9月11日の愛媛県今治市議会
今治市議会でワインセラー、バイオハザード、坪単価150万円など、反対派の主張はことごとく否定される
今治市議会は大炎上だと主張していた黒川敦彦氏
加計も、今治市長菅良二も、単価問題で喋れば喋れるほどつじつまが合わなくなって来た。
あと半月で、ゲームオーバーするぐらいのスピードで転がり落ち始めた。9月6日からは今治市議会。
大炎上だと思うよwww
— 黒川あつひこ【つばさの党代表】 (@democracymonst) August 25, 2017
9月11日の今治市議会で、傍聴していた黒川敦彦氏のお仲間が一人で騒いで、警告されても騒ぎ続けたために議長により強制退場させられました。
市議会では、黒川敦彦氏らが主張していた内容との多くの食い違いが明らかになりました。
玉木雄一郎がお前のご自慢のワインセラーネタでコケてから以後、加計追及側がゲームオーバーするぐらいのスピードで転がり落ち始めて今やニュースバリューゼロな件について。今治市議会も平和に終わっちゃったね。 https://t.co/yLdUP6T14W
— しわすみ (@s_w_s_m) September 12, 2017
9月11日の今治市議会の概要
愛媛県今治市9月議会、11日は、一般質問で3人の議員が相次いで加計学園による岡山理科大獣医学部設置問題について質問をしました。
以下、概要をまとめます。
片山企画財政部長(近藤博議員(創政会)の質問に答えて)
- 加計学園の事前ボーリング調査について。獣医学部に意欲を持つ事業者から原状回復義務、他の事業者との調整を条件として、詳細な事業計画を作成するためにボーリング調査等を行わせてほしい旨の申し出がございました。希望があるすべての事業者を認めるべきと考え承諾したものでございます。
- 今治市職員の内閣府訪問について。平成27年度は国家戦略特区の指定を目指していたため、幅広く情報収集ご相談のため、日頃の電話やメールでのやりとりに加えて、内閣府を訪問しての打ち合わせ等を行っていた所でございます。今後の適正な事務執行に支障が生ずるおそれがあるものは相手側や協議内容を非公表にしているものであります。
- 施設整備費192億1348万4千円の精査について。建築の専門部署におきまして、図面と工事費内訳の整合性や単価や数量の妥当性を精査した所、建屋工事の坪単価は約80万円、高度な研究設備によってトータル坪単価が約126万円と確認し、他の大学や病院等の建築単価と比較しても高額ではなく、内容にも問題はなかったと報告を受けております。
- 工事の入札について。入札したことを確認できる書類は3月31日に提出された補助金交付申請書に参考資料として添付されております。
- 実際の補助金支払いは予算の議決後。補助対象経費192億1348万4千円、交付申請額を96億円とする補助金申請書の提出を受け審査をしたもの。実際に補助金を支出するにあたっては、改めて歳出予算の議決をいただく必要があるため学部設置認可後にご審議いただきたい。
- 加計学園の経営状態について。当該学園の決算は経常収支は約7130万円の黒字。過去4年間でも経常収支は黒字を維持し、監査法人による監査も受けております。私立大学収入ランキングにおきまして、200法人中66位にあることからも財政面は心配がない。なお、追加の補助は行わないと定めております。
- 契約について。文部科学大臣の認可を受けることができない時は、基本協定を解除することと定めております。
- 設置審の認可保留について。設置認可の審査内容については非公表であり報告を受けておりませんが、『是正意見』が1件のみであり、学園としても今月末までに補正申請を文部科学省に提出し10月末の認可に向けて最大限の努力を行うと聞いております。
- ワインセラーについて。本市ではご指摘の3月24日の図面は持ち合わせておらず、図面にワインセラーの記載があるとの報道を受けまして、工事費内訳書と設計図を確認した所、設置されることにはなっておりませんでした。もちろんそのような費用は補助対象には考えておりません。
- バイオハザードについて。当施設は国立感染症研究所病原体等安全管理規定により、BSL実験室の安全施設基準および病原体取り扱い実験室の安全設備および運営基準に基づき、BSL3レベルの病原体を取り扱う施設基準を満たした計画でございます。また国立研究機関やバイオセーフティ学会におけるハード整備の権威のアドバイスにより設計し、施工は国内で最も実績と技術力のある業者が行いますので安全性については心配しておりません。
