共同通信ほかが高橋洋一さんの「屁みたいなもの」を切り取り報道 日本語が理解できないヤバい新聞記者

5月22日、共同通信が、嘉悦大学教授の高橋洋一さんのツイートを切り取り、『緊急事態宣言「屁みたい」高橋内閣官房参与が投稿』と、批判を煽るような報道をしました。

毎日新聞などが、これに続いています。

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高橋洋一さんの元スレッド全文は

共同通信に『緊急事態宣言「屁みたい」』と切り取られた高橋洋一さんのスレッドツイートは次のものです。

  • ロイタースポーツが「東京五輪、緊急事態宣言下でも開催とIOCのコーツ氏」とツイート。
  • ロイタースポーツのツイートを高橋洋一さんが引用して「主催者はやるとのこと。選手などだけ来日で一般国民とは非接触なので感染拡大要因にならないのに、誰が反対するのだろうか」とツイート。
  • スレッドで高橋洋一さんが「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく「屁みたいな」ものでないのかな。「屁みたいな」とは日本の行動制限の弱さとの意味。下図参照」とツイート。

スレッドとは、ひとつのテーマについて複数のツイートで表現されている形式です。

高橋洋一さんの一連のスレッドツイートは、

「東京五輪、緊急事態宣言下でも開催とIOCのコーツ氏」「主催者はやるとのこと。選手などだけ来日で一般国民とは非接触なので感染拡大要因にならないのに、誰が反対するのだろうか 日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく「屁みたいな」ものでないのかな。「屁みたいな」とは日本の行動制限の弱さとの意味。下図参照」

です。

高橋洋一さんは、

IOCのコーツ氏が緊急事態宣言でも東京オリンピックはやると発言したことを受けて、選手などだけ来日で感染拡大にならないのに誰が反対するのかな。緊急事態宣言といっても、日本の行動制限の弱さは欧米から見れば戒厳令ではなく「屁みたいな」ものでないのかな

とツイートされています。

つまり、オリンピック開催についてのご意見です。

共同通信 緊急事態宣言「屁みたい」

この長い高橋洋一さんのスレッドを切り取って、共同通信は次のような記事にしています。

内閣官房参与の高橋洋一嘉悦大教授が新型コロナウイルス緊急事態宣言について「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば『屁みたいな』ものではないのかな」と自身のツイッターに投稿したことが22日分かった。高橋氏は9日にも、国内のコロナ感染状況を「この程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイートして批判を浴び、菅義偉首相が「非常に残念だ」と述べた経緯がある。

投稿は21日付。菅首相はこの日に、新型コロナ感染症対策本部会合を官邸で開き、感染拡大が続いている沖縄県を改正特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象に追加すると表明した。

(出典:共同通信)

高橋洋一さんのスレッドツイートのポイントは、①「IOCコーツ氏の発言」、②「非常事態宣言でも東京オリンピックはやる」、③「日本の行動制限の弱さは欧米から見れば戒厳令ではなく「屁みたいな」もの」の3つです。

ところが、共同通信の記事では、①と②の東京オリンピック開催の話がなくなっていて、さらに高橋洋一さんは「日本の行動制限の弱さ」を欧米と比較して「屁みたいな」ものと形容されているのに、緊急事態宣言が「屁みたい」と、またもや患者さんをバカにした発言であるかのように読者が誤解するように切り取っています。

共同通信の記事はマスコミ各社に配信され、それをもとに各マスコミが記事にしますので、毎日新聞など多くのマスコミが同様の記事を書いています。

そもそもネットのコタツ記事で、どうしてツイートを切り取ってリライトする必要があるのでしょう。

高橋洋一さんのツイートを全部、このブログ記事のようにそのまま埋め込んで使えばいいではありませんか。

意味不明です。

「多数の人が死んだ事実」と結びつけるストローマン

さっそく、東京新聞労組さんが「多数の人が死んだ事実」と、言ってもいないことと結びつけて、批判されています。

みごとな、ストローマン論法ですね。

ストローマンとは、相手の発言を言ってもいないことに歪めて、それを批判することです。

屁みたいなものとは? …日本語が理解できない記者

日本語には、「AなんてBに比べたら屁みたいなもの」という表現があります。

これは、AはBに比べたらたいしたことはないという意味です。

「屁」は「くだらないこと、たわいないこと、つまらないこと、ささいなこと」の意味を持っています。

「屁のような(=たわいない)話」「屁とも思わぬ」などと使われます。

この場合、「おなら」の意味ではありません。

高橋洋一さんのスレッドツイートからは、日本の緊急事態宣言の行動制限は海外のロックダウンなどに比べて、とるに足らないものだから、東京オリンピックは開催できるはず、というニュアンスが読み取れます。

共同通信の記者さんは、「屁みたいな」ものに反応されたようですが、きちんと日本語が理解できているのでしょうか?

日本語が正しく理解できていれば、何の問題もないことです。

きちんと言葉と文脈を理解して読者に伝えることができない新聞って、ヤバくないですか?



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