LINEで重要事項をやり取りすると命取り?

一見、無関係で別々なような3月17日の2つのニュースを並べて読んでみると、ちょっと怖いモノが見えてくる、という話題です。

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「渡辺直美さんをブタ」のLINEが流出

3月17日、文春オンラインが、「東京オリンピックの開会式の責任者が、出演予定者の渡辺直美をブタとして演じさせるプランを提案し、関係者から批判を受けて撤回に追い込まれていた」一連のやり取りを示すLINE画面を、入手したとしてスクープ記事にしています。

3月25日に聖火リレーのスタートを控える東京五輪。その開会式の責任者が、出演予定者の渡辺直美をブタとして演じさせるプランを提案し、関係者から批判を受けて撤回に追い込まれていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。一連のやり取りを示すLINEを入手した。

このプランを提案したのは、開会式の演出を指揮する「総合統括」を務める佐々木宏氏(66)。電通出身のCMクリエイターで、これまで缶コーヒーBOSSの「宇宙人ジョーンズ」シリーズやソフトバンクの「白戸家」シリーズなど、数多くのヒット作を生み出してきた。(文春オンライン)

よく読むと、クローズのはずの「LINE」の中で提案して、批判され撤回した、というだけの話のようです。

誰かが「LINE」を流出させたわけです。

仲間内だけでのやりとりのはずの「LINE」を、どうして週刊文春さんが入手して、お金儲けのための記事にしているのでしょうか?

週刊文春さんがどこからLINE画面を入手したのか不明ですが、「LINE」でのやりとりはダダ漏れだということなのでしょうね。

 

LINE個人情報問題、不安広がる

3月17日の朝日新聞が、「LINE」利用者の個人情報が中国の業務委託先から閲覧可能になっていた問題で、サービスを活用する全国の自治体に困惑が広がっている、と伝えています。

現在、約900の自治体がLINEの公式アカウントを開設しているのだそうです。

 

週刊文春の記事は、「LINE」の利用者の個人情報や重要事項のやりとりは、いつでも第三者に流出してしまうのだという危険を私たちに伝えています。

 

この3月17日の2つの記事を並べて読んでみると、「LINE」の利用にはあらためて注意が必要だということが認識させられます。

 



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