- 図面、見積書、契約書について。図面等はセキュリティ上の観点から、加計学園におきまして非公表としており、本市におきましても法人情報に該当するため公開は困難ですが、認可後は議会に可能な限りお示ししたいと考えております。
- 6日に参考人(加計学園幹部)の出席に至った経緯について。加計学園から特別委員会で経緯の説明をさせてほしいとのお申し出があったため、6日に開催される特別委員会の日に来庁しておれば委員会で参考人として出席できるかどうかをはかると事務局から加計学園に返事をいたしました。そして、当日、加計学園から3名が来られ、委員会ではかって出席が認められたため、参考人として出席を頂いたものでございます。理事長の出席につきましては、これまでの話し合いで中心となられたのが事務局長であり、学長、獣医学部長候補とあわせてベストメンバーだったと思っております。
- 第三者機関設置につきましては、公平公正な立場でご意見をいただくことで、皆様に御理解いただける形をと思っていた所です。メンバーや形態につきましては、県補助金も関係することから県とも相談しながら、できるだけ早い時期に議会へお示しし、本市において立ち上げたいと考えております。
ワインセラーがない図面は3月31日に受け取った
近藤博議員(創政会)
ワインセラーについてですが、報道関係から(流出)図面を見せていただきました。その図面の日付が3月24日と。確認はいつの時点でしたか?
片山企画財政部長
3月3日の段階では、図面の提供は受けておりません。3月24日に建築確認済証が交付され、3月31日に補助金交付申請書の提出があり、参考資料として図面を受け取っております。
既存の獣医学部にはない新しい試みで世界に冠たる獣医学部を作る
菅市長(日本共産党の松田澄子議員の質問に答えて)
加計学園獣医学部のイメージについて。これまで2つの基本コンセプトを掲げております。
一つ目が、先端ライフサイエンス研究を行う国際教育拠点の確立であります。医学、薬学との連携研究の強化により、創薬研究や人獣共通感染症に対処できる獣医師の養成を行う学部でございます。
二つ目が、家畜・食料等を通じた感染症に関する「危機管理(水際対策)人材」の育成拠点の確立であります。四国には鳥インフルエンザや口蹄疫等の上陸阻止をする上でスタッフ、専門家が残念ながら少ない。学術支援機関がない。こうした諸般の問題に対応できる研究機関、獣医師育成を行う学部でございます。
この基本コンセプトを実現するために、獣医学部棟に整備される実験室では、ライフサイエンス分野、公共獣医事分野、医・獣連携獣医分野の3分野の実験を京都大学IPS細胞研究所や、理化学研究所と同じようにワンフロアで共有して行う「オープンラボ」といわれる新しい方式を導入することとなっております。
また獣医学部棟に動物実験センター、獣医学教育病院棟には国際獣医教育研究センターを配置し、他の領域との垣根を取り払い、獣医学のみならず医学、薬学、農学、理学など多様な領域で活躍する教員が一同に介すことで、様々な観点から情報交換や議論を行い、分野横断で共同研究を進めるというプロジェクト型の新しい研究体制を採用しております。
愛媛大学とは本年3月に学術連携協定を締結し、医・獣連携分野に関してはすでに取り組みをスタートされております。
また全国の獣医系大学にはない「水産研究」のための大型循環式魚類飼育施設や、水産学の教員を採用し、愛媛大学南予水産研究センター等との共同研究も進めるとお聞きしております。
こうした様々な取り組みによりまして世界に冠たる獣医学部が実現するものと考えております。
坪単価150万円はデマ。本当は「建屋工事の坪単価は約80万円、獣医学部に必要な研究設備費によってトータル坪単価が約126万円」
予算委員会の時、加計学園の獣医学部新設建設費がべらぼうに高いことを指摘しておいた。ちょっと考えられない金額なので、何かあるような気がしてならない。
— 今井 雅人 (@imai_masato) July 27, 2017
市民団体の黒川敦彦氏は「50億円が水増しで安倍首相のもとへ」と根拠のない主張をしています。
加計学園・建築坪単価150万円。成田国際医療福祉大学・坪88.5万。北里大獣医学部・坪82万。加計の設計は子会社のSID総研、建築は友達の大本組とアイサワ工業。総額96億円の補助金の約半分50億円が補助金の水増し疑惑。当然そのお金は安倍総理のもとへ。こんな学園認可させて良いのか!
