒業が遅くなっているのでしょうか。
気になって、いろいろ調べてみました。
1970年に卒業
と思ったら、有田芳生さんは2015年には次のようにもツイートしていました。
甲子園の準決勝戦で母校が敗れました。京都府の乙訓高校で、1970年に卒業。自由と民主主義の気風あふれる高校でした。NHKがぼくの高校から大学時代を30分番組で制作してくれたときも、タイトルに「自由」「民主主義」が使われたと記憶します。77年に稲田朋美さんが卒業したと知りました。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2015年7月27日
なんだかよくわからなくなりました。要するに、確認もせずにその場の思いつきでツイートをしているのか、他人のことはどうでもいいと考えているのかのどちらかかもしれませんね。
稲田朋美さんのことを取り上げるのであれば、きちんと正確に書かないと、「経歴詐称」ではないかとの誤解が生まれてしまう可能性があります。稲田朋美さんにとっては、いい迷惑だと思うのですが、「ネトウヨがなんか言っている」くらいにしか思わないのでしょうね。
「調査なくして発言権なし」とは?
「調査なくして発言権なし」は有田芳生さんが選挙運動用の動画でも使用していた言葉です。
今年の10月10日のツイートを含めて、少なくとも過去46回も「調査なくして発言権なし」とツイートしています。
この言葉はどういう意味なのでしょうか?
読めばわかるのに、確認をせずに抗議しているのでしょう。久しぶりに書きますね。「調査なくして発言権なし」。 https://t.co/hEVCJhNLWH
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2017年10月10日
毛沢東の言葉
ちなみにこの有田芳生さんの大好きな「調査なくして発言権なし」という言葉ですが、毛沢東の1930年5月の言葉だということがわかりました。
「調査なくして発言権なし」–党創立から80年間のスローガン80(37)
1930年5月、毛沢東は当時の紅軍の教条主義思想に反対、「本本主義に反対する」という文章を記し、「調査なくして発言権なし」という有名な論断を下した。「問題を調査しないのであれば、その問題について発言権は停止される」「調査重視!」「でたらめに反対!」「中国革命闘争の勝利は、中国の状況を理解する中国人同志によってもたらされる」。「本本主義」者は、保守的思想を速やかに変化させ、共産党党員の進歩的な闘争思想へと変換しなければならない。闘争に向かえ。実地調査のために民衆に飛び込め!」という論断が発表された。「調査なくして発言権なし」という言葉は、中国共産党の党員が事実や民衆の中に深く入り込み、正確な活動の方法を確定するスローガンとなった。
出典:「人民網日本語版」2001年7月16日
「調査なくして発言権なし」。ワリオにそう語りました。 pic.twitter.com/LORwzDHbyQ
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2016年10月2日