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フランスかぶれの朝日新聞「国民を代表しているというなら」

time 2019/03/19

フランスかぶれの朝日新聞「国民を代表しているというなら」
この記事の所要時間: 541

(写真は、ソフトクリームちゃんです)

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フランスの専門家が書いたちょっと的外れな記事

朝日新聞の編集委員・大野博人さんはフランスに7年滞在した、フランス文学にも造詣が深いフランスの専門家です。何やら、フランスの勲章ももらっています。

フランスに詳しい大野博人さんが、ナポレオン3世の言葉を持ち出して、話をおかしな方向に誘導しようとしている記事を書いています。

3月17日の朝日新聞「日曜に想う 国民を代表しているというなら」という記事です。

有料記事なので、きちんと全文を読んでいない人も多いでしょうね。この記事の概略は次のようなものです。

  • 「国民の代表」とは選挙で選ばれた国会議員だ、官邸側がそんな見解を示した。記者は民間企業の人事の結果で国民の代表たり得ないという主張のようだ。
  • よく似た考え方の持ち主が、クーデターで皇帝になった19世紀のフランスのナポレオン3世だ。
  • ナポレオン3世の理屈が今の民主主義をむしばんでいると、フランスの歴史家、ピエール・ロザンヴァロン氏が言う。新聞を締め付けるトルコのエルドリアン大統領やロシアのプーチン大統領を例にあげ、氏はカウンターデモクラシーという考え方を提唱している。
  • 2月に山陰の町で、大山礼子 駒沢大学教授が若者のグループに、地元の議会に誰かを出さないのかと聞いたら、考えてもいないという返事だった。おじいちゃんばかりの地方議会。女性議員が1割である衆議院が国民を代表しているといえるだろうか。世襲議員が次の政権の担い手を争っている舞台が、今の日本の社会を反映した場所だとも思えない。
  • ロザンヴァロン氏らは、「代表制」の機能不全が原因と考える。人々は自分たちが選んだ議会が自分たちを代表していると考えられない。
  • 自分は本当に国民を代表しているか。官邸の反応には、その苦悩がまったくみえない。



「国民の代表」の根拠

衆議院のHPに「国会議員の地位」について書かれています。

国会議員は、主権者である国民の信託を受け、全国民を代表して国政の審議に当たる重要な職責を担っています。この職責を果たすため、国会議員の地位には、一定の身分保障が与えられており、法律の定める場合を除いては、国会の会期中は逮捕されず、また、議院で行った演説、討論または表決について、院外で責任を問われません。(衆議院ホームページ)

日本国憲法に「全国民を代表する選挙された議員」と書かれていて、これを根拠にしているものです。

日本国憲法 第四十三条

両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。

この「全国民の代表」の意味については、一般的に政治的代表だと考えられています。

記者が国民の代表?

朝日新聞の丸山記者が2月20日に次のような質問をしています。

東京新聞が「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」と主張したので、官邸が憲法43条を根拠に「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員、記者が国民の代表だという根拠を示せ」と逆に、東京新聞側に「記者が国民の代表」だとする法的根拠を求めたものです。

ここで重要なことは、菅官房長官は「自分が国民の代表」だと言っているのではなく、「野党も含めたすべての国会議員が国民の代表」だという意味で言っている点です。

 

おそらく官僚が考えた文章なのでしょう。

「(望月衣塑子)記者が国民の代表」だと東京新聞が主張するので、「憲法に『国民の代表は国会議員』と書いてあります。『記者が国民の代表』とする法的根拠はなんですか?」と問いかけたやり取りの中で、「『国民の代表』とは選挙で選ばれた国会議員だ」という言葉が出てきたわけです。



朝日新聞のストローマン記事

これに噛み付いたのがフランス通の大野博人さんで、フランスの歴史家、ピエール・ロザンヴァロン氏を持ち出した記事を書いたというわけです。

「私は選挙で選ばれた。だが、記者たちは選ばれたわけではない。報道を制限するのは、民間企業が権力を持つのを防ぐためだ。代表として選ばれた者たちによって表明される人民の声だけで政治をするためだ」 (選挙に通れば「国民の代表」か 政治家が自任するなら 朝日新聞2019年3月17日)

ナポレオン3世がそのように言い放ったのだそうです。

「報道を制限するのは…」などという、菅長官の言葉にはないものをくっつけて、大野博人さんの記事では、その後の批判を展開します。

ストローマン論法です。

「自分は本当に国民を代表しているか。官邸の反応には、その苦悩がまったくみえない。」などと大野さんは結論で書いていますが、官邸記者会見で、どうやったらそのような反応を表現できるのでしょうか?  意味不明です。

野党議員の国会発言でも、そんな苦悩は感じられません。

そもそも、東京新聞が、記者は「国民の代表」などと言い出すから、そのやり取りの中で菅長官が「国民の代表」は選挙で選ばれた方だ、と返しただけなのに、言葉を切り取り、大事(おおごと)にしようとしているフランスの専門家が書いた、ちょっと的外れな記事だと思いました。

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コメント

  • おじいちゃんばかりの地方議会。女性が1割である衆議院。これが国民を代表しているのだろうか。

    国民を思いっきり馬鹿にしている。おじいちゃんばかりだろうが、女性が少なかろうが、国民が正当な選挙で選んだ代表者。まさに、新聞記者が国民を見下している証拠

    by 名無し €2019年3月19日 8:46 PM

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