— 黒川あつひこ【つばさの党代表】 (@democracymonst) August 14, 2017
片山企画財政部長は11日の市議会で、「建屋工事の坪単価は約80万円、高度な研究設備によってトータル坪単価が約126万円と確認し、他の大学や病院等の建築単価と比較しても高額ではなく、内容にも問題はなかった」と述べました。
民進党の今井雅人議員「何かあるような気がしてならない」。
そうですね、あなたたち反対派のフェイクに「悪意があるのです」。
税金による補助金対象のワインセラーは「批判されたので取り消した」はデマ
また公開しますが、ワインセラーがあるんですよね。。
— 黒川あつひこ【つばさの党代表】 (@democracymonst) July 26, 2017
世論による批判がなければ、ワインセラーも宴会場も、税金による補助金の対象になっていたということですね…そして助成金もたんまりと…学校は赤字でも経営者は贅沢な暮らしが出来るのでしょうね…助成金のおかげで…
— Hiroki Raelian (@hiroki_raelian) August 26, 2017
黒川敦彦氏が不法に入手した設計図を元に「ワインセラーがある」「税金の補助金対象だ」と主張。デマだとバレると「批判されたので計画から外した」と批判していました。
ところが、今治市が3月31日に受け取った設計図には、最初からワインセラーは記載されていなかったことが明らかになりました。(3月31日以前に、加計側が外した)。
「税金の補助金対象」というのも根拠のない主張です。
「100%バイオハザードが起きて人が死ぬ」はデマ
本日は、毎日放送「ちちんぷいぷい」に出演します!大阪の番組は突っ込みも激しい分、皆さんにいつも楽しくしていただいています。なんの話題かて?そりゃ坪単価やらバイオハザードやらに決まってますやん!盛り上がりまっせ。新幹線の中にて
— 建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 (@mori_arch_econo) August 24, 2017
森山高至、大阪のちちんぷいぷい、で加計の坪単価およびバイオハザードについて激白!
100%バイオハザードが起きる!ずさんな設計で加計の建築物。 https://t.co/t5RYcd0AGd
— 黒川あつひこ【つばさの党代表】 (@democracymonst) August 24, 2017
片山企画財政部長は「BSL実験室の安全施設基準および病原体取り扱い実験室の安全設備および運営基準に基づき、BSL3レベルの病原体を取り扱う施設基準を満たした計画でございます。また国立研究機関やバイオセーフティ学会におけるハード整備の権威のアドバイスにより設計し、施工は国内で最も実績と技術力のある業者が行います」と述べました。
今治市議会で、ワインセラーが質問されているwww爆
バイオハザードも質問中。 / #iwj_areach2 キャス https://t.co/aiHfYhXe8T | 22:39経過
— 黒川あつひこ【つばさの党代表】 (@democracymonst) September 11, 2017
市議会で黒川敦彦氏の独自研究による主張が完全に否定されているのに、何が「www爆」なのでしょうか?
「加計孝太郎理事長と安倍首相が友人」ということ以外は、反対派の言っている批判はほとんどが根拠のない間違った情報のようです。
※「デマ」と「ガセ」の違い。「ガセ」は単に誤った情報やうわさ話のこと。「デマ」は情報発信者に人々を煽る意図が含まれている「ガセ」のこと。