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「小学校四年生の子供」による「絵」を使用した装丁に問題あり
立憲民主党の有田芳生参院議員がツイートしている記事。
百田尚樹氏『日本国紀』の「朝鮮人虐殺」記述の過ち(加藤直樹)(アジアプレス・ネットワーク) – Yahoo!ニュース https://t.co/ikNkak8LmE @YahooNewsTopics
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2019年4月10日
この記事に関する意見は次のとおりです。
こういう日本人の悪行を証明しようとする目的の記事って、当時の世界状況を全く無視して、いまの平和な日本に住む人たちをミスリードしようとしているよね。民族対立を煽るだけの正義感
百田尚樹氏『日本国紀』の「朝鮮人虐殺」記述の過ち(加藤直樹) https://t.co/wx1d1g4sES
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2019年4月10日
96年前の真実なんて、いくら文献を漁ったって、証明できないですよ。
書き手の目的と思想に影響されるだけ。
今だって、ともすればフェイクに騙されがちなのに、当時だって同じ。
くだらない。
何が目的なのか、勘ぐっちゃいますよね。
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2019年4月10日
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この著者の本に付いたベストレビューに共感しましたので、引用しておきます。
「関東大震災朝鮮人虐殺事件」というものに真摯に取材・考察して書かれた最新の本ということだったので、書店で内容確認をして買ってみました。
関東大震災直後についての本は今までにもかなり出版されていて、様々なものがありますが、私は学校の社会科の教科書でその凄惨さを知り、ずっと関心を持ってきました。いきなり結論から言いますと、本書の記述内容も“私が”納得できるようなものではありませんでした(大変残念です)。震災直後のことについては、まともな資料は残っていません。
それは「間違いないと思います」・・・ではなく、「間違いない」です。著者は最近のヘイトスピーチなどからも触発されて、本書を執筆したようですが、それでも「新資料」が出てきていたりするわけではありません。
まず、著者の「個人的な感情」と、「誘導的な結論」がしっかりあった上で、本書が書かれていたのは、本当に残念です。
そういう意味でも私はこれまで出てきた本と比較しても(工藤美代子さんの著作と比較しても)、どうしても高い評価をすることが出来ないです。私が中学生の時に関東大震災を経験された方から直接聞いた話では、朝鮮人の集団が暴力を振るっていたので必死で逃げたということを詳しく聞いた経験があります。あの時代に関東での大震災ですから、それはそれは修羅のごとき非人間的行為は、人種に関係なくあったのかもしれません。
しかし如何せん、当時の経験者による証言以外のまともな資料は、本当にほとんど無いです。ですから、本書においても「真相」は「おあずけ」だ、というのが事実だと思います。【追記】
本書の表紙絵に、震災直後に実際に見た光景として、「小学校四年生の子供」による「絵」が使用されています。
しかし、苦言を呈すならば、こうしたことを出版社も著者も、絶対にやってはいけません。
そんな子供に当時の光景の詳細はわかりません。
倫理的観点からも、こうした装丁行為は許されるものではありません。
著者の「強烈な作為」と、「無分別さ」を痛感したことを、どうしても看過できないことでしたので、思いきって「追記」として書かせていただくことにします。