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毎日新聞『特集ワイド:10・21 安倍首相、秋葉原演説会ルポ』はフェイクニュース

time 2017/10/25

毎日新聞『特集ワイド:10・21 安倍首相、秋葉原演説会ルポ』はフェイクニュース

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安倍首相の著書「新しい国へ」(2013年)の実際の文章と比較してみました

10月24日付の毎日新聞の秋葉原演説の記事は偏向しまくり

今回は、毎日新聞の吉井理記、小林祥晃記者が書いた、特集ワイド:10・21 安倍首相、秋葉原演説会ルポ 政策より「敵たたき」に喝采 – 「日の丸林立、わき上がる「ガンバロー」コール……「反安倍」派と罵声の応酬」という記事についてです。

衆院選で自民党が負けなかったので、悔し紛れに毎日新聞が書いたと思われる、21日の秋葉原での安倍首相の応援演説風景を「ナチス」と重ね合わせようとする偏向記事です。

さすがに「ナチス」のレッテルは食傷気味だろう、と思いきや反安倍の人たちには溜飲の下がる記事のようで需要はあるようです(毎日記事本文「食傷気味」への皮肉)。

 

違和感のある安倍首相の著書「新しい国へ」の引用部分

皮肉はさておき、この毎日新聞記事の「ナチス」の部分とは別に、記事内でとても違和感を感じた文章があります。それはこの部分です。

 首相が旧民主党政権や、同党の元所属議員らで作った新党を批判するたび、声をそろえて「そうだ!」と合いの手が入り、日の丸の小旗が波打つ。少子高齢化対策は聞き流す感じ。合いの手も少ない。政策を聞きたいのではなく、「敵」と位置づけた人とその失敗を、安倍首相がたたく痛快さを味わいたいかのようだ。

 思わずカバンに忍ばせていた安倍首相の著書「新しい国へ」(2013年)の一節を思い出した。「一度の失敗を固定化せず、何度でも再チャレンジできる社会を目指す」と記していたのだが、「敵」や「こんな人たち」は例外、ということか。

(特集ワイド:10・21 安倍首相、秋葉原演説会ルポ 政策より「敵たたき」に喝采 – 「日の丸林立、わき上がる「ガンバロー」コール……「反安倍」派と罵声の応酬」毎日新聞 2017.10.24)

毎日新聞の記事では、

  1. 安倍首相は旧民主党政権や新党を批判した。
  2. 聴衆は「敵」と位置づけた人とその失敗を安倍首相がたたく痛快さ味わいたいだけだ。
  3. 安倍首相が書いていた「再チャレンジできる社会」に「敵」や「こんな人たち」は例外か。

と書いています。

1の主語は安倍首相、2の主語は聴衆となっていて、3の主語が安倍首相なのか聴衆なのかがよくわからない文章になっています。わかりにくいですね。わざとでしょうか?

この毎日新聞の記事の文章をさらに整理してみます。

  1. 安倍首相が批判したのは「民主党」と「新党」
  2. 「そうだ」と…「敵」と位置づけた人とその失敗を痛快だとしているのは、安倍首相ではなくて、観衆。
  3. 安倍首相の著書「新しい国へ」(2013年)では、「一度の失敗を固定化せず、何度でも再チャレンジできる社会を目指す」と記していたが、「敵」や「こんな人たち」は例外、ということか。

と毎日新聞は書いています。

重要なことは、安倍首相は、7月の都議選で批判した演説妨害をする集団「こんな人たち」を、今回は批判していない、という点です。毎日新聞も、前半では安倍首相が演説妨害をする集団「こんな人たち」を批判したとは書いていません。

しかし、なぜか、後半では「こんな人たちは例外」という文章になっています。

毎日新聞の記事は、安倍批判が目的ですので、多くの読者は、「安倍首相が政権運営に失敗した民主党や、名前を変えただけの新党を批判した。安倍首相が著書で書いていた「再チャレンジできる社会」とは矛盾する(安倍は嘘つきだ)」と受け取ると思います。

繰り返しますが、安倍首相は演説妨害をする集団「こんな人たち」を批判はしていません。

毎日新聞の記事は、なんか変なのです。

 

読者を騙している毎日新聞のトリックについて

以下略ちゃんの個人的な感想ですが、毎日新聞のこの記事は読者を騙していると思います。

それでは、毎日新聞の記者が、どのように読者を騙しているのか、安倍首相の著書「新しい国へ」(2013年)の実際の文章と比較してそのトリックを分析してみましょう。

安倍首相の著書「新しい国へ」完全版(2013年)では、第7章「教育の再生」の中で次のように書いています。

  再チャレンジの可能な社会へ  
わたしたちが進めている改革は、頑張った人、汗を流した人、一生懸命知恵を出した人が報われる社会をつくることである。そのためには公平公正、フェアな競争がおこなわれるように担保しなければならない。競争の結果、ときには勝つこともあれば負けることも あるが、それを負け組、勝ち組として固定化、あるいは階級化してはならない。誰もが意欲さえあれば、何度でもチャレンジできる社会である。
そういう「再チャレンジ可能な社会」には、人生の各段階で多様な選択肢が用意されていなければならない。再チャレンジを可能にする柔軟で多様な社会の仕組みを構築する必要がある。
たとえば、十八歳のとき受験に失敗した人が、二十七歳のとき、もう一度勉強して人生を変えたいと思い立てば、働きながら大学や大学院で、社会で役に立つ実践的な講座を受講することができる。そしてそれは社会から評価され、キャリアアップにもつながる、そういう社会をつくっていくのである。
一回の失敗で人生の決まる単線的社会から、働き方、学び方、暮らし方が複線化された 社会に変えていきたいと思う。

わたしたちの国日本は、美しい自然に恵まれた、長い歴史と独自の文化をもつ国だ。そして、まだまだ大いなる可能性を秘めている。この可能性を引きだすことができるのは、 わたしたちの勇気と英知と努力だと思う。日本人であることを卑下するより、誇りに思い、 未来を切り拓くために汗を流すべきではないだろうか。
日本の欠点を語ることに生きがいを求めるのではなく、日本の明日のために何をなすべきかを語り合おうではないか。

(p.229からp.230)

まず、この記述は、「教育の再生」について書かれたものだということが前提にあります。

「教育の再生」というテーマで、安倍首相が著書「新しい国へ」で書いている改革とは、まとめると次の2点です。

  1. 頑張った人が報われるように公平公正、フェアな競争が担保される社会づくり。
  2. 競争の結果、負け組の人でも、再教育を受講してチャレンジできるような、人生の各段階で多様な選択肢が用意されているような社会づくり。

 

どちらも対象は「人」であり、運用に失敗した「政党」が名前だけを変えて再チャレンジできるような社会をつくるとは、ひと言も書かれていないのです。

「政党」の運用に失敗した「民主党の人」は再教育を受講して、新しい別な職業で再チャレンジすればいいのです。そういういろいろな人生の選択肢があるような社会をつくる、と「新しい国へ」では書いています。

ですから安倍首相が対立する「政党」を批判しても、失敗した「民主党の人」が別の職業で頑張ることを否定していることにはなりません。失敗した「民主党の人」は、議員という職業から多様な選択肢を選択すればいいのです。

つまり毎日新聞が「安倍首相が著書で書いていること」と「秋葉原の応援演説風景」が矛盾しているかのように書いているこの記事、これは明らかに読者を騙していると思います。

安倍首相の著書「新しい国へ」の該当の文章は「政党の再チャレンジ」について書かれているとは読み取れません。「人生の再チャレンジ」について書かれているのです。

この記事も毎日新聞のフェイクニュースといえるでしょう。

 

毎日新聞の記者さんには「新しい国へ」の別な文章がふさわしい

選挙戦の演説で対立する政党の問題点を指摘、批判するのはおかしなことではありません。

他の野党も、「安倍政権を倒せ」としか言っていません。選挙戦でそんな野党を批判してどこに問題があるのでしょうか?

それを安倍首相の著書「新しい国へ」の内容を曲解して「安倍は嘘つき」のように揚げ足を取るのは、やはり悪意を感じてしまいます。

 

毎日新聞の吉井理記、小林祥晃記者は、もう一度、カバンに忍ばせていた安倍首相の著書「新しい国へ」のこの言葉こそ、噛み締めてみたらどうでしょうか。

日本の欠点を語ることに生きがいを求めるのではなく、日本の明日のために何をなすべきかを語り合おうではないか。

わざわざカバンに忍ばせるほどの愛読書を取り上げるのであれば、へんてこな解釈はやめて、正確な内容を読者に伝えてくださいね。

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