2018/04/05

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望月衣塑子記者VS菅官房長官 12月20日午後
2017年12月20日(水)午後の菅官房長官記者会見での東京新聞 望月衣塑子記者の質問全文です。
目次(項目リンクからお好きな部分にジャンプ可)
米軍ヘリの窓枠落下でふたたび航空特例法の見直しを求める
今の関連で、あの、昨日、長官がですね米軍ヘリの窓枠落下、すいません東京望月です。
に関しまして、いちおう小学校がカメラを設置して、来た場合に逃げるという対策をとりましたというお話ですけれども。
ま、そもそもですね、本来やはり米軍の低空飛行含めまして、やはり国民の安全安心に資するということも含めて、これは合意して認められて訓練が行われていると思うんですが、本来ですね、やはり学校の子どもたちが児童が、あの、自由にですね、運動して活動するというのが、やはり政府としてきっちり保証しなければいけない権利だと思うんですね。
この点を踏まえまして、えー、米軍にですねやはり、そもそも小学校の上を飛ばないということを最大限ではなく、徹底してほしいということを踏まえまして、要求していただくこと。それからこういうことがまかり通らないようにですね、
(事務方「簡潔にお願いします。」)
はい。航空特例法のやはり見直しを求めていただくということがやはり何より重要かと思うんですが、もう一度その点、昨日、お話していたので…
ですから22年前に当時の県知事の要請を受けて地元の市長と県知事が同意をして、閣議決定をして辺野古移設を決断しました。安倍政権になって一日も早い危険除去、それを取り除くために中山知事から埋め立ての承認をいただいて、いま工事を進めている所であります。
ですから、まずこの22年前の沖縄県との合意、そうしたことを実現できるように全力で取り組んでいきたいというふうに思います。
そして、いま話がありましたけども、そうしたこのあいだのような事故はあってはならないことだというふうに思ってます。ですから政府として、米側に強く申し入れをし、小学校等の上空は飛行しないように、そして、現実に飛行した場合は、そうしたカメラを付けてすぐ抗議をする、できるように対応しているということであります。
望月衣塑子記者の書いた東京新聞朝刊記事について説明を求める
えーと今日、東京新聞朝刊、一面社会面えーと中面でですね、しょうこう(?)させていただきました、国会でも問題として一部、音声データが出たんですが、著述家の菅野完さんから入手しました音声データを公開しております。
ここではですね、国会でも一部やり取りでましたけれども、それ以上の話を出しておりまして、ゴミに関して3メートル以下にそれほど出てないと、断定できないと業者が言っているにも関わらず、9メートル以下で混在ということでどうかということをあわせまして、要は下にゴミがあるんだというようなストーリーをですね、やはり作ろうとしているような様子が詳細にこれ音声に残っておりました。
で、まあ、国会でも問題として問題視されておりまして、その後の世論調査でも70%から80%が政府が説明責任を果たしてないというご回答出ておりますが、
(事務方「質問に移ってください。」)
すいません。ここでやはり一番問題なのは、なぜですね、本来厳しく、きっちり審査をするですね近畿財務局の方がこのようにアバウトな情報や適当なやり取りに基いて、この8億円超の見積もりを出してしまったのか、値引きですね、ということがやはり問われるんだと思うんです。
ここは会計検査院も、
(事務方「簡潔にお願いします。」)
なぜ彼らが値引きをしたのかのその指示系統含めた、どういう指示があって、どういう経路でその判断をしたのかは一切、これ政府としても国会でも説明責任を果たしておりません。
この点を踏まえまして、もう一度今日の記事も踏まえまして政府としてなぜこの値引きを行ったかについて、もう一度ご説明していただけないでしょうか?
で年表を掲載しておりますが、このやり取りのある前に国有管理室財産室長の財務省のキャリアの方と、籠池理事長やり取り、その前には、えー昭恵夫人のですね、指示によって谷さえこ秘書官の方がこの土地に関する売却についての問い合わせもしております。
ま、こういうことを踏まえまして、なぜ判断があったのかの説明がですね、やはり財務省、国交省からはきちっとしたものが出ていない、
(事務方「質問に移ってください。」)
と(笑う)いうことがありましてですね、やはり官邸が主導となって、きっちりですね、この何をどういう指示系統に基いて彼らがこういう見積もりを出したのかというのは、やはりもう一度、きっちり説明していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか?
感想
米軍ヘリの窓枠落下でふたたび航空特例法の見直しを求める
望月衣塑子記者は、質問だけをしっ放しで、菅官房長官の回答はきちんと聞いていないようですね。
前日19日午前に望月衣塑子記者が同じ質問をした時に長官が答えたのは、
「防衛省が、普天間第二小学校にカメラを設置して、米側が同校の上空を飛行した場合は直ちに米側に申し入れる措置を講じる」でした。
長官は、「カメラで監視して、小学校の上空を飛行したらすぐに抗議する」といっているのに、なぜか本日20日の質問では、望月衣塑子記者は「(小学生が)逃げるという対策」などとトンチンカンな質問をしています。
長官はやさしく、今日もカメラ設置について同じ内容を繰り返して答えているのですが、望月衣塑子記者に伝わったでしょうか?
そして、安全対策はやはり辺野古移設が一番なことは言うまでもないと思います。
望月衣塑子記者の書いた東京新聞朝刊記事について説明を求める
この質問ははっきり言って質問ではありません。
望月衣塑子記者の主観的な主張です。野党の国会議員にでもなったつもりでしょうか?
官房長官記者会見で答えられるような内容だと思っているのでしょうか?
このような財務省なりの担当の官僚でなければ答弁ができないようなことを、自分の主張だけ延々と述べて官房長官記者会見で聞くのは、あたかも安倍総理、昭恵夫人が関与しているかのように何も知らない人たちに錯覚させることが目的のスタンドプレーだと思います。