「KuToo発信 石川優実氏が中傷に法的措置を検討」というダブスタ

日刊スポーツが1月17日に「#KuToo 発信 石川優実氏が中傷に法的措置を検討」という記事を投稿しています。この記事はYahooニュースにもなっています。

個人的には、支離滅裂でダブスタな記事という感想です。

広告

クソリプ本の改変疑惑

石川優実さんのいわゆるクソリプ本に、第三者のツイートが無許可でクソリプとして転載されていますが、そのツイートの中に元のオリジナルの形状のまま使用されていないものが複数確認されています。

おかしな切り取り方で本来の主旨が変えられてしまっているツイート掲載、存在しないスレッドラインを書き加えられて他ユーザーとのツイートのやり取りの位置関係を変造されてしまっているツイート掲載などが、引用の条件を満たしていないのではないかと問題視されています。

勝手に切り取られて本来の意味を変えられていたり、リプライでもない自分のタイムラインでフォロワーに向けただけのつぶやきをスレッド変造しクソリプ扱いされて本に掲載されているのですから、被害者の方のストレスは大きいはずです。

正しい引用方法でツイートが掲載されているのなら、これほど被害者の方が抗議の声をあげることはないのです。

 

日刊スポーツの記事では、こうしたツイート改変疑惑について、

「ツイートを無断で改変した」との批判、およびその批判に対して同社が説明をしなかったとの指摘については、「本書には『ツイートを無断で改変した』事実が存在しない。したがって、このような根拠なき主張に対していちいち格別の説明をする必要がないことは明らかであったから無視したに過ぎない」と主張。(#KuToo 発信 石川優実氏が中傷に法的措置を検討)

と書かれています。

ツイートを転載された被害者が直接声をあげているという異常な状態なのですから、出版社側に説明責任はあると思うのですが、「説明する必要がない」というのは無責任な対応のように思えます。

 

石川優実さんが中傷だと指摘されているものの中には、こうした被害者の方が変造されクソリプ本に掲載された自分のツイートについて、事実と異なる内容であるということを説明しているに過ぎないものも含まれています。



被害者側も法的措置を検討中である

記事では、

私を訴えると言っていた人達はいまだに私を訴えていません。問題があると思うのならば早く訴えれば良いだけの話です。それをせずにネット上で一方的に根拠ない書き込みを続けることは営業妨害でしかありません。(#KuToo 発信 石川優実氏が中傷に法的措置を検討)

とも発言されています。

当ブログで取材をしたところ、ツイートを無断転載された被害者の方は、実際に昨年末に弁護士さんに相談料を支払って相談されていて、現在訴訟準備中であることは確かなようです。

東京で裁判をするのか、被害者の方の地元でするのかで迷っておられること(Twitterの著作権はむずかしい。東京のほうが著作権問題に詳しいが旅費日当など費用がかさむ)と、最高裁まで争うとして費用が百から2百万円かかるにもかかわらず、損害賠償金がそれだけの金額が見込めず赤字になってしまう可能性が高いことなどで、まだ実行されていないだけです。

 

日刊スポーツは、「石川優実さんが法的措置を検討」というだけで記事にしていますが、「検討」だけで記事にするのであれば、「被害者の方も同じように法的措置を検討」されているのですから、被害者側の声も取材して記事にすれば良いと思います。



「早く訴えれば良いだけの話」というダブスタ

日刊スポーツの記事でおかしなことの極めつけは、やはり次の文章です。

「私を訴えると言っていた人達はいまだに私を訴えていません。問題があると思うのならば早く訴えれば良いだけの話です。それをせずにネット上で一方的に根拠ない書き込みを続けることは営業妨害でしかありません。ここから先、私もこれまでの誹謗中傷を消さない、今後も続けるならば法的な措置を検討しています」(#KuToo 発信 石川優実氏が中傷に法的措置を検討)

などと書かれていますが、書いていて違和感を感じなかったのでしょうか。支離滅裂もいいとこです。

 

どうして「法的措置を検討」などという記事を出しているのでしょうか。

被害者は「早く訴えれば良いだけの話」と切り捨て、自分は「法的措置を検討」という記事ですか?

 

石川優実さんこそ、問題があると思うのならば早く訴えれば良いだけの話です。

 

これほどダブルスタンダードな記事も珍しいのではないでしょうか。

 

世界で200万部の大ベストセラー!

広告