共同通信の「大村知事、天皇の映像出品知らず」という記事が3時間後、別記事に差し替えられる

9月20付の共同通信の記事で、同じURLなのに、記事の内容がまるごと差し替えられるという珍しい出来事が起きてネットで話題になっています。

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大村知事、天皇の映像出品知らず - 表現の不自由展、「極めて遺憾」⇨河村氏「少女像、芸術性説明を」県知事に質問状、謝罪要求」

問題の記事は、共同通信公式アカウントが9月20日にツイートしているこの記事です。

記事のリンクをクリックすると、「大村知事、天皇の映像出品知らず - 表現の不自由展、「極めて遺憾」」という記事ではなく、「河村氏「少女像、芸術性説明を」県知事に質問状、謝罪要求」という別の記事に飛ばされます。

この共同通信の記事を元にしたヤフーニュース、47ニュースなども自動的に差し替わっているようです。



ネット上に複数のデジタルアーカイブ

インターネット上のWorld Wide Webやその他情報を扱うデジタルアーカイブWayback Machineで調べると、この記事には5つのスナップショットが残っています。

2019年9月20日の一番古い記録では、

https://web.archive.org/web/20190920102513/http://this.kiji.is/547703099798094945

大村知事、天皇の映像出品知らず 表現の不自由展、「極めて遺憾」 2019/9/20 17:56 (JST)

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、トリエンナーレ実行委員会会長の大村秀章知事は20日、昭和天皇を巡る映像の出品が事前に知らされなかったとして「極めて遺憾。勝手に持ち込まれた」と不快感を示した。

 昭和天皇の肖像が燃えるシーンを含む約20分の映像で、電話やファクスなどで抗議を受けた作品の一つ。大浦信行さんが出品した。

 大村知事は20日、県議会で経緯を説明した。大浦さんは映像がコンセプトに合わないと伝えられ、いったん辞退。その後トリエンナーレ芸術監督の津田大介さんが出品に合意した。

 

これが、101分後のスナップショットでは、次の内容に変わっています。

https://web.archive.org/web/20190920125751/https://this.kiji.is/547703099798094945

河村氏「少女像、芸術性説明を」 県知事に質問状、謝罪要求 2019/9/20 21:16 (JST)

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、トリエンナーレ実行委員会会長代行を務める河村たかし名古屋市長は20日、元慰安婦を象徴した「平和の少女像」の芸術性などを説明するよう求めた公開質問状を実行委会長の大村秀章愛知県知事に提出したと明らかにした。

 大村知事が17日の記者会見で不自由展を巡り「誰もが認めるものじゃないとやっちゃいけないというのはナチスそのものだ」と述べたことに関し、河村市長は記者団に「ナチス呼ばわりされた」と訴え「国民、市民に向かって正式に謝罪してもらわないといけない」と求めた。

これ以後の3つのスナップショットは、これと同じ内容でした。

 

「なぜ記事内容がこっそり差し替えられたのか」について、共同通信からの説明はありません。

このようなネット記事の差し替えが、共同通信では日常的に行われているのかどうかについては、不明です。

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