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津田大介芸術監督と表現の不自由展実行委員会の外国特派員協会記者会見を見て思ったこと

time 2019/09/03

津田大介芸術監督と表現の不自由展実行委員会の外国特派員協会記者会見を見て思ったこと
この記事の所要時間: 732

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、9月2日に津田大介 芸術監督と「表現の不自由展実行委員会メンバー」が、東京都千代田区の日本外国特派員協会で別々に記者会見を行いました。

この2つの記者会見を連続して視聴してみて、感じたことを書いてみたいと思います。

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「政治家の圧力が原因ではない」

まずは、津田大介さんの記者会見。

津田氏によると、開幕前には警察や弁護士と打ち合わせを重ねたほか、電話回線を増設したり、質疑応答のマニュアルを用意したりして、苦情が相次ぐ事態に備えた。ところが、予想を超える苦情電話が寄せられて職員が疲弊。「このままでは円滑な運営ができないと判断した」と判断し、中止を決めたという。(産経新聞)

津田大介さんは、予想外に多かった抗議電話やFAX、メールなどに対応する職員の負担が甚大で疲弊し、通常の業務にも影響が出てしまい、企画展を続けることが不可能と判断したと説明しています。

「政治家の圧力が原因ではない」と強調しています。

 

津田大介さんの説明で、次の3点が気になりました。

  1. 7月31日は開幕前日ということでレセプションのパーティが開かれた。文化庁の方が来賓として来てスピーチをする予定だったが、突然キャンセルになった。
  2. 8月1日から、事務局の方に抗議の電話などが殺到して、事実上のパンク状態になった。電凸というマニュアルを使った組織的な攻撃に対して行政機関が非常に脆弱である。
  3. 協賛企業から協賛を降りたいというような連絡があった。



文化庁の方が来賓として来てスピーチをする予定だったが、突然キャンセル

この出来事から文化庁側がすでに7月31日の時点で「慰安婦像や天皇を燃やして踏みつける映像展示などが、公金を使う内容として適切であるのか?」という懸念を持っていたことがうかがえます。

 

電凸というマニュアルを使った組織的な攻撃

「ツイッターでこのように抗議をしようという動きがみられた。抗議の内容が似通っていた」ということですが、「Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 」という著書のある津田大介さんが、「電凸というマニュアルを使った組織的な攻撃」などと発言することには違和感があります。

 

ツイッターにより多くの人が容易にリアルタイムで詳細な知識を共有しています。マニュアルというよりも、そうしたツイッター「集合知」の結果、似たような抗議が殺到したものと思われます。

津田大介さんが著書で書かれていたとおり、ツイッターの登場により、新しい社会が登場したのでしょう。

 

協賛企業から協賛を降りたいというような連絡

「3日に、協賛企業から協賛を降りたいというような連絡があり、さまざまな状況が、トリエンナーレが崩壊しそうな状況というのが共有されていったということです」(動画46分20秒ころ)

とても重要な発言にもかかわらず、さらっと、発言をしていますし、誰もこの件について突っ込んだ質問をしていません。

これはあまり触れてはいけない部分のようです。

 

協賛とは、ひとことで言えばスポンサーということです。

協賛側としては、金銭等を援助して名前を連ねることで、企業イメージや知名度の向上を見込んでいます。

協賛を募るからには、当然、企業イメージを毀損するような極端に偏った内容の企画はいけません。当然のことです。

慰安婦像の展示はともかく、「天皇の肖像を燃やして踏みつける」このような主張の展示に、積極的に協賛しようとする企業はほとんどいないでしょう。

このような日本ヘイトの展示でも朝日新聞なら問題ないと考えるかもしれませんが、企業イメージを守るために協賛を降りたいと考える民間企業はどんどん増える可能性があります。



「協賛企業から協賛を降りたいというような連絡があり」ということも予想外の出来事だったに違いありません。津田大介さんは理由とは語っていませんが、これも中止の大きな理由だったような気がします。

協賛企業が降りる動きが見られたので、連鎖的に広がる前に急いで「表現の不自由展」を中止にしたのではないでしょうか。

 

 

「表現の不自由展」実行委員会の会見

午後2時からは、「表現の不自由展」の実行委員会の3人のメンバーの会見がありました。

「表現の不自由展」実行委員会の説明で、次の2点が気になりました。

  1. 実行委員会のメンバーは「ヘイトスピーチがたくさん起こっている日本社会の中では、攻撃に対する対策を立てなくてはいけない」と抗議電話を批判しているが、実際にやっていることは「ヘイト」の展示。
  2. 彼らは「表現の不自由展」の展示は、「パブリックフォーラムの法理」だと考えている。

 

「ヘイト」の展示

ヘイトスピーチ(英: hate speech、憎悪表現)は、人種、出身国、民族宗教、性的指向、性別、容姿、健康(障害)といった、自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて、属する個人または集団に対して攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のこと(ウィキペディア)

とされています。

韓国を批判すると「ヘイトスピーチ」と言われますが、日本人の持つ宗教観を侮辱、否定する表現も「ヘイト」です。



神道と天皇

神道は、身の回りのあらゆるものに神が宿っていると考える宗教です。

自宅などに神棚をまつり、神社からいただいてきた御札を並べます。仏壇はご先祖をまつり、神棚では日本古来の神々をまつります。

日本各地にある神社は、人間と神々を結ぶための祭祀を行う場所で、神域と人間が住む俗界を区画する結界が「鳥居」です。

神職とは、神道、神社において神に奉仕し祭儀や社務を行う者のことです。この神職のトップが、天皇ということになります。

自画像などと称しても、昭和天皇の写真を焼いて踏みつける映像作品には変わりはなく、そうした展示物は多くの日本人の持つ宗教観を侮辱、否定するものです。

 

「パブリックフォーラムの法理」と「政府の言論の法理」

会見では、「パブリックフォーラムの法理」という言葉が出てきます。(2つ目の動画28分48秒ころ)

「表現の不自由展」実行委員会では、「パブリックフォーラムの法理」に従って、このような展示を行っていると考えているようです。

「パブリックフォーラムの法理」とは聞き慣れない言葉です。

「パブリックフォーラムの法理」とは、アメリカ合衆国でみられる考え方で、「言論の自由」「表現の自由」で多くの人に伝えるためには、多くの人が行き交う場所で発表することが重要であるから、公園、公道などの公共の場所では、やむにやまれぬ理由以外では言論の主体を排除することはできない、というものです。

一方、民主的な政府では、政府自身が発言すべき、とも考えられていて、「一般には言論に対する見解中立性(viewpoint neutrality)を厳格に要求される政府が、自ら言論行為に従事する場合には、見解差別(viewpoint discrimination)を行うことが許される、とする法理」のことを、「政府の言論の法理」というようです。

あいちトリエンナーレは、愛知県と名古屋市の共催事業です。文化庁も補助金を出すことになっています。

あいちトリエンナーレで、何を展示するかの現場での選択は津田大介芸術監督などに委ねられていますが、あくまでも主体は愛知県と名古屋市であり、「政府の言論」を担わせるための展示に準じるはずです。国の立場と極端に対立する展示が排除されるのは仕方がないのではないかと思います。

公的機関が行う催し物で、内容については公的機関の方針と異なる展示であっても、主催者が関与できないのであれば、誤ったメッセージを発信してしまう可能性があります。

(この記事では、「「政府の言論の法理」と「パブリック・フォーラムの法理」との関係についての覚書」を参考にさせていただきました。)

 

 

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コメント

  • 内容とは関係ないですが、本文のコピペを禁止するスクリプトをやめてほしいです。
    このスクリプトは、記事の拡散を妨げます。
    禁止したいと思ってることと思われる、著作権違反の行為については、やろうと思えば簡単に出来ますから、デメリットしかないと思います。

    by aa €2019年9月5日 12:31 AM

    • わかりました、とりあえず解除いたしました。
      うちの記事をまるまる転載しているブログがあったので導入していました。右クリック禁止で、「転載しないでね」というメッセージは伝わると思いましたので。
      しぱらく解除して様子を見ます。

      by ikaryakuchan €2019年9月5日 1:06 AM